珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

オーディオ機器、撤収

2020-08-16 18:57:37 | オーディオ
横浜は依然、猛暑が続いています。これまで夜間の冷房は使わないままだったのですが、最低気温が25℃を上回るようになり、断続的に使うようになりました。先週からお盆休みです。遠出の予定はありませんが、オーディオ部屋の壁クロスを張り替えることとしました。作業は明日からです。事前にオーディオ機器を外に持ち出す必要がありました。この土日、空き部屋となっている子供部屋を借りて、オーディオ機器、書籍等を移動しました。断捨離のいい機会にもなります。不要な本はまとめてブックオフの買取に出す予定です。

家は築18年を過ぎました。まだ大きな問題は生じていませんが、気になるところは手を打っています。給湯器系は数年前に東京ガスのエネファームを導入しました。今年はリビングの収納扉の不具合を直し、更にお風呂の扉も交換しました。オーディオ部屋のクロスは他の部屋よりも傷みが目立つため、思い切って張り替えることにしました。


オーディオ機器が無くなると部屋が広々します(汗)。ウィーンアコースティックのSPを買ったのが2009年の4月です。以降、機器が増え、それなりのスペースを取ってきました。この部屋はベランダに直結しているので、家内の動線の確保が必須です。何かと犠牲を強いてオーディオをやっていたことを、ガランとした部屋を見て実感します。クロスの張替えは、メインシステムだけでなくサブシステムのある書斎も同様です。書斎の方はテレワークの主戦場ともなります。できるだけシンプルで居心地の良い空間にしたいところです。


SPは耳で合わせればいい!のですが、一応、前のポジションに目印だけ入れておきました。クロスの素材違いで音が変わるかも知れません。出たところで勝負するしかありません。一週間ほどオーディオ無しの生活となりますが、広さを味わえる、つかの間を楽しもうと思います。


というわけで、20年に1度の機器移動が終わりました。家でのオーディオライフをトータル40年程度と考えると、現時点はハーフタイムになります。新築時には、現在のオーディオライフを想像できませんでした。おそらく次の20年も想定外のオーディオライフとなると思いますが、それもまた楽し!ですね。
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コントロールPC導入

2020-08-02 17:59:00 | オーディオ
8月に入って、ようやく横浜方面も梅雨が明けました。ここまで長雨だった7月は、ちょっと記憶にありません。一気に気温が上がり、ようやく夏の到来となりました。蝉の声も一気にボリュームが上がりました。昔は西日本でしか聞けなかったクマゼミの鳴き声が普通に横浜でき聞けるようになって、どれくらいが経つのでしょうか。今朝もしっかり聞こえていました。梅雨明けと引き換えに猛暑は想定内です。いくら暑くても、皆さん、青空には飢えていたことと思います。桜に時にも感じましたが、コロナ禍でも季節は進んでいます。

本来であれば、今頃は、立山の拠点、室堂に入っていたはずなのですが、その企画は流れました。本日、信州や北陸も梅雨明けしたようですね。まさに梅雨明け10日の絶好の夏山日和だったのですが、次の機会を待ちたいと思います。大山の山頂に雲がかかっていますが、しばらくは天気の心配は要りません。


さて、前週にも書いたように、コントロールPCが1台、正式にPCトランスポートに加わりました。音の変化は、貸出機としてのレポートに記載したように、かなり大きかったのですが、ようやく耳が慣れてきました。従来より起動時の儀式が増えましたが、勝手も分かってきたところです。


PCトランスポート一式です。LANケーブルを全てMFさん製作品に変えて、すっきりしました。右手前の黒いLatte PandaがコントロールPCとなります。テンキーは、RonnコアPCのシャットダウン用です。MFPCの床直置きは、いずれ何とかしたいと思いますが、これで一段落です。


システム構成です。従来は、iPhoneにせよ、家庭用ノートPCにせよ、エレコムのWiFiルータに接続して、再生指示をしていました。コントロールPCの導入により、その接続は不要となりました。ただし、MFさんによれば、WiFiルータへの接続有無よりも、プロセスカットされたPCでRoonをコントロールすることに意味があるそうです。


リスポジ側も少し改善を入れました。モニターの電源は家庭内コンセントをUSB変換して供給していましたが、バッテリー駆動にしました。FX-08MiniやWiFiルータにも使っているアンカーの小型バッテリーから供給しています。これでPCトランスポートの機器は全て、バッテリー駆動となりました。


コントロールPCの導入により、全域の鮮度が上がったことはその通りですが、音の座りが良くなった印象もあります。一音一音の配置がしっかりします。このことはクラシックの再生に好影響を齎すものと期待しています。先日、ポリーニのピアノ協奏曲(モーツァルト、17番&21番)を、Prest Music経由でダウンロードしました。ポリーニ/ウィーンフィルによるモーツァルトは、1976年にも録音があります(23番&19番)。若い頃と後年では、随分と演奏に違いがあるとも言われています。新PCトラポでしっかり聴き込むことにします。


今年のオーディオ投資は、これでほぼ終了です。真夏はオーディオは控えめになりますが、アナログの再調整含めて秋への準備期間としたいと思います。オフ会もなかなか難しい状況ですが、伺う場合には最大限の注意を払って臨みたいと思います。
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梅雨の晴れ間~amazon music HD

2020-07-19 20:00:18 | オーディオ
なかなか晴れ間が見えない横浜方面ですが、今日は予想外に晴天が広がりました。近所のふるさと村を回り、2時間ほどの散歩をしてきました。まだ梅雨前線の北側ですから、日差しもそこそこでした。Go to キャンペーンから東京が外れて、夏休みに予定していた北アルプス行きも、先行きが見えなくなりました。同行者が都内在住で、こればかりは仕方ありません。神奈川は除外されていませんが、積極的に旅に行くムードではありませんね。オーディオ三昧継続の夏となりそうです。

こちらは、最近お世話になっている「こんがりや」さんです。昨年の秋、やはり散歩でたまたま寄って買ったパンが美味しかったのですが、すっかり常連になってしまいました。至ってシンプルなパンですが、飽きがこないことは主食として何よりです。会社では社員食堂が当たり前でしたが、在宅勤務だと自分で用意せねばなりません。ランチを用意して、情報番組「ひるおび!」を見るのが、すっかりルーチンになりました。15分ほどの仮眠用のアイマスクも調達しました。これも生活新しい様式です。


「こんがりや」からは鴨志田方面へ下り、さらにアップダウンを経て、ふるさと村に到着です。週末は遠方からの人出で賑わうのですが、さすがに例年より少ない印象です。車も横浜ナンバーが目立ちました。僅かながら蝉の声も聞けました。大合唱が待ち遠しいところです。この付近は横浜市青葉区と東京都町田市の境界部です。ここから一旦、町田市三輪町に入り、こどもの国の周囲を回って、自宅に戻りました。晴天下を歩くのはいつ以来でしょう?いい汗をかくことができました。


Amazon がハイレゾのストリーミングサービスを提供していることは、多方面からの情報で知っていました。岡山の音会の方でも、amazon music HDやmoraが登場し、時代の流れを感じた次第です。amazon musicは30日間の無料利用が可能です。夏は、真空管アンプが使いづらいので、セカンドシステムの登板が増えます。apple musicとは競合しますが、あくまでもお試しということで、導入してみました。ブラウザではハイレゾは再生できす、専用のアプリを入れる必要があります。Roonやapple musicと似た操作感覚で、音出しはすんなりできました。


排他モードにチェックを入れることを忘れずに。ガラッと良くなります。ただし、You Tubeとかは再生できなくなります(amazon music をBGMに映像だけみようとしたのですが、駄目でした)。実は、最近、中華DACが昇天し、セカンドシステムのDACは、nano iONEに1本化されました。


ストリーミング=圧縮音源の構図が崩れたのは、オーディオファンとしてはありがたいところです。CDを買うか迷っている音源も、取り合えず、圧縮無し、場合によってはハイレゾで聴けるわけです。メインシステムのMFPCはガチモード、セカンドシステムはお気軽モードと割り切っているわけですが、圧縮音源との差は、明白です。しっかり30日間使ってから判断したいと思います。無制限にCD以上の音源を聴けることと、Apple Musicとの差額を天秤にかけることなります。夏休みの宿題です(笑)。

自宅のノートPCのプロセスカットは難しいです。ハイレゾストリーミングの音を良くするノウハウが、ネットで共有できると有難いです。
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アルバムアート

2020-07-12 16:51:59 | オーディオ
横浜は各地のような大雨とはなっていませんが、すっきりしない天気が続いています。それでも今日は、時折、陽が差して、少しずつですが盛夏を感じさせる場面が増えてきました。会社も約3ヶ月ぶりに出社しましたが(結局、4月~6月はフルに在宅)、通勤時間の長さを実感しました。通勤時間はオンとオフの切り替えの時間ではあるのですが、在宅でも上手く切り替えれば済むだけの話です。すっかり、新様式に体が馴染んでしまいました。普段、画面で会話しているので、FtoFが3ヶ月ぶりでも、全く、ご無沙汰感が無かったのは、面白いと思いました。

さて、オーディオの方です。Roon Remoteをやめて、Roon Control PCからの再生に切り替えています。先日、今一つ音が冴えないことがあったのですが、Target PCのバッテリーが継ぎ足し状態となっていました。バッテリー残量は減らしすぎない方がいいという声も、あちらこちらで聞きます。このあたりは、自分の耳で実感、納得しながら、運用を決めたいところです。リチウム電池は、継ぎ足してもメモリ効果は起こらないとのことです。まずは50%を切ったらオフラインで再充電、で行こうと考えています。

Roon Control PCからの再生、戸惑ったのが、日本語検索です。これについては前回も少し触れましたが、日本語変換機能がカットされていて、日本語での音源の検索ができません。メジャーでない邦楽アーティストの曲に辿り着くのに苦戦しました。幸い、アルバムとしては認識されているようなので、アルバムアートを正しく表示させることで、検索性は確保できそうです。というわけで、各方面からアルバムアートを入手し、Roonで差し替える作業をやり始めています。テレワークで浮いた時間の有効活用?です。

邦楽アーティストでもメジャーな場合は、アーティスト名がアルファベットで付くようです。太田裕美はHiromi Ohtaで統一されています。ハードディスクのフォルダ名称には、太田裕美を使いアルファベットは使っていませんので、Roon側で割り当てているものと思われます。ただし、アルバムアートが全滅だったので、ご覧のように割り当ててみました。グレーの無味乾燥な画像が、ジャケットの表紙に替わるだけで、嬉しくなります。庭の草むしりがどんどん進む感覚、に近いでしょうか?



差し替えの作業自体は、書斎のノートPCから行いましたが、きちんとControl PCの画面にも、反映されています。文字列より画像の方が目に飛び込んできますね。タイトルやアーティスト名に目を配らずに検索できるのは、ちょっとした快感です。時間はたっぷり、あります。ゆっくりアルバムアート差し替えを進めます。


妙なアルバムアートが付いていた件も、この機会に解消です。岩崎宏美の『私・的・空・間』は、最初、カセットテープの写真が表示されていました。ネットオークションの画像でしょうか?時代のミスマッチ感満載で、ネタとしては面白かったのですが、差し替えました。

ピリス&デュメイのヴァイオリン・ソナタ集(モーツァルト)も、グラモフォンの55枚CDのセットの画像が割り付けられていました。確かに55枚の1枚に入っているようなのですが、これでは困ります。ちなみにピリスの他の作品は、正しくアルバムアートが付いていました。
というわけで、グレーのチェック柄の画像退治を、コツコツとやっていくことになります。更に検索性を上げるために、アーティスト名称はアルファベットに統一するのがいいように思います。日本人に限らず、著名なアーティストでも、アルバムによっては、unkown artistとなるケースが散見されます。まずはアルバムアート、アーティスト名称を正しくつけることを目指します。追々、ジャンル付け、プレイリストも使いたいところです。Roonのインタフェースは、総じてユーザーフレンドリーであると感じています。
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コントロールPC貸出機

2020-07-05 21:21:52 | オーディオ
先週、MFさんが帰られた後、あらためてノートPCからコントロールする方式と、Roon RemoteでiPhoneからコントロールする方式を比較しました。やはりノートPC優位の結果でした。音の鮮度、エネルギー感に違いがあります。思い切って、モバイルモニターを導入し、徹底的にコントロールPCにMFPCを使った音を聴くこととしました(要は船に乗りかかっています)。手前の黒いLatte Pandaが貸出機です。手持ちのLANケーブルを搔き集めたので配線がゴチャゴチャしていますが、正式導入となれば、短いもので全体をスッキリさせたいところです。


これまでHUBレスのシステムを組んでいたのですが、コントロールPCをRoonコアPCのあるネットワークにつなぐために、HUBが必要となります。light MPD時代に愛用していたPLANEXのFX-08Miniを急遽、登板させることとしました。FX-08Miniは5V DC入力ですので、USB-DC変換ケーブルを使って、バッテリー駆動を試みます。


iPhoneと同等の操作性を得るために、モバイルモニターはどうしても必要です。長めのHDMIケーブルを調達し、ご覧のようにセットアップしました。聴きながら、ふと思い浮かんだ曲を再生リストに加えるのは、ファイル再生ならではの愉しみです。利便性とサウンドの両立を追求されたMFさんの成果をいただきます。


リスポジからの眺めです。キーボードとマウスは無線接続にしました。Roonはフォルダを辿っての音源検索ができません。私はアルバム検索か検索ワード入力で曲を選ぶことが多いです。アルバムの並びは、アルファベット順でジャンルごちゃ混ぜですが、iPhoneよりはずっと検索が楽になりました。


MFPC版のコントロールPCの効果は強烈でした。全帯域で音の鮮度が上がります。重心が下がる一方で、細かい音まで耳に残ります。しばらくは慣れが必要です(笑)。打撃音のリアル感が増しますね。ドラム、パーカッションが顕著です。シンバル、タンバリン、鈴、ピアノ等もいいです。以前、音楽の風景が変わると書きましたが、また景色が変わってしまいそうです。からくりは依然MFさん任せです。iPhoneにせよ自宅ノートPCにせよ、無線LAN経由でコアPCにアクセスしていました。これを断ち切ったことが効いているようです。

ドラムがいいとなると、ロック系もばっちりです。懐かしいジューダス・プリーストを何曲かピックアップしましたが、発見が多かったです。個々の音がしっかりすることで、楽曲としての一体感が増します。この音、高校生の自分に聴かせたかった・・・。


クラシックではピアノの変化が分かり易いです。一音一音が伸び、消えるところまで手に取るようです。ピリスのバッハ:パルティータ第1番は元来、透明感のある音ですが、さらにベールが剥がれた印象です。先の日記で紹介した「冬の旅」。リヒテルの伴奏に、何とも言えない重みが加わりました。


ステレオサウンド別冊「ハイレゾの教科書」第2弾です。時代は、いよいよハイレゾオーディオに移行ですかね。音楽の提供の仕方は、おそらくこれが最終形態とも書かれています。私の場合、9割9分、CD音源なので、この本は不要と言えば不要です。とはいえ、Roonの詳しい解説があり、話題のハイレゾストリーミングも紹介されています。プロセスカットされたMFPCでは、Roonの日本語検索ができません(音に効くので日本語変換機能をカット)。土方さんのライブラリ構築の解説は、この対策として参考になりそうな気がします。


というわけで、今年の夏は、MFPC版コントロールPCのサウンドを聴くことになります。正式導入が決まったら、また報告します。さて、コロナ騒動で始まった2020年、早くも折り返しです。昨日のNHKスペシャル「人体×ウイルス」(山中教授とタモリ)が面白かったです。人の持つ免疫システムの複雑さ、抗体のできる仕組みを、素人なりに理解することができました。
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