すし屋のカウンターに二人座ってワインを飲みながら寿司をつまんだら1~2万円かかるだろうがつつましくスシローの寿司をネットオーダーして持ち帰りで、妻の手料理のてんぷらなどプラスして妻と共同の誕生寿し会食。妻は12日生まれ67歳、私は25日生まれ71歳、結婚して45年、よくやってきたもんだ。
妻は2回の出産以外入院経験なし、私は2000年に網膜剥離で1週間入院したのみで大病、長期入院もなく子供たちも同様でまったくラッキーとしか言いようがない。大学を卒業する時に家業が倒産し波乱のスタートと言えばそうだったかもしれないが就職も決まっていたし、あとは文字通り日本の高度成長時代の波にのり仕事漬けの人生。転勤引っ越しは10回くらいやり単身赴任生活も長かったが経済的困窮に陥ることはなかった。勤務先が上場してキャピタルゲインをえる幸運にも恵まれ現在の家は3回目。互いの両親は3年前にすべて他界し文字通り夫婦二人だけの生活。まあ人間、生老病死、これから病にかかり死に至るということは誰しも共通のこと。これからどうなるか神のみぞ知るだが今までは幸運だったと言えよう。
経営の神様、松下幸之助氏はひとを採用する時は運のいいのを採用すると言っておられた。人間、不平不服を言えばきりがない。世の中同じでも考え方見方を変えれば人生一変する、できるだけ、とらわれず、こだわらず、おだやかに生きていきたいものではある。