24節季では冬籠りをしていた虫が地中から姿を出し始める「啓蟄」というのに東日本、北海道などは雪、猛吹雪。寒い国は大変だが関西でも氷点下という。虫たちもびっくりするだろう。桜も気温の動きを察知し開花時期を決めるらしいが今年はどうかな。
この時期、確定申告の季節でもある。年金生活で基準以下だから確定申告は不要だが、市民税や県民税の申告が必要とのことで用紙をもらい、保険料などの申告資料をつけて朝一でで出してきた。シニア仲間では申告などしていないというのもいるが申告しなければ年金から基礎控除や扶養控除が差し引かれて課税所得金額が算定され、県市民税が決まる。申告すれば社会保険や地震保険、10万円以上かかった医療費超過分などが控除される。係りの女性に聞いてみると25000円ばかり課税所得額が減額されるとのこと。去年は県市民税が65000円くらいだった。健康保険税が21万円、介護保険が72000円、それに固定資産税が15万円。年金生活者には税負担がおおきいね。4月からの消費税3%アップがどう響いてくるかだね
野鳥も生きんがために食べ物の奪い合いというかわが庭では互いにシェアしあっているように見える。穀類ばかりと思っていたスズメがミカンもつっつきはじめメジロを追いはらう。その雀をヒヨドリが追い払い、そのあとをシロハラが突っつく。
そのあとをメジロがやってくる。
野鳥の世界も大変だ。なにしろ体温を維持するには常時たべていなければならないと野鳥の会の講師が言っていた。
宝満川でも鷺やらカモが流れのなかの小魚をともに狙っている。まあ人間世界も食わんがためにやっさもっさ。円安好業績でベアやボーナスでうるおう大企業サラリーマン、一方派遣など非正規労働者の賃金事情はきびしく格差は拡大、世間をうらみ凶悪事件に走る。テレビは犯罪者の世評を聞き、いい人でしたが信じられませんなどと近所のひとの声を流す。格差は静かに陰湿に着々と広がっている。いまだ自宅に帰れない福島の住民の苦しみは計り知れない。安倍総理の話がうすら寒く響く。