横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

「小さなことでも気づけば、だれかの役に立つ」

2022-02-04 15:11:55 | 発達や学習が心配
今日は、曇っていて寒いです!

朝、歩いていたら、昨晩活躍した「豆たち」が道にありました・・・・。

これで「鬼」がいなくなるなら、本当に助かります。



もうかなり以前(?)になってしまいますが、

個別支援級の担任をしていました。

個別支援級には、いろんなお子さんが在籍しています。

学年相当の学習をしている子もいれば、

指先の訓練から始める子もいます。

本当に幅広いのです。

今は、在籍30名を超えるところもあり、さらにニーズの幅が広がっていると思います。

教材を用意するときも「市販」のものが使える場合と、

「新たに」つくらなくてはいけないときがありました。

「新たに」作るときは、そのお子さんの「特性」と「達成目標」を

考えてつくりました。

つまり、一般のクラスでは、1通りもしくは数通りの教材を用意するのに対して

個別の支援級では、担当するお子さんの人数分の教材が必要なのです。

プリント1枚つくるのも、けっこう考えます。

使ってもらって反応をみて、また改良。

学習が進めばレべルアップを考えた教材づくり。

大変と言えば、大変で、手間も知恵も総動員でしたが、

楽しかった!

子どもたちが「即反応」してくれるのし、「できるようになっていくこと」が目に見えて

うれしく、また、「がんばろう」という気持ちをもらっていました。

教材をつくるときにもう一つ大事なのが、

一般のクラスの「教育内容」を知っておく、ということです。

10年ごとに教育課程が変わります。

そして、6年間、全教科の内容はかなりの量です。

算数など、どんな順序で段階を追って教えていくかは、

とても大事です。

個別支援級の先生は、一人ひとりの特性を見る専門性(年々リニューアルが必要です)

教科を教える力と両方が必要です。

本当に勉強が必要な仕事だと思います。

子どもたちには、学習に関するスキルだけでなく、

生活のスキルも伝えていかないといけません。

一般のクラスで支援が必要な子どもに対しても

提案ができることも大事だと思います。

このブログを読んでくださっている方の中には、

個別支援級に関して「全く未知な領域」と思われる方もいらっしゃると思います。

個別支援級ではいち早くパソコンやタブレットを採り入れ、

子どもたちも親しんでいるようです。

もし、ご近所の学校で地域公開がありましたら、ぜひ教室をのぞいてみてください。

素敵な子どもたちと先生の姿が見られると思います。



これは、「スピード」というトランプのゲームです。

4枚ずつを手前において中央に2か所ある「場」に続き番号をのせていくゲームです。

早く手札がなくなった方が勝ちです。

先日、生徒さんと対戦しました。

1回目は私が勝ちました。

でも、ふと気づいたのです・・・

この子は、「左利き」でした!

真ん中に出すときにお互い右側に出すようにしていたのです。

2回戦目は、左側に出すようにしました。

そうしたら・・・・

右利きの私はもごもごと手間取り

完敗でした

そうかなるほど

このお子さんのノートは、、右に手本、左に書く場所を

(できるときは)作っています。

でも、ゲームも左利き仕様にするべきだったんです。

日常生活でも、ちょっとしたことで「楽」になるはず。

小さなことでも、「気づけば」だれかの役に立つ

これから自分もレベルアップしていきたいです💛

あ、外も明るくなってきました。


個別学習塾びすぽうくのホームページへ(線のついているところをクリックしてください)




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