お盆が過ぎ、横浜方面は一気に涼しくなりました。揺り戻しはありそうですが、確実に秋が近づいていることを感じます。オーディオシーズンの到来も間もなくといったところです。久々の投資となったプリアンプ導入の話題です。導入したのは、OCTAVEのHP300SEです。4月の自宅試聴、昨年10月のショップでの試聴と、同社のプリアンプを意識的に聴いてきました。そういった意味では、既定路線だったのかも知れません。輸送の関係で7月末の到着となりました。猛暑でオーディオ熱は下火ですが、週末を中心に灯を入れてきました。
迎え入れたHP300SEです。真空管とトランジスタのハイブリッドアンプです。色は他の機器とのマッチングを考慮してシルバーの一択でした。従来、フォノイコライザーが収まっていたラック下段を使用します。すっかりこの光景にも慣れました。
パワーアンプには、プリメインアンプのV40SE(上段)を使います。異なるメーカーのプリ、パワーの組み合わせを探すのもオーディオの楽しみかも知れませんが、無難な同メーカーでの組み合わせとなりました。
前身のHP300から強化された電源ユニットです。ずっしりとした重さがあります。これをアンプの筐体に入れるのはかなりの無理が要ります。ニッキーさんからの指摘もあって、DDコンバータの下で使っていたウェルフロートを当てています。
ずっしりと言えば、リモコンもなかなかです。ボタンはボリュームの上げ下げのみで実にシンプル。V40SEに付属していたリモコンは不要な機能が多かっただけに、個人的なヒットです。
まだ使いこなせていませんが、ゲイン調整が3段階で行えます。今のところLowで使っています。鳴らし込みが一段落したらゲイン、ボリュームの組み合わせの違いを聴き込んでみようと思います。この辺りはセパレートならではの愉しみかと思います。
導入して3週間ほどが経過しました。例によってよく聴く音源、久々に聴く音源を適当に混ぜながら個性を掴んでいるところです。実質、週末しか聴けていませんが、何となく効果のようなものが見えてきました。音のタッチが丁寧でしっかりします。音色をより楽しめる方向で、ピアノが結構いい感じです。ポゴレリッチやピリスのソナタをしばしばかけています。低音の小気味よさ、安定感も変化点の一つです。増幅と駆動を分業した効果でしょうか?これらが相乗して音楽が楽しくなってきます。スタートとしては上出来だと思いました。
メインシステムの機器導入は5年前のAIT DAC導入以来ですから随分間があきました。その間はPCオーディオの見直し、ウェルフロートボードを中心とした振動対策などを進めてきました。順番から言えば10年選手が見えてきたSPの更新なのでしょうが、アンプのテコ入れを優先しました。伏線はいろいろありました。球転がしの想像以上の効果を実感したこともその一つです。訪問先のベテランの皆さんのセパレートアンプの使いこなし、サウンド、経験談もトリガーとなりました。右足を先に出すか、左足を先に出すか、どっちも登っていることに変わりなし、の心境です。
本棚から瀬川冬樹さんの本を取り出しました。セパレートアンプについてもいろいろと書かれています。プリメインアンプでも十分といった記述もありますが、セパレートに進むなら中途半端は駄目と、戒めてもいます。個性の異なるプリ、パワーを組み合わせる難しさにも言及されています(いいとこ取りをしにくい)。耳は8年かけてOCTAVEの音に馴染みました。プリ/パワーの相性は気にしなくて良いでしょう。フォノイコライザーやウェルフロートボードの配置、ケーブル不足など課題散在ですが、延長戦気分で新システムスタートです。
迎え入れたHP300SEです。真空管とトランジスタのハイブリッドアンプです。色は他の機器とのマッチングを考慮してシルバーの一択でした。従来、フォノイコライザーが収まっていたラック下段を使用します。すっかりこの光景にも慣れました。
パワーアンプには、プリメインアンプのV40SE(上段)を使います。異なるメーカーのプリ、パワーの組み合わせを探すのもオーディオの楽しみかも知れませんが、無難な同メーカーでの組み合わせとなりました。
前身のHP300から強化された電源ユニットです。ずっしりとした重さがあります。これをアンプの筐体に入れるのはかなりの無理が要ります。ニッキーさんからの指摘もあって、DDコンバータの下で使っていたウェルフロートを当てています。
ずっしりと言えば、リモコンもなかなかです。ボタンはボリュームの上げ下げのみで実にシンプル。V40SEに付属していたリモコンは不要な機能が多かっただけに、個人的なヒットです。
まだ使いこなせていませんが、ゲイン調整が3段階で行えます。今のところLowで使っています。鳴らし込みが一段落したらゲイン、ボリュームの組み合わせの違いを聴き込んでみようと思います。この辺りはセパレートならではの愉しみかと思います。
導入して3週間ほどが経過しました。例によってよく聴く音源、久々に聴く音源を適当に混ぜながら個性を掴んでいるところです。実質、週末しか聴けていませんが、何となく効果のようなものが見えてきました。音のタッチが丁寧でしっかりします。音色をより楽しめる方向で、ピアノが結構いい感じです。ポゴレリッチやピリスのソナタをしばしばかけています。低音の小気味よさ、安定感も変化点の一つです。増幅と駆動を分業した効果でしょうか?これらが相乗して音楽が楽しくなってきます。スタートとしては上出来だと思いました。
メインシステムの機器導入は5年前のAIT DAC導入以来ですから随分間があきました。その間はPCオーディオの見直し、ウェルフロートボードを中心とした振動対策などを進めてきました。順番から言えば10年選手が見えてきたSPの更新なのでしょうが、アンプのテコ入れを優先しました。伏線はいろいろありました。球転がしの想像以上の効果を実感したこともその一つです。訪問先のベテランの皆さんのセパレートアンプの使いこなし、サウンド、経験談もトリガーとなりました。右足を先に出すか、左足を先に出すか、どっちも登っていることに変わりなし、の心境です。
本棚から瀬川冬樹さんの本を取り出しました。セパレートアンプについてもいろいろと書かれています。プリメインアンプでも十分といった記述もありますが、セパレートに進むなら中途半端は駄目と、戒めてもいます。個性の異なるプリ、パワーを組み合わせる難しさにも言及されています(いいとこ取りをしにくい)。耳は8年かけてOCTAVEの音に馴染みました。プリ/パワーの相性は気にしなくて良いでしょう。フォノイコライザーやウェルフロートボードの配置、ケーブル不足など課題散在ですが、延長戦気分で新システムスタートです。