この野菜。何でしょう。
これ、アピオスです。
見た目はイモですが、
実はマメ科の植物です。
ボクは先日、塩茹でしたものを初めて頂きましたが、
凝縮された独特の甘みが口に広がり、食感は栗にも似ていて、
サツマイモとはまた違ったホクホク感。
元気が出そうでした。
それもそのはず。
このアピオスの原産地はアメリカ・インディアナ州。
インディアンの貴重なスタミナ源として重宝されていたのです。
栄養素もいうまでもなく豊富。
カルシウムはじゃがいもの30倍!
鉄分は4倍!
食物繊維はサツマイモの3倍!
ビタミンEやイソフラボンも豊富だそうです。
目安は「1日3個」。
食べ方として、一番手軽なのは「塩茹で」。
独特の甘さと食感が楽しめます。
あとは、イモと同じ調理方法でOKです。
味噌汁に入れたり、揚げたり、炒めたりしても美味しいそうです。
わが国でのアピオスの産地は青森県。
これは、原産地であるアメリカ・インディアナ州と同緯度であることと、
輸入されたリンゴの苗木にタネがくっついており、
そこから普及したのが発端だそうです。
さらに、青森ではお嫁に行くときにアピオスを持参させたそうです。
ちなみに収穫期は10月下旬~11月下旬。
その後熟成され、甘みが増したものが流通されているそうです。
やはり、カボチャやサツマイモと同じように、収穫してしばらく置いておくと
甘みが増すのですね。
そして、アピオスはスタミナ源だけでなく、避暑にも活躍するかも…。
アピオスはツルがはびこんで成長しますので、
現代農業2011年2月号では「緑のカーテン」にオススメの植物としてもご紹介されていました。
スタミナ源&避暑。一石二鳥になるかもしれませんね。
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