横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

「アドバイス」はなかなか難しい・・・

2021-09-07 15:54:25 | 発達や学習が心配
やっと晴れました!

先週から今週始めにかけてどんよりしたお天気でした。

2回目の副反応ばっちりでちょっと気持ちがしていたのが、

洗濯ものが太陽を浴びて翻っているのって元気をくれます




今日は、「アドバイス」の話。

教育に長らく携わっていると

「・・・・という状態なのですが、どうしたら?」という問いかけを

ちょっちゅういただいてきました。

そのときの私の中にある「引き出し」からめいっぱい探し出して

その方の状況を考えて

「こんなふうな方法もあります・・・」とお話してきました。

今朝の新聞に認知行動療法の大野裕先生が

行動変容を促す工夫が必要」について書かれていました。

精神科のドクターとして処方薬を出したときに実際に薬の8割以上を飲んでいる人が

5~7割程度なのだそうです。

ここでいう「行動変容」とは「処方された薬をドクターが指示した期間服用する」ということ。

病院でもらった薬・・・飲み切らないことが多いのは

あるあるです。

飲んでもらうには、

ドクターとの信頼関係を深める

処方したへの信頼感がもてるようにする

飲み忘れが減るように工夫する

(服用回数を減らす・食事や歯磨きなどと組み合わせる)

☆ 気持ちに寄り添いながら一緒に工夫していく

・・・・ここまでしてやっと服薬率は少しずつ改善する・・・

という感じなのだそうです。

ドクターというだけで私はとっても「信頼」してしまうのですが

(TOKYO MER の喜多見ドクターのような

ここを「自分」に置き換えてみて

処方した薬を「提案した内容」に置き換えてみて

飲み忘れたのところを「宿題や提示した方法」に置き換えてみて

気持ちによりそいながらのところは、そのままで

なるほど。ほぼそのままで自分にあてはまる

ただ、私の場合は、「アドバイス」をそのまま受け入れてくれなくても、

その方が困っている今よりよりよい方向に進めるお手伝いをする、というスタンスです。


そして、そのお手伝いがスムーズにいかないときには、

この中のチェックポイントを見直す必要がありそうです。

でも、これって日常の人間関係にもそのまま当てはまりそう!


エリック・サティー いいです・・・・・・。穏やかな気持ちになります・・・

とっても高名な大野先生がおっしゃることは、

とっても普遍的なことなのかも。


少し気分が上がってきたら、こちらの方も。

隔日登校、横浜は昨年に引き続いて2回目ですが

すでに少し元気がなくなっている子どももいます。

外で思いっきり友達と笑って過ごしたい!

そんな子どもにとって当たり前の日常を早く取り戻せますように。

子どもたちや保護者の気持ちに寄り添っていけるようにと思っています。


個別学習塾びすぽうくのホームページへ(色のついているところをクリックしてください)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする