横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

「いけないこと」を「いけない。」と言える?

2021-05-17 17:50:38 | 発達や学習が心配
例年より早い梅雨入りになりそうです。

横浜は、今週はすっきりしない日が続きそうです・・・。

先日、研修があり、関内に出かけました。

たまたまトライアスロンがあったようで、そこそこな人出でした。



左がわが裁判所。大通り公園です。


外でベーグルやサンドイッチを食べるのもいい季節です。

横浜は「グリーンネックレス」という活動の一環で、あちこちに素敵なプランターが

並んでいます。

***今日は、「子どもが悪いことをしてしまったとき」の対応についてです。

ときどき、ふと教員をしていたときのできごとを思い出します。

いいことも、それから、今にしてみると他の対応ができたのではないか、

ということも。

以前、学級に行動が少しゆっくりのお子さんがいました。

みんな、そのことをわかっていて、配慮をしていました。

放課後そのお子さんが、上級生に悪口を言ってしまったと、

報告がありました。

なにかされての「仕返し」ではなく、覚えたての「悪口」をつい、

相手も考えずに使ってしまったようです。

あの子なら仕方がないのかな・・・・

と思っていると先輩の先生から「悪いことは悪いと伝えないと。」と言われ、

「話しても、分からないかも。」と一瞬思ってしまいました。

本人には、どんなことばで伝えたか記憶がないのですが、

強いことばではなかったような気がします。

理由もなく、相手に悪口を言ってしまう・・・・

もしかしたらその子は、今までもそんなことがあって

あまり注意されたことがなかったのでは?

周りが「配慮」しているようで、本当にその子の将来を思えば、

「人に好かれる」行動がとれるようになった方がよいわけで・・・。

個別支援級の先生は、叱るときは、本当にきっちり叱っています。

どこまで叱ったよいのか、

また、どういう叱り方・伝え方をしたらよいのか

お子さんによって難しいこともあると思います。

特に親しくないときには。

(人前で大声はあまりよくないですよね)

ただ、「いけないことは、ゆずらない」という大人の姿勢は、

必ず伝える必要があるな、と思います。

「あなたのこれからのことを思って叱ったんだよ。」

という気持ちが、しばらくしてからでも本人に伝わるように、

と思います。

「あなたがきらいだからではなく、

してしまったことがよくないから」

さらに、

「そういうときは、こうするといいよ。」

という提案とセットだと少し受け入れやすいかな・・・・。

5月になるとそろそろ教室でも子どもたち、「地」がでてくるころ。

そろそろいろんなことがあるかな、と思います。




桜木町からでている「エアキャビン」

横浜の新名所になりそうです。

大人にも「ふうっと」息をぬく時間が必要ですね。


個別学習塾びすぽうくのホームページへ(色のついているところをクリックしてください)








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