ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

180204 立春とは程遠い積雪の朝、厳寒の武蔵寺へ写経会!冬タイヤチェック!

2018年02月04日 | 旧暦のある暮らし

24節気では立春だが今朝は何と積雪。庭の木々は綿帽子をかぶり、ヒヨドリは寒さで満丸くなっている。

今日は武蔵寺写経会の日だが寒い時こそ寒行とばかり、スノウタイアのチェックもかねて勇躍出かける。

 冬の阿蘇界隈の撮影にそなえて3~4年前から12月から2月にかけて冬タイアにかえているが雪中撮影は皆無。

 メインの道路はすでに車の往来で9時前には夏タイヤでもいいくらいのレベル。それでも凍結しているケースもあるので用心して走行。雪は断続的に降り続いている。

9時20分着。武蔵寺の門前の坂道、すべりそうで怖い。足跡だけがかちかちに凍っていた。

本殿までの道も滑りそうで危ない。

 通常状態では写真も面白くない。こういう気象状態はチャンスなのである。こんな雪模様で10名近く欠席のようだ。写経道場は暖房が効いて暖かい。本殿での写経浄行会。足元はホットカーペットで暖かいが体は冷気に包まれている。開始の鐘が冷気を裂くようになりひびき浄行会がはじまる。比叡山の修行僧は氷点下の寒さの中で修行していることをおもえばまだこの本堂は楽と言えるのだろうね。

 しかし大黒天の前での雪の中での読経時は寒さが身に染みたね。いかに普段ぬくぬく過ごしているかが思い知らされる。10時半道場で写経、11時半ご住職からのありがたい法話。

 12時15分大広間に移動しての昼食。玄関に禅画。「一隅を照らす者が国の宝だ」ほほぼのと我々に訴えかけてくる。

 精進料理。たくあん1枚とお茶少々を残す。食したあとの皿にお茶をいれてたくあんできれいにする。それを味噌汁椀にいれてまた、たくあんできれいにして、それをごはん椀にいれてまたたくあんできれいにして、飲み込む。最初の状態に戻して食事を終わる。というのが精進料理の作法。我欲をセーブし自然の恵みに感謝して生きれば心身の病気にならないということ。寒い中での食事もこころ暖かくなるということ。ごちそうさまでした。

 今夜もまた雪らしい。塵を払わん、垢を除かん!!

コメント
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