横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

「その子にとって役に立つ」教材?

2021-06-14 14:29:59 | 発達や学習が心配
6月半ばになりました!

みなさんのブログを拝見すると紫陽花がきれいです!

紫陽花も白・薄緑・ピンク・紫・・・といろいろあるのですね。



私は、塾をしているので、子どもに使う「教材」は常に「頭から離れず」。

あの子にどんな教材を選んで(作って)どんなふうに使おうか、と

1日の大半をつぎ込んでます

教材は、がんばって自作したり選んだりしたとして

渡すだけでは ×

見せるだけでも ×

使い方を教えるのは △

支援者が子どもと一緒に使ってみるのは、

でも、一番いいのは、

何度も一緒に使う 

だと感じています。

学校の授業だと大勢のお子さんがいるのでなかなか難しいです。

「進度」も隣のクラスと合わせないといけません。

小学校で一人担任だとなおさらです。

幸いにして今は「個別指導」なので、お子さんのタイプに合わせて

教材や支援方法を考えたあと、「一緒に」使うことができます。

(この「タイプ」昨日の「ドラゴン桜」でもでていましたね・・・。

小学生だともっとかみ砕いた説明がいりそうです・・・)

筆算ひとつとっても、

48×135のやり方は、



教科書では、(B)タイプのように上にけたの多いものを持ってくる方法が紹介されています。

これは、「繰り上がり」をいったん覚えることが常にできるお子さんには

よいかと思います。

ところが、なかには、(A)タイプを6年生でも使う子があります。

これだと「繰り上がりをあまり頭の中でしなくてもよい」のです。

はじめは、書く行が多くなって大変かな~と思ったのですが、

「手先のことに課題がなく、繰り上がりにちょっと自信がない子」にはピッタリ!

ただ、
下に長くなってしまうので「空間認知(書く場所)」に苦手感があり、どんどん桁がずれていってしまう子は、

マスがあるノートを使って計算する必要があります。

(算数用に別冊の計算用マスノートを使った子もいました。

また、普通のノートの右ページにマスノートを切って貼り付け、

計算スペースにしてしまうのもよいと思います)

そして、「繰り上がりを頭の中で計算する」のと「空間認知」両方に自信がないときは、



こんな風に小さな「マス」を自分で描いてしまうのも「手」です。

足すのは、九九を唱えて、書いてから「落ち着いて」できます!



算数で「暗記する内容」を書いた「算数事典」。

クリアファイルなので、終わりの方は、「お子さんからのリクエスト」で

「その子が必要な」内容を入れるようにしています。

この事典も「渡すだけ」でなく、分からないところを「一緒に参照」するようにしています。



「どうしたらうまくいくかな~?」子どもと一緒に悩んで

その子に「似合う」方法を一緒に考えて積み重ねた「技」って

きっと他のだれかにも「役に立つ」

毎日お子さんたちから「財産」をいただいている私です。


ベイスターズの🐻ちゃん、1年待ってやっと手にいれました!


個別学習塾びすぽうくのホームページへ🐻(色のついているところをクリックしてください)🐻









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