ビバさんのさんぽ道

みやこの建物、お庭、お花、あれもこれも見てみたいと欲張りビバさんがでかけます

妙心寺東林院で沙羅の花を愛でる

2013-06-28 22:13:15 | ぶらり都めぐり
今日は妙心寺東林院に行きました。




前庭では小さな花にも名札がつけられていました。
右端の丸い木はクチナシ。






先ずは、鼓月製のお菓子「沙羅」でお茶をいただきました。





沙羅の木(夏つばき)が十数本、たくさんの白い小さな花が咲き、木の下には散り落ちた花が一面に広がっていました。










沙羅の花は一日花、朝咲いた花がその日のうちに散ってしまうので、世の中の常ならぬことを象徴していると言われています。





庭の中央の岩にはセッコクとイワヒバが茂っていました。


説明のお坊さんの話では、沙羅の花は毎日たくさん散っているけれど、地上にそのままにしておくと、蜜にアリが集まって苔にとって悪いので、花がらは毎日集めて裏の畑に埋めて自然に返しているそうです。

まだまだ蕾がたくさんあり、しばらくは咲き続けそうですが、「沙羅の花を愛でる会」公開は6月30日までです。





東林院の他にもたくさんの塔頭があり広大な広さの妙心寺境内。
この辺りは時代劇のロケがたくさん行われた所でしょう。





妙心寺南側から東にまっすぐ通じる道は妙心寺道。
昔ながらのお店や歴史的意匠の建物もあって、歩いてみるといろいろとおもしろい発見のある道でした。



中でも、京都府立山城高校の南口にあった門は歴史を感じさせるものでした。

山城高校は、1907(明治40)年京都府立第五中学校として創立、大正7年京都府立京都第三中学校と改称、昭和23年京都府立山城高等学校となりました。
この門は明治の頃は正門でしたが、今は馬代通り(東)側に正門ができて、南門となっています。


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いろいろ変わる、京都府立植物園

2013-06-09 22:23:28 | ぶらり都めぐり
京都府立植物園、5月5日の様子。


いつもながらのすがすがしいクスノキ並木の姿。



西洋シャクナゲが色あざやかでした。








ハンカチの木。




植物園会館では「イワチドリと小町蘭展」が開かれていました。

これはイワチドリ。極く小型の蘭です。



かわい~い。



セッコク。






次は6月2日の様子です。


バラ園のバラはやや終りかけ。



花菖蒲は咲き始めでした。


植物園会館では「初夏の園芸市」が開かれて、花の即売が行われていました。

ストレプトパーカスを買いました。(これは会場の展示品)





植物園は最近いろいろリニューアルされて、変身してきています。

植物園会館2階のレストランが閉店になったのに変わって、中央広場に「森のカフェ」が開店していました。

しかし、最大の変身は7月1日からこれまで無料で入園できていた60~69歳の入場料が有料になることです(涙)。
今のうちにできるだけ行っておかなくちゃなりません。



6月9日、またまた出かけました。
6月6日~10日、植物園会館で「初夏の洋ラン展」が開催されていました。












今日は花菖蒲が満開になって、とても綺麗でした。










北山通り鴨川寄りにもう一つ門ができていました。




その横には絶滅危惧種園や中国産植物園ができていましたが、まだ整備中という感じでした。



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左京区民茶会

2013-06-07 21:09:23 | ぶらり都めぐり
今年初めて左京区民お茶会というのに行ってきました。


流派は方円流のお煎茶。
6月7日、会場は南禅寺天授庵です。


午前10時から午後3時の間に先着40名ずつ8席が設けられていましたが、驚いたことに申込み初日に区役所に行くと、すでに最後の2時30分開始の席しか残っていないとのこと。順正の昼食席は売り切れていました。

こんなに人気のある行事だとは思いもよりませんでした。
恐るべし、左京区民の文化水準!


南禅寺三門のすぐ南に隣接する天授庵のお庭は、幾何学模様を取り入れた素敵なお庭でした。



方丈北庭。



方丈前庭(東庭)。
小堀遠州発案の枯山水庭園。






書院南庭。
池泉回遊式庭園で、明治時代に改修されていますが南北朝時代の面影を残しています。




左側の赤いモミジの木に「在釜」の旗が掛かっています。



お床の花はアジサイ、香炉は富士山の形をしたものでした。



時々、山のてっぺんから白いお香の煙が出ているのは、噴火の煙に見立てられたもので、富士山が世界遺産に登録されたのにちなんでいました。


お茶の世界には全く疎いので、危うく正客の席に導かれそうになって冷や汗ものでしたが、幸いご年配の方に入っていただいて、難を逃れました。
向こう見ずとは思いながら、多くの人にお茶の世界に親しんでもらおうという区役所と方円先生のご厚意により、素敵なお庭を眺めながらゆったりとした気分で文化の香りを味わうことができました。

コメント (4)
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親切なお風呂屋さん

2013-06-03 23:35:24 | お風呂屋さん巡り


伏見墨染駅から徒歩5分にある泉湯さんにはとても優しい張り紙がしてありました。










魔法の傘か?
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