妻が29日、右眼白内障手術、モニターTVで手術状況視察、10年前の自分の網膜剥離手術を思い出す。しかし医学の進歩はたいしたもの、10分ちょっとで手術終了、眼帯をして日帰り。そして翌日、チェック、もう眼帯をはずして歩いて出てきた。しっくりするには1週間ほどかかるらしいがまあ無事終了してよかった。
ということで昼から前から噂をきいてはいたがいけなかった佐賀、嘉瀬川河畔でのバルーンフェスタにでかける。世界からライダーがあつまり120機ばかりが競技を争うらしい。車は大混雑すると聞いていたが木、金なら大丈夫だろうと思って会場周辺のアステム佐賀支店にナビ設定、途中食糧飲料を調達、3時過ぎ佐賀駅周辺、上空に2~30のバルーンが上がっているのがみえる。嘉瀬大橋付近で通過車右、バルーンフェスタ左車線の案内表示、4000台収容のバルーン北駐車場にはいってゆく。周辺に協力駐車場が14か所ある。ここが最大で協力金1000円なりで駐車。P1-1からP1-10まであり1は業者、許可証がいる、10がキャンピングカーサイトで結構広いスペースで50区画ある。とりあえず適当なところにとめてロケハン。
会場まで20分とかいてあったが大嘘。ローンチエリアという競技会場まで歩いて40分かかった。一番近い駐車場がP-1の業者専用のところ、そこからでも15~20分かかる。一般はP-2から。
(キャンピングカーサイトから。上方が会場)
憩いの広場やバルーン広場があり家族連れでにぎわっている。ほぼ中央にバルーン佐賀駅のホームがあり、ここから競技会場めで5分、JR利用が一番よさそう。上図のローンチエリアの右側がバルーンが飛び出すエリアでAからHまで8区画にわけられており、中央のD、EエリアあたりにTVの報道ブースがある。明日の天気が心配だが6時半スタート予定。また、来た道をもどる。1万歩は歩いたね。こりゃたまらんということでP-4の芝生のきれいそうなところに車を移動、すでに日はおちてサーチライトがついている。自作の簡易テーブルと折り畳みチェアをだし、弁当をだし、カニカマでワンカップで一杯。ここは隣に大型のキャンピングカーが1台(本来ダメなはずだが警備サイドはいい加減、アバウト)。
月に暈がかぶっている。明日は雨かもしれないね。晴れていれば星がきれだったろうに残念。マルチシェイドを窓裏にセットして就寝体制。しばし読書。曾野綾子の「老いの才覚」。ソフトバンク対阪神、0-0。投手がいいとやはり打てない。8回裏、意外性の男、松田のタイムリーでやっと1点。しかしソフトバンクはイライラさせる。クローザーのサファテがなんと3つのフォアボールで満塁にしてしまう。しかもワンアウト。しかしまあ秋山監督への花道ずくりか神の采配で阪神、西岡の守備妨害であっさりゲームセット、ソフトバンクの日本1が決定。すっかり頭がさえてしまい眠れず。
4時起床、12Vポットで湯をわかしモーニングコーヒー。近くの簡易トイレで用をたし5時過ぎ車をさらにP-2まで移動。すでに警備員がでてきている。がたがた戦車がいくような音。ロードローラーが砂利道に水をまきながら道路整備をしている。ご苦労さんです。
協賛会社の車
6時、あと少しで日の出の時間だがスタート準備をしているバルーンの気配がない。福岡から4時出発して来たという中年の男性と話す。去年もきたらしい。1日から雨予報なので31日にきたという。嘉瀬川の向こうの土手から川面にうつるバルーンを撮るといって2~30分かかるらしいが歩いて行った。6時40分ごろローンチに準備する高圧ガスと書いてあるトラックが集結し始める。10Mばかりのバルーンをひろげてガスを入れ始める。
競技のルールの細目はよくわからないが一定時間飛んで、また戻ってきて指定のコーナーに砂をつめた袋を落とすらしい。徐々に準備がととのい浮上してゆく。
真下からみるとガスバーナーを燃やしているのがみえる。土手の上の放送局ブース近くに挨拶してくるバルーンもある。自由に操縦できるようだ。
雲がかかっているが大空にむかって上昇してゆく。土手の観衆がシルエットになり歓声をあげている。
コスモスとバルーンの競演。
いろんな競技があるようだが別の着地場所におりるとバルーンをたたんで帰ってしまうらしいね。表彰があるのかどうかもわからないまま、8時前、観客が移動しはじめる。ジャンパーを車においたままだったので体も冷えてきた。
ふるさと物産館によってマンボウのいかしゅうまいを土産にして引き上げることにする。あすからシチメンソウ祭りがあるという干潟よか公園にナビ設定して向かう。佐賀市の東与賀、車で30分。3年前の6月にムツゴロウの撮影にきたとき訪れたことがあるがシチメンソウの群生をみるのは初めて。干潟よか公園の有明海がわ干潟のそばに群生している。
干潟にはムツゴロウがらみのなにかしらやっている漁師さん?
手前の干潟で小さなむつごろうと蟹さんたち。干潟でちょこまかしていた。
祭りでは期間中、夜ライトアップされるらしいが薄曇りのなかで、真っ赤な色合いというわけにはいかなかったがきれいな景観ではあった。昼前帰宅、ひさしぶりのイカしゅうまいとセブンのおにぎりで昼食。1泊車中泊ツアー終了。