ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

「紫陽花や 熟年夫婦に 幸あらん」 龍護山 千光寺

2011年06月09日 | 趣味と交遊

 写真同好会の大先輩からあじさいのいいところあるよと久留米の千光寺を教えていただいたのでさっそく行ってみることにする。脚力ためしに90ccのバイク(ホンダリード)ででかけることにした。このバイクは大阪時代に足代わりで中古で買い、6~7年乗っているが結構小回りがきいて良く走る。といってもまだ走行距離は13000KMくらい。同好会のメンバーで750CCのバイクであちこち走りまわり被写体をものにしている同僚がいるが、昨今の中高年のハーレーダビッドソン人気ではないが少々関心がある。まあ、倒れて起こせるくらいの体力は必須だがいきなりは無理だとは思っている。
 朝一で体験農園にいき、ジャガイモを収穫して(約3キロ)段ボールに入れ乾燥準備をしてから、10時過ぎ、久留米に向かう。永岡から小郡をとおって久留米に通じる県道57号線を走る。結構大型トラックが多くブンブンとばすのでちっちゃなバイクは怖いね。久留米に入り神代橋を渡ったが左右不明、ままよと右折して、しばらくすると森林センター方面の表示があり、見たような記憶があったので左折、築水高校をすぎると、なんとあじさい寺の表示板、これが100M置き位に設置され案内してくれる。ラッキーでした

 10数台の車が駐車していたが50台くらいはとめられそう。鶯がいい声でないて迎えてくれる。まずはコンビニで買ってきた299円の弁当(こぶりで丁度よい量)とお茶で腹ごしらえ。この寺は1180年に栄西が建立したという臨済宗の寺だったのがたびたび火災にあったのち、1629年に筑後国の曹洞宗の本寺となったらしい由緒ある寺だということ。
1982年ころからアジサイを植え始め、いまや5000本くらいになっており「あじさい寺」として親しまれているというが、見たところまだ半分も咲いていない。お客さんも10人程度、1週間ほど早かったようだ。でも結構さいているのでゆっくり撮影にかかる。16~40ミリ広角、55~300ミリ望遠、50ミリのマクロの3本のレンズをもってきた。曇りがちで光も強くない。

 リタイア後の夫婦らしき2人づれが3~4組いたがどこも奥さんがリードして、なにやかやと旦那さんの世話をやいている。このベンチは汚いからズボンがよごれるよとか、気温があがると言ってたのになぜこんなカッコできたのとか、まあのんびり見なはれと言いたい気分だがどこの夫婦も同じようなものだなと痛感。
そこで一句。「あじさいや、熟年夫婦に、幸あらん」。ふと見るとあじさいの足元に石仏が笑みをうかべて手を合わせていた。パチリ1枚。
3本のレンズで約40枚ほど撮る。よさそうなのは4~5枚かな。満開の時の雰囲気がどんなものかわからないが、この耳納(みのう)山麓はろうばい、桜、あじさい、いちょう、もみじ、ハゼ並木と四季を通じて楽しめそう。またこよう。
片道1時間少々だったが90CCバイクではやはり疲れるね。そして大型トラックが結構多いし危ない。やはりナビ付きの軽キャンピングカーがいいかな。まあじっくり検討しよう。
コメント
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