越前大野の城下町でいくつか残っている武家屋敷の一つ、旧内山家を見学しました。

内山家は、幕末期に大野藩政の再建に尽力した家老、内山良休と弟の良隆の家です。現在の母屋は1882(明治15)年頃建築され、平成5年に解体復元されたものです。屋根は現在は瓦葺きですが、元は板葺きだったことが、復元の段階でわかりました。
入館料200円。9~16時(日曜、祝日は~17時)。無休。

母屋。

仏間と座敷。

鶴の釘隠し。

蝶の釘隠し。

蒔絵箪笥。

庭越しに見えるのは、大正期に建てられた数寄屋風書院の離れで、母屋と渡り廊下でつながれています。

台所。

二階に上がる階段は狭くて急です。

二階の座敷。舟底天井になっています。

二階の物置部屋。下に抜けるので踏んではいけない部分があります。

米蔵、味噌蔵、衣装蔵と蔵がいくつもありました。

米蔵と衣装蔵は頬杖で軒先を支える、この地方独特の造りです。

味噌蔵の内部。

塀の端飾りがかわいい。

飾り瓦も。

江戸末期のピストル。
内山良休は藩営商店「大野屋」を開設、銅山経営などで藩財政を建て直しました。良隆は蝦夷地開拓の推進、洋式帆船「大野丸」を建造、軍備の刷新、蘭学の振興などを行いました。

そういった改革関係の展示がありましたが、また、この時は浴衣の帯結びのいろいろも展示されていました。