珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

ようやく、ハイレゾ

2012-08-04 13:45:39 | オーディオ
先週の記事でも少し触れましたが、e-onkyoがワーナーミュージックの音源をDRMフリーで供給し始めています。すっかりデジタルファイル再生に移行してはいますが、これまでハイレゾ音源は様子見、としていました。デジタルで情報量が増えることの効果は、多くの方が写真や動画の世界で実感していることでしょう。音楽においてもプラスになるだろうと予想していますが、44.1kHz/16bitの世界でもまだ進行形と感じていますので、優先度は低い状況だったのです。

いい音楽をいい音で・・・よく聞くフレーズですが、この順番は大事だと思っています。今回は45タイトルが発売されています。マーケットの反応を探っていると思われますが、ジャンルをまたいでなかなか粒は揃っている感じです。それで、早速e-onkyoに登録、まずは1枚買ってみました。買ったのは44.1kHz/16bit音源を持っている中で、Linda Ronstadtの『What's New』です。ダウンロードは1曲ずつ行い、FLAC→WAVファイル変換含めるとアルバム1枚で30分くらいの手間でした。


JAVSのX-DDCもエソテリックのD-07(SPDIF入力)も192kHz/24bitに対応していますので、DSD音源を除くハイレゾ音源入門としては十分な環境です。NASに音源を格納してVoyage MPDで再生しました。問題なく音が出て一安心だったのですが、X-DDCのモニターを見ると44.1kHzのまま。すぐに理由がわからなかったので、ネットで情報収集しました。どうもVoyage MPDの設定ファイルmpd.confの中で44.1kHzに固定していることが理由のようです。該当箇所をコメントアウトして、再生したらちゃんと96kHzの表示が出ました。皆さんが苦労された事を共有できるのはネットのよさです。


さて肝心の音ですが、ヴォーカルの質感はあがったように感じます。バックのストリングスも柔らかく広がりを持った感じです。これが44.1kHz→96kHz、16bit→24bitのいずれの影響によるのか、わかりませんが、ソースの多様化は歓迎です。アナログのヴォーカルでハッとする感じ、デジタルでも出したいところです。
コメント
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