野菜ソムリエPro. AndyのBlog

「奈良・吉野」の玄関口を中心に活動する、吉野郡唯一の野菜ソムリエPro.&果物ソムリエのベジフルライフをつづっています。

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京やさいツアー その1

2011年07月05日 20時15分03秒 | 大阪25期
7月4日(月)。
野菜ソムリエ中級講座(大阪25期)のクラスメートと
京やさいツアーに行ってきました。

以前から25期で試験勉強などで集まったりしたときに、
クラスメートで、「ツアーとか企画したいね。」
ってお話が出ていました。

ちょうど、クラスメートの知人で、
京野菜スイーツのパティシエをされている方がいらっしゃり、
京やさいのツアーの企画にご協力していただくことに。

そして、ついに実現しました。

今回のツアーでは、
そのパティシエさんがガイドとして、
駆けつけてくださいました。

JR丹波口駅に集合した一行は、
まず、至近にある京都市中央卸売市場を見学しました。


時間帯は、ちょうどセリなどが終わり一段落したころ。

セリの様子などは見学できませんでしたが、
各商店を見学することが出来、
昔懐かしい八百屋さんとお客さんのやり取りを思い出すような風景が
見学できました。

※私事で恐縮ですが、あいにく流通や卸売の知識は十分ではありません。
 その為、素人記事になっていますが、ご容赦ください。


まず、一行が最初に到着したのが、
(株)松乃さん
果物を取り扱っています。

今、旬の果物を見学させていただきました。


山形のさくらんぼ。

特別に試食させていただきました。

ものすごいジューシーでおいしく、酸味と甘みのバランスがよく、
そして果実は弾力があり、果肉を噛んだときに風味がはじけます。

さすが山形のさくらんぼです。

モモは、今、早生のモモが出回っているそうです。
白鳳、白桃もそろそろ出てくるそうです。


輸入の果物。
ネーブルオレンジやグレープフルーツ、アボカドなどもありました。

そのほか、岡山のマスカットなど、
日本のブランドの果物も沢山ありました。

果物では、たとえ味が同じ、栽培が同じでも
用途によって値段が格段に異なることもあるそうです。

たとえば贈答用が好例です。
この場合は1個1個包装しないといけない場合があり、
それがコストとして値段に反映されるそうです。

特に完熟したものは非常にデリケートで、
1個1個箱詰め、包装するのに神経を使うそうです。

特にさくらんぼ。
「宝石のようなさくらんぼ」なんていわれたりしますが、
その為には満遍なく赤く色づいているものが条件となるそうです。
その条件になるためには、ほぼ完熟にならないといけないそうで、
ちょっと力を入れて果実を持つとすぐ痛んでしまうそうです。

また、こんなことでB級品?ということもざらにあるそうです。
実際にA級品とB級品の違いを実物を拝見して確かめさせて頂きました。


次に向かったのは
(株)西友さん
こちらは野菜を取り扱っています。

タマネギは、
淡路島産のタマネギが目立っていました。

また、鹿児島産のサツマイモがありました。
見た目はすごく細いのですが、形は揃っており、
色が満遍なく行き渡っています。

特にホテルや料亭の料理で、見た目を演出するのに向いているそうです。
いわば、高級品です。
(写真を忘れました…)


お店の方といろいろお話させてもらいました。
ここのお店の方、気さくな方ばかりで、
親切に教えてくださいました。

その後、市場内のお店をぐるりと見学しました。

また、東北地方の野菜の状況についても聞かせていただきました。
風評被害は今なお続いており、
今も、二束三文の値段しかつかないことがあるそうです。
胸が痛みますね。


さて、京都市中央市場を後にした一行は、
この後、京野菜ダイニング「TAWAWA」二条店へ。
次は京野菜に舌鼓です。

続きは次回へ…。
コメント
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