横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

プレプレのプレ

2015-10-19 16:41:48 | 発達や学習が心配
先週の土曜日雨で昨日運動会があり、

今日は代休の学校もあるようです。

今年度年長さんで来年入学予定の学校に

運動会を見にいかれた方もあるのでは。

来年度入学予定の子ども達向けの「演目」もある

運動会も多いです。

がんばったプレゼントに昔は「折り紙」などでしたが

今は1年生の手作りのメッセージカードや上級生が

作った「メダル」などが多くなってきているようです。

この「手作り品」がとてもうれしくて大事にとっておき、

入学してから見せてくれた子どももいました。

「世界に一つ」の「オリジナル」ですからね~。



前置きが長くなってしまいました。スミマセン。

今日のお題は「プレプレのプレ」。

英語が必修化されることの是非が話題になっていますが、

言語能力も「個人差」が大きいと思います。

特に今日は「手先」のこと。

「ひらがな」を覚えるのに時間がかかる子どもがいます。

「読み」だけでなく、「書く」ことも。

他の子と比べて「ちょっと心配」があり、「早め」に

読み書きの練習を始めたとして・・・・。

実際子ども自身に「必要感」や「楽しさ」がなく、また

「手先の神経」がまだまだ書くことに対して「育って」

いなかったら・・・

子どもはなぜ「ひらがな」の練習をしなければならないのか、

ぴんと来ず、「入学前にできないと」というプレッシャーで

「入学」が楽しみでなくなってしまったりして・・。

ここで「大人」も「0か100か」でなく、せめて「10ずつ」の

細切れ作戦」で考えてみるのはどうでしょう。

茶碗を「ちゃわんと(おっと)ちゃんと」もつ

ことから始める。

太いクレパスでぐるぐると紙にかく。

太いクレパスで点を描く。

ある程度の面積を塗りつぶす。

毎日5分だけ。できてもできなくても

その時間。本人が「もっと!」と言ったらしめたものです。

急にレベルを上げると「プチ抵抗」があるかもしれません。

階段に例えるなら「2段ぬかし」はなしで

ときには同じ段で足踏みも

機嫌が悪いときはやりません。大好きなテレビ番組がある時間も

おうちの方が忙しい時間も避けて。

手先の神経や器用さが育つのにはけっこう時間が

かかります。

入学前にちょっとやっておくとよいのは、

「水もの」が入っている入れ物をお盆にのせて

少し遠くからこぼさずに運ぶこと。


「水ばかり」見ていると壁やテーブルなどに

ぶつかります。

これは実は給食当番の練習です。

周りに気を配りながら「運ぶ」「移動する」。

休み時間の「事故」も減ります!!

あとは、「自分の顔を描く」。

1年生は名刺がわりに「自画像」を描く機会が

たくさんあります。上手でなくてもよいので

「描く」抵抗を少なくしておくとよいです。


(にもつをチェックするカードを作ってみました。百均で売っているケースを使用)

ちょっとだけ「がんばれば」届く「目標」が

子どもの「やる気」を起こさせると思います。


個別学習塾びすぽうくのホームページへ(色のついている部分をクリックしてください)

新1年生準備、少しずつはじめませんか?


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする