赤羽訪問の翌日は拙宅に、矢切亭主人さん、ベルウッドさんを招いてのサウンド交流第2弾でした。拙宅のある横浜市北部は、中華街、山下公園やみなとみらい地区といった観光地ではなく、いわゆる郊外の住宅地です。なかなか関東に来る機会のない矢切亭主人さんに横浜らしいところを紹介できればよかったのですが・・・。一方、ベルウッドさんは、青葉台のフィリアホールや町田のアートスペースオーにも足を運んでいて、それなりに馴染みはある様子です。お昼前に某駅に集合し、8月に開店したばかりの近所のイタリアンレストランで食事後、交流の後半スタートです。
2日目も好天に恵まれました。天候によってオーディオ部屋の雰囲気は随分と変わります。午前中の南東からの日差しのある時間帯が気に入っています。ただし日差しに、真空管アンプ、さらに男3人となると、部屋の温度は上がりがちです。この日の午後はアンプだけでなくエアコンのリモコンが手放せませんでした。
ベルウッドさんにはクラシック一筋の印象を持っていましたが、前日、システムのウォーミングアップはビルエバンスでした。耳のウォーミングアップには想定外のリンダロンシュタット。であればカジュアルな路線はOKです。一方、愛知の矢切亭訪問時に主人さんのお好みは確認済です。70、80年代の邦楽、フュージョン、クラシックはストライクゾーンであるはずです。八神純子はリストからは外せません。デジタル、アナログ全体を通して見ると、クラシック50、その他50といった比率です。浜松の方に鰻を出すように恐る恐る、パッハベルのカノン(オルフェウス室内管弦楽団)も入れてみました。
何度か記事にしていますが、私自身、訪問先の出音に慣れるのに時間がかかる場合があります。この慣れの時間には長短がありますが、普段聴いている音場、音像表現とのギャップが大きいと、長くなる傾向にあります。矢切亭主人さんにしても、ベルウッドさんにしても、多方面のオーディオ訪問を重ねられています。多様な音を耳にされているお二人でも、SP間隔よりリスニングポジションをSPに近づける配置には戸惑われたことでしょう。ベルウッドさんは同じ平行法とは言え、広大なリビングルームを使われています。リスニングポジションからSPまでの距離は拙宅の数倍はあります。
会話を通じて部屋がライブであることは実感されてましたが、音楽には煩ささは出ていなかった様です。ヴォーカルの定位や質感、楽器の音色も違和感が無かったようで、いわゆる調音はできていると思いました。これが偶然ではなく、DEQ2496あるいはヤマハのパネルの効果であって欲しいものです。パッハベルのカノンや、CD選書の松田聖子「夏の扉」では、ファイル再生ならでは音数の多さがを感じられたと聞きました。生粋のアナログ派が目を向きそうなADコンバータを介したアナログ?は、実はオフ会デビューだったのですが、デジタルらしさが耳につくことは無く一安心です。
耳の痛い、しかし重要なご指摘もありました。ベルウッドさんからすると、SP間隔はフローリングの板一枚分広過ぎるようです。(スタジオ録音の)ヴォーカルものを聴く分には中央奥にしっかりで定位するので問題が無いのですが、オーケストラの再生では左右が手前、中央が奥の関係が強調されて違和感があるとのことでした。現状のSP間隔は202.5㎝で、板一枚の幅は6cmです。仮に板一枚分、左右を詰めるとSP間隔は190cmになります。平行法に取り組んでもう4年になりますが、最初に決めた奇数分割法による配置を弄っていないことは事実です。クラシックが鳴るシステムは他も鳴る・・・再考させられました。
SP下のボードの話もありましたが、まずはお金のかからないカットアンドトライですね。これから平行法にトライされる方のたたき台になりますので、進展した時点で記事にしたいと思います。2日続けての交流の最後は、居酒屋での感想戦です。矢切亭主人さんの帰りを気にしながらも、ビールと日本酒で気軽に過ごしました。皆さんそれぞれに経緯は異なりますが、太田裕美つながりで一致しました。他にジョディフォスター、箱鳴り、スーパーカー、陽水など。殆ど感想戦になってませんが、話の脱線を楽しみました。横浜線循環説?は後日談ですが、ご主人さん、何とか無事に遠州へ戻られたそうです。
2日目も好天に恵まれました。天候によってオーディオ部屋の雰囲気は随分と変わります。午前中の南東からの日差しのある時間帯が気に入っています。ただし日差しに、真空管アンプ、さらに男3人となると、部屋の温度は上がりがちです。この日の午後はアンプだけでなくエアコンのリモコンが手放せませんでした。
ベルウッドさんにはクラシック一筋の印象を持っていましたが、前日、システムのウォーミングアップはビルエバンスでした。耳のウォーミングアップには想定外のリンダロンシュタット。であればカジュアルな路線はOKです。一方、愛知の矢切亭訪問時に主人さんのお好みは確認済です。70、80年代の邦楽、フュージョン、クラシックはストライクゾーンであるはずです。八神純子はリストからは外せません。デジタル、アナログ全体を通して見ると、クラシック50、その他50といった比率です。浜松の方に鰻を出すように恐る恐る、パッハベルのカノン(オルフェウス室内管弦楽団)も入れてみました。
何度か記事にしていますが、私自身、訪問先の出音に慣れるのに時間がかかる場合があります。この慣れの時間には長短がありますが、普段聴いている音場、音像表現とのギャップが大きいと、長くなる傾向にあります。矢切亭主人さんにしても、ベルウッドさんにしても、多方面のオーディオ訪問を重ねられています。多様な音を耳にされているお二人でも、SP間隔よりリスニングポジションをSPに近づける配置には戸惑われたことでしょう。ベルウッドさんは同じ平行法とは言え、広大なリビングルームを使われています。リスニングポジションからSPまでの距離は拙宅の数倍はあります。
会話を通じて部屋がライブであることは実感されてましたが、音楽には煩ささは出ていなかった様です。ヴォーカルの定位や質感、楽器の音色も違和感が無かったようで、いわゆる調音はできていると思いました。これが偶然ではなく、DEQ2496あるいはヤマハのパネルの効果であって欲しいものです。パッハベルのカノンや、CD選書の松田聖子「夏の扉」では、ファイル再生ならでは音数の多さがを感じられたと聞きました。生粋のアナログ派が目を向きそうなADコンバータを介したアナログ?は、実はオフ会デビューだったのですが、デジタルらしさが耳につくことは無く一安心です。
耳の痛い、しかし重要なご指摘もありました。ベルウッドさんからすると、SP間隔はフローリングの板一枚分広過ぎるようです。(スタジオ録音の)ヴォーカルものを聴く分には中央奥にしっかりで定位するので問題が無いのですが、オーケストラの再生では左右が手前、中央が奥の関係が強調されて違和感があるとのことでした。現状のSP間隔は202.5㎝で、板一枚の幅は6cmです。仮に板一枚分、左右を詰めるとSP間隔は190cmになります。平行法に取り組んでもう4年になりますが、最初に決めた奇数分割法による配置を弄っていないことは事実です。クラシックが鳴るシステムは他も鳴る・・・再考させられました。
SP下のボードの話もありましたが、まずはお金のかからないカットアンドトライですね。これから平行法にトライされる方のたたき台になりますので、進展した時点で記事にしたいと思います。2日続けての交流の最後は、居酒屋での感想戦です。矢切亭主人さんの帰りを気にしながらも、ビールと日本酒で気軽に過ごしました。皆さんそれぞれに経緯は異なりますが、太田裕美つながりで一致しました。他にジョディフォスター、箱鳴り、スーパーカー、陽水など。殆ど感想戦になってませんが、話の脱線を楽しみました。横浜線循環説?は後日談ですが、ご主人さん、何とか無事に遠州へ戻られたそうです。