横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

「家の仕事分担」は「シンデレラ」ではない・・・

2021-11-08 18:16:23 | 発達や学習が心配


横浜 山下公園前の銀杏並木も少し色づき始めました。

昨日は午後からちょっとお散歩に。



夕焼けもほんのり。



港の見える丘公園からは、横浜港
の名物「きりんさん」たちが。


近くに行ったことはないのですが、かなりの「身長」と思います。



今日は、「家の仕事」の子どもの「分担」について。

子どもに家の仕事を頼むと

ゆっくりで

あぶなっかしくて

最後まで仕上がらず

「ちゃんと」してない

片付けまでしないで終わる

・・・・かえって「疲れる」と思うこともあるのでは。

自分がやってしまったほうが説明もいらないし、

「確実」です。

ノースカロライナ大学の「TEACCH」プログラムは、

かなり小さい年齢から始めます。

子どもが将来「自立」して働き、生活するためには、

小さいときからその子どもに合った「練習」が大切、ということから始まっています。

「理論」から入るのではなく、「その子の観察」から入る・・・・・。


子どもに「気になる特性」があるならなおさら早めに

と、私も実感として思います。

家の仕事を保護者だけでなく、子どももできることから始める。

それは、親が「楽になるため」(今すぐではなく将来)だけでなく、

子どもが「生きていくスキル」を身に着けるのにけっこう時間と手間がかかる

からだと思います。

保護者が忙しくて子どもができる家事を分担する、というより

保護者が大人に向かう子どものことを考えてできることを少しずつ

練習する機会をつくる
、ということなのかな。

「家事」をすることは、「順番・段取り」が大切で

はじめは失敗続きでうまくいかなくても

どうしたらうまくできるか」と自分で考えることが

とっても成長につながると思います。

もしかしたら、子どもは、「親世代」とは全く違う方法で取り組むかもしれませんが、

安全で「(何回目かで)結果オーライ」ならよいのでは。


学校園で野菜を育てているときに「米のとぎ汁」をもってきた子がいました。

その子は、毎日「米を洗う係」なのだそうです。

その子が米を洗わないと、家のごはんができないそうで、

本当に欠かさず続けているそうです。

その子が育てている野菜は、他の子の野菜より大きく育ち、

たくさん野菜がとれました。

ご家庭の方針に、感心しました。

家族みんなが自分のできることを続けていく。

毎年できる家事が増えて、難しいことを任されていく。

学校でも地域でも、なんでも「お膳立て」しすぎずに

子どもができることを小さいときから少しずつやらせていく。

冬休みなど休業中に「家の手伝い」が宿題に出ることがありますが、

「手伝い」は、あくまでも「大人の手伝い」であって、

仕事分担」にした方がより子ども自身が積極的になるかな~

とこのごろ思います。

忘れたり、失敗したりがあっても、家族がフォローしつつ

子ども主体で行う「家事」。

家族みんなそれぞれができることをするのが「ふつう」になれば。

「やらされ感」がなければ、けっして「シンデレラ」ではないと思います。



山手にある「大仏次郎記念館」の前の噴水です。


2日の夜にとうとうPCが動かなくなり、

専門家の診断でついに廃棄しました

この記事はwindows11のOSで書いています。

だいたいは以前と同じなのですが、まだわからない点もあり

少しずつ慣れていこうと思います。



ガンダムもずっと横浜でがんばっています!



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