ソチ冬季五輪も23日で終わるが日本のメダル目標10に対し17日現在金1、銀3、銅2の計6個、今ラージヒル・クロスカントリーの後半戦をやっている。ノーマルヒル銀の渡部選手はジャンプ4位、さあクロスカントリーどうなるかだね
しかし葛西選手41歳、独身らしいが長野五輪で怪我もあって団体に出場できず金メダルメンバーになれなかった。あの悔しさが原動力のひとつになって、オリンピック7度目のチャレンジで個人で銀、そして団体で20歳の清水、病気の竹内26歳、ひざのけがの伊藤28歳のメンバーを鼓舞し銅メダルをゲットした。自分だけメダルを持って帰るわけにいかないという思いがメンバーに伝わりそれぞれが本分をまっとうしてのメダル。見るものを感動させ、ライバル選手も五輪七度目のチャレンジングシップに畏敬の念をもちレジェンド(伝説)と葛西選手をたたえる。感動のメダルストーリーにマスコミ報道機関がくらいつき、ゴシップ週刊誌まがいに個人情報をオープンにしてゆく。
今の日本人に感動の疑似体験をスポーツを通じてしか得られない状況になっているのではないか。男子フイギュアスケートの羽生選手19歳の演技は本当に感動させてくれたし、五輪には魔物がいるということもおしえてくれたし、彼が東日本大震災の被災者であることもなお一層感動を深めたし、まあ有名人になるということは何でも裸にされてしまうことかもしれないがね
世の中の子供をもつ親たちがどうすれば自分の子供を一流プレイヤーに育てられるのかをメダリストたちの生い立ちから家庭環境、小学生時代の作文、同級生や教師の想い出などを取材して放映する。まったく今の親たちは子供の作文はきっちり残しておかねばならないようだね。しかし過去、オリンピックでメダルをとった選手たちが現在どんな生活をしているかあまり追跡調査したような記事はみないね。モーグルの上村選手は葛西選手の銀メダルをどのように見ているのかね。メダルをとるまでチャレンジするのか、母親としての幸せをとるのか、人生いろいろだ!