珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

皿倉山(北九州)

2018-04-24 23:23:38 | その他
先週は出張で福岡へ行く機会がありました。そのまま滞在して週末は親戚の家に泊まり、さらに1年半ぶりにhimaさんとのオーディオ交流も実現しました。本業含めて、中身の濃い福岡ウィークとなりました。20日の金曜日の午後、ちょっと時間が空いたので、以前から登りたかった、北九州の個人的シンボル、皿倉山に登ってきました。尤も登ると言っても足下はビジネス用の革靴です。足ではなくケーブルカーでの往復となりました。見事な晴天で、春霞を割り引いても大パノラマは素晴らしかったです。これまで皿倉山を帆柱山と勘違いしていたことも判明しました(苦笑)。

皿倉山の最寄り駅は八幡です。駅前のロータリーから皿倉山を仰ぎ見ます。ここからケーブルカー駅までは坂続きとなります。バスの接続が悪かったため、20分強ほど歩くこととしました。


しばらく進むと坂の角度が急になりました。遠景の皿倉山と石垣に咲く花々です。さらに登りケーブルカー乗り場へ着くと、発車の数分前でした。ラッキーでした。


皿倉山の山頂です。標高622mですが海が近いため、存在感があります。スケールは異なりますが、昨秋登った開聞岳を思い出しました。山頂はちょっとした広場になっていました。


早速眺望を楽しみます。まずは足元の八幡、戸畑方面です。閉鎖したスペースワールドは未だ残っています。跡地には大型の商業施設が入るようですが、いろいろと調整が大変と従兄弟から聞きました。


石峰山、その手前が横長の洞海湾です。左手は黒崎方面となります。私の出生地でもあります。北九州市の人口が100万人を割ってから久しいです。嘗ての活気が無いのは寂しくもあります。


小倉方面です。関門海峡の奥には下関も見えます。今回は寄れませんでしたが、レトロが売りの門司港も久しぶりに訪れてみたいです。


目を海と反対側に向けると異様な形の香春岳が見えました。青春の門の舞台となった田川方面です。学生~社会人なり立ての頃はよく五木寛之を読みました。


再び北九州工業地帯を見下ろしていると、いきなりパラグライダーが飛び出し、その後、左右に向きを変えながらゆっくりと下っていきました。何と贅沢な!


18時に従兄弟と小倉で待ち合わせしていたため、滞在時間もそこそこに皿倉山を後にしました。再び八幡駅まで下り、鹿児島本線で小倉へ向かいました。


念願の皿倉山に登り?北九州市の展望を楽しみました。個々の街には馴染みがありますが、まとめて一気に見るのは今回が初めてでした。景色には大満足ですが、やっぱり自身の足を使って登りたくなりました。次の機会にとっておきます。この時期は晴天でも、どうしても霞がかってしまいます。春らしいと言えば春らしいですが、気温は25度超えの夏日でしたから、夏の感覚も交じりました。おかげで小倉でのビールが一段と美味しかったです。この日はそのまま従兄弟の家に泊めてもらい、翌日のhimaさん訪問へと続きました。山とオーディオの旅、成立です(笑)。
コメント
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