珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

南淡路の春、諭鶴羽山~うずしお

2015-03-09 22:53:31 | その他
この週末は関西滞在となり、雨が上がった日曜日、念願の淡路島上陸を果たしました。春到来を思わせる陽光の下、諭鶴羽山(ゆづるはさん)登山、そして、鳴門海峡のうずしを見物を楽しんできました。うずしおの見頃の時間帯が決まっているので、それに合わせて登山を組み合わせたのですが、バスの乗り継ぎが数分だったり、平地の5km区間の半分ほどを走ったりと、道中、綱渡りとなりました。それでも、和歌山、四国、そして瀬戸内海を見渡し、山と海を満喫できたので、苦労も吹き飛びました。ちなみに写真は全てiPhone6です。便利になりましたね。

明石海峡大橋の足下、舞子から高速バスに乗り、洲本ICで下車、さらに島内の路線バスで南あわじ市に向かいました。諭鶴羽山は標高600mちょっとで、淡路島の最高峰です。山頂付近に神社があり、登山口は表参道、裏参道となっています。今回は諭鶴羽ダムを起点とする裏参道から入り、和歌山側の表参道を下ることにしました。


ダムから45分ほどで山頂に着きました。登山道は整備されて歩きやすかったです。


登ってる最中は景色が今一つでしたが、山頂は見事な展望でした。トラブルがなければ午後に訪れるであろう大鳴門橋も見えます。


和歌山側です。霞んでいますが、肉眼ではしっかり見えました。


山頂からしばらく下った場所に諭鶴羽神社がありました。拝んだ後は海抜ゼロへ向けて表参道を一気に下ります。


ゴール間近の道端で菜の花が・・・。海をバックに春の一枚です。


登山道から舗装道路に入ったところで、農家の方からお声がかかりました。洲本産のはっさく、デコポンです。どうもありがとうございました。想定しない事って、嬉しさが倍になりますね。ここからは南あわじ市が運営する、コミュティバスで福良方面へ移動です。運行していることは前日に問い合わせ済です。11月の丹波ではバスの運行情報の不正確さに痛い目にあいました。


コミュティバスを高原というバス停で降り、うずしお観光船が出る福良港を目指します。数kmと高を括っていたのですが、5kmの道路標示に焦りました。うずしおは発生する時間が潮の干満に連動するので、時間帯が限られます。観光船の出発時間から逆算して、インターバル走で向かうことにしました。幸い、靴は登山靴ではなく、トレイルランにも使える軽量タイプでした。心は焦りつつも、淡路らしい風景はしっかり撮ります。玉ねぎ畑です。


2Dの地図と違って、現実は峠を越えねばなりませんでした。やっと福良港が見えてきました!


何とか14:10の日本丸に間に合いました。うずしお期待度は◎で、1本後の咸臨丸は○となっていました。同じ料金なら期待度が高い方を選びたくなります。


大鳴門橋が近づいてきました。遠くからも、うずしおが窺えます。


瀬戸内海側の水位が高いのが分かりますでしょうか?段差が潮流を生み、うずしおを起こします。うずしお、そのものも素晴らしかったですが、段差にもインパクトを受けました。段差は逆パターン、つまり太平洋側が高い場合もあります。ちなみに、私自身、過去最も四国に接近した瞬間でもありました。実はまだ未踏なのです。


観光船は大鳴門橋の下でしばし停止し、うずしをを見る時間を設けます。


世界でも最大級のうずの大きさとのことです。世界遺産登録を目指しているとありました。1時間ほどのクルーズを終え、再び福良港へ引き返します。自然現象ですが、何かショーを見ているような感覚すらありました。


翌日からまた仕事です。お土産を買い込み、早めに戻ることとしました。朝が早かったせいか、高速バスでは知らず知らず一寝入り。明石海峡大橋を通る頃には、すっかり陽も傾いていました。瀬戸内海は何となしに夕景が似合うイメージがあります。おそらく「瀬戸の花嫁」から来ているんだと思います。小豆島や家島、さらには、しまなみ海道・・・これらの場所での夕焼けは見事でしょう。淡路島再訪もありですね。標高では諭鶴羽山に負けますが、洲本の先山は素晴らしい景色と聞きます。次回こそ、ぜいたくな淡路島牛丼にありつきたいものです。
コメント
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