珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

Michael Schenker のギターソロ

2010-04-23 06:48:00 | ハードロック/メタル
Michael Schenker を初めて聴いたのは高2年の時です。スコーピオンズつながりで UFO を聴くようになりました(因みに Michael Schenker の兄の Rudolf Schenker はスコーピオンズのギタリスト)。既に Michael Schenker は UFO を離れ、自らのバンド MSG を立ち上げていましたので、リアルタイムで聴いたのは MSG です。Michael Schenker にとってUFO 時代は苦悩の時代、MSG はふっきれた時代と言われています。そのような先入観を持って聴くと、何となくUFO時代の曲に寂しさ、MSG時代の曲に明るさを感じてしまいます。とは言え、ギターソロの独特の「泣き」は両時代共通で、さすが Michael Schenker。彼のソロに何となく演歌の雰囲気を感じます。

Phenomenon はUFOだけでなく、ハードロック全体を見てもかなりの名盤と言える存在だと思います。代表曲の Rock Bottom と Doctor Doctor は高校時代、何度聴いたことかわかりません。社会人になって久しぶりにCDで Rock Bottom のギターソロを聴きましたが、結構メロディを追えたのでびっくりしました。この2大名曲の他もなかなか充実しています。Built for Comfort の厚みのあるリフ、 Instrumental ですが Lipstick Traces のような穏やかなメロディなど多様なマイケル節が味わえます。



MSGを最初に聴いたのはライブのレコードでしたが、ここで紹介するのはファーストアルバムの神(The Michael Schenker Group)です。出だしの Armed And Ready からCry for the Nations、Victim of Illusion とノリのいい曲が続きます。Bijou Pleasurette の美しい旋律、Into the Arena のスケール感(いずれもInstrumental)もマイケルらしさに溢れるナンバーで好みです。特にInto the Arena のラストは如何にもといった感じです。



オクターブ、ヴィエナアコースティック、ALR/ジョーダンそしてAKG。ゲルマン系の機器が増えてきました。ゲルマンつながりではありませんが、Michael Schenker のギターも、心なしか馴染んでいるよう感じます(もちろん気のせいです)。
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