今日は、とってもいいお天気!
天気がいいと気持ちも晴れますね!
今日は、ここのところ少し気になっていることを書いてみました。
先月ごろから特別支援学級在籍のお子さんが、交流(一般のクラスで授業を受けること)の時間が
授業時間の半数を超える場合、在籍を一般の学級に移すこと、と文部科学省が方針を出したことに
反響がありました。
日本は、教育の「インクルージョン」が遅れている、ということも言われています。
インクルーシブ教育は、障害のある子どもたちの能力を最大限にのばす、
つまり子どもの側の変化を引き出す
ということ。
ノーマライゼーションは、障害がある人がない人と同じように生活し、
のびのび活動できること、
つまり、その人の周りの環境を変えること(周囲の意識を変えることも含め)
インテグレーションは、障害がある児童もそうでない児童も同じ場所で教育を行うこと
出典
どの教育にも、メリット・デメリットがあります。
文部科学省が「方針」を出した後、特別支援学級に通う子どもの保護者から
疑問の声が上がったようです。
「交流(一般のクラスで授業を受ける)」ことで将来転籍(一般のクラスへの)を目指している
子どもにとっては、いきなり「全部の授業」を一般級で受けることになり、
「準備期間」がなく、「だんだんに慣れていく」ことができなくなるのではないか。
また、交流時間が減るのなら、今まで参加できていた交流級の授業が受けられなくなるのではないか。
そして、「交流級」の保護者からは、特別支援学級から授業を受けにきている子どもの中には
個別の対応が必要な子どももいるのに、担任一人で手が足りていないために
自分の子どもへの先生の支援が減ってしまうのではないか、という危惧も出されていました。
どの意見も、本当に保護者として心の奥からでたものだと思います。
特別支援学級のお子さんの保護者の中には、
交流を徐々に増やしたい
という考えの方と、
交流に行くことで子どもが傷ついてしまうのではないか
と危惧する方がいらっしゃると思います。
子どもの状態によってより静かな、刺激の少ない、個に合わせた支援がある環境が必要な場合もあります。
そして、特別支援学級には、知的なレベルが高く、学年相当の学習ができるお子さんもたくさんいます。
学校の環境に慣れてきたころ、交流を増やして学習の場を広げたい、と思う子どももいます。
また、一般の学級にも個別に支援が必要なお子さんはたくさん在籍しています。
本当に子どもによって、保護者によっていろいろな状態で一律ではないのです。
個別の支援が必要な子どもが一般のクラスに多くいた場合、担任一人では
全員への対応が難しくなることは当然だと思います。
結局、その子どもがどの場でどのように学ぶかは、
子ども自身の状態と気持ち、
学校としての物理的な状態(教室の数や児童数、児童の状態、教員の配置など)
そのときどきで流動的なところが本当に大きいと、担任を長くしてきて思います。
「一律」にできないのが「現場」。
子ども自身も日々成長していきますし、公立の場合、いろいろな状況のお子さん達がいます。
全国的に「柔軟」な対応をするシステムが構築されることは、
難しいとは思いますが、子どもの数自体が減少傾向にある今、
一人ひとりが大切にされる環境づくりが工夫してできないかな~と思います。
批判するより、「どうしたら?」。
ずっと、ずっと考えています・・・。
子どもはこれからの未来をつくる宝物ですから。💛
個別学習塾びすぽうくのホームページへ(線のところをクリックしてください)
天気がいいと気持ちも晴れますね!
今日は、ここのところ少し気になっていることを書いてみました。
先月ごろから特別支援学級在籍のお子さんが、交流(一般のクラスで授業を受けること)の時間が
授業時間の半数を超える場合、在籍を一般の学級に移すこと、と文部科学省が方針を出したことに
反響がありました。
日本は、教育の「インクルージョン」が遅れている、ということも言われています。
インクルーシブ教育は、障害のある子どもたちの能力を最大限にのばす、
つまり子どもの側の変化を引き出す
ということ。
ノーマライゼーションは、障害がある人がない人と同じように生活し、
のびのび活動できること、
つまり、その人の周りの環境を変えること(周囲の意識を変えることも含め)
インテグレーションは、障害がある児童もそうでない児童も同じ場所で教育を行うこと
出典
どの教育にも、メリット・デメリットがあります。
文部科学省が「方針」を出した後、特別支援学級に通う子どもの保護者から
疑問の声が上がったようです。
「交流(一般のクラスで授業を受ける)」ことで将来転籍(一般のクラスへの)を目指している
子どもにとっては、いきなり「全部の授業」を一般級で受けることになり、
「準備期間」がなく、「だんだんに慣れていく」ことができなくなるのではないか。
また、交流時間が減るのなら、今まで参加できていた交流級の授業が受けられなくなるのではないか。
そして、「交流級」の保護者からは、特別支援学級から授業を受けにきている子どもの中には
個別の対応が必要な子どももいるのに、担任一人で手が足りていないために
自分の子どもへの先生の支援が減ってしまうのではないか、という危惧も出されていました。
どの意見も、本当に保護者として心の奥からでたものだと思います。
特別支援学級のお子さんの保護者の中には、
交流を徐々に増やしたい
という考えの方と、
交流に行くことで子どもが傷ついてしまうのではないか
と危惧する方がいらっしゃると思います。
子どもの状態によってより静かな、刺激の少ない、個に合わせた支援がある環境が必要な場合もあります。
そして、特別支援学級には、知的なレベルが高く、学年相当の学習ができるお子さんもたくさんいます。
学校の環境に慣れてきたころ、交流を増やして学習の場を広げたい、と思う子どももいます。
また、一般の学級にも個別に支援が必要なお子さんはたくさん在籍しています。
本当に子どもによって、保護者によっていろいろな状態で一律ではないのです。
個別の支援が必要な子どもが一般のクラスに多くいた場合、担任一人では
全員への対応が難しくなることは当然だと思います。
結局、その子どもがどの場でどのように学ぶかは、
子ども自身の状態と気持ち、
学校としての物理的な状態(教室の数や児童数、児童の状態、教員の配置など)
そのときどきで流動的なところが本当に大きいと、担任を長くしてきて思います。
「一律」にできないのが「現場」。
子ども自身も日々成長していきますし、公立の場合、いろいろな状況のお子さん達がいます。
全国的に「柔軟」な対応をするシステムが構築されることは、
難しいとは思いますが、子どもの数自体が減少傾向にある今、
一人ひとりが大切にされる環境づくりが工夫してできないかな~と思います。
批判するより、「どうしたら?」。
ずっと、ずっと考えています・・・。
子どもはこれからの未来をつくる宝物ですから。💛
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