横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

テスト直し

2018-05-24 15:52:56 | 発達や学習が心配
今日は、暑いですね・・・。

先週は、気温の変化が激しく、

少し体がついていかない、という方も

いらっしゃるのでは。

子どもたちは、そろそろ落ち着いて

きたころと思います。




今日は、「テスト直し」の話。

4月の末あたりからそろそろ小学校でもテストが

始まっていると思います。

テストが採点されて、手元に返ってくると、

そのままくしゃくしゃにしてしまう子もいれば、

(まあ、百点のは、くしゃくしゃにはなりませんが(笑い))

何点でも気にせずに見せてくれる子も。

何枚かテストが続くと、にたような問題で

つまづいていることに気づくことがあります。

「もっと早く、1枚目を直しておけばよかった・・・」

でも、

「間違えた問題」を直すときには、

「間違ったのだから一人で直せない!」

〇先生や友達から答えを聞いて直す→うっかりミスのときはこれでも

〇調べて直す→これは、暗記系のもの(用語や漢字など)

  ちょっとひと手間ですが、がんばれば、自力でできるかも。

〇考え方が全く分からない・間違えた理由が分からない

 ⇒これは、宿題にされると、辛い部分ですね。


分かる人に、自分が分かることば(方法)で

教えてもらわないと「次」に結びつかないのでは。

また、「分かった」ようでも、あいまいなときは、

自分が「わかったこと」をだれかに自分なりのことばで「説明」するのが

良い方法かな、と思います。

不思議と「説明」することで、「理解」が進み、「知識」として

定着することも・・・。




6年生の算数の「円の面積」の問題です。

いったい、どうやって解いたらよいのやら。

次のページに説明がついています。




いくつかある説明の一つです。

でも、これが、さっぱりわからない。




折り紙でこの考え方を作ってみました。

そうしたら、「分かった!」

半円から三角形を引く。

残ったピンクのところの面積が答えです。

ことばの説明がほとんどなくても、

「感覚的」にわかった子どもがいました。

あとは、式にしていくだけです。


・・・テスト直しも、「その子なりに理解できる」方法でできると

「次」に結びつきますね。

考え方は、1通りではないなーとつくづく思います。



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