横浜は、今日も雨です・・・・。
すっきりした「秋晴れ」がほしいです!
先日ある研究会で「算数はプライドを保つ」というお話を聞きました。
私もそう思います。
他の教科でも、わかったときはうれしいと思いますが、算数で問題が解けたときのうれしさは格別!
今日は、4年生の割り算の終わりごろにする「大きな数どうしの割り算」について考えてみました。
東京書籍の教科書です。
さりげなく、のっています。
この割り算、市販のドリル・参考書には、あまり載っていません。
学校のドリルでは、1ページさいているものもありました。
この通りやってみると
終わりの「00」を割る数、割られる数両方から消します。
90÷7として、9の上に1を書きます。
引き算をして0をおろして
20÷7をして商に2を書きます。
引き算をします。あまりは「6」。でも、このあまりは、本当は、600です。
教科書では、ここで「検算」をして確かめましょう、ということになっています。
この方法で何人かの子どもに教えてみました。
ほとんどの子どもは「?????????」。
教えている私もなんだかしっくりきません。
商をどの位の上に書き始めるか、わかりにくいのです。
今までの割り算のやり方でやってみたら、どうだろうと考えてみました。
例えば、「14800÷3000」だと、
紙の部分は実際は指でかくすとよいと思います。1の中に3000はありません。
14の中にもありません。(指を3000が入るまで右にずらしていきます)
まだ3000は入れません。
ここでやっと、3000が入ることができます。入る位の上に□を書いておきます。
次に割る数をひとけたにするため、割る数、割られる数を3つずつかくします。
14÷3は、4(あまりいくつか)
3000×4の計算が心配なときは、横に補助計算をします。なくてもできる子は直に書きます。
ここで引き算。すっきりとあまりが2800になります。(28というあやまりはありません)
計算の工夫を考える場面ででてきた大きな数どうしの計算ですが、
「どんなときにも使える方法」で
「シンプルに」
「道具も使わず」(指だけです!)
できるのもうよいのでは。
この方法を試してみたら、前回「?????」だった子ども達もすっきり!
どんな方法にしても「子ども自身がよさを感じないと」使われていかないように感じます。
そして、算数でなにより大事なのがこの「すっきり感」
テストの点も気になるけれど、この「わかった」「やった」という快感は学習意欲をとても上げると感じています。
この方法で私自身もすっきり。
筆算にしても四捨五入にしても、正解にたどり着くまでに
「その子に合った方法」はいくつもあってよいのでは、と思うこのごろです。
・・・・それにしても、このお天気、「すっきり」したいです
個別学習塾びすぽうくのホームページへ(色のついているところをクリックしてください。)
すっきりした「秋晴れ」がほしいです!
先日ある研究会で「算数はプライドを保つ」というお話を聞きました。
私もそう思います。
他の教科でも、わかったときはうれしいと思いますが、算数で問題が解けたときのうれしさは格別!
今日は、4年生の割り算の終わりごろにする「大きな数どうしの割り算」について考えてみました。
東京書籍の教科書です。
さりげなく、のっています。
この割り算、市販のドリル・参考書には、あまり載っていません。
学校のドリルでは、1ページさいているものもありました。
この通りやってみると
終わりの「00」を割る数、割られる数両方から消します。
90÷7として、9の上に1を書きます。
引き算をして0をおろして
20÷7をして商に2を書きます。
引き算をします。あまりは「6」。でも、このあまりは、本当は、600です。
教科書では、ここで「検算」をして確かめましょう、ということになっています。
この方法で何人かの子どもに教えてみました。
ほとんどの子どもは「?????????」。
教えている私もなんだかしっくりきません。
商をどの位の上に書き始めるか、わかりにくいのです。
今までの割り算のやり方でやってみたら、どうだろうと考えてみました。
例えば、「14800÷3000」だと、
紙の部分は実際は指でかくすとよいと思います。1の中に3000はありません。
14の中にもありません。(指を3000が入るまで右にずらしていきます)
まだ3000は入れません。
ここでやっと、3000が入ることができます。入る位の上に□を書いておきます。
次に割る数をひとけたにするため、割る数、割られる数を3つずつかくします。
14÷3は、4(あまりいくつか)
3000×4の計算が心配なときは、横に補助計算をします。なくてもできる子は直に書きます。
ここで引き算。すっきりとあまりが2800になります。(28というあやまりはありません)
計算の工夫を考える場面ででてきた大きな数どうしの計算ですが、
「どんなときにも使える方法」で
「シンプルに」
「道具も使わず」(指だけです!)
できるのもうよいのでは。
この方法を試してみたら、前回「?????」だった子ども達もすっきり!
どんな方法にしても「子ども自身がよさを感じないと」使われていかないように感じます。
そして、算数でなにより大事なのがこの「すっきり感」
テストの点も気になるけれど、この「わかった」「やった」という快感は学習意欲をとても上げると感じています。
この方法で私自身もすっきり。
筆算にしても四捨五入にしても、正解にたどり着くまでに
「その子に合った方法」はいくつもあってよいのでは、と思うこのごろです。
・・・・それにしても、このお天気、「すっきり」したいです
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