高知市の中心で毎日曜日(1月1日・2日とよさこい祭本番の日曜日を除く)に開かれている日曜市です。

高知城の大手門前から高知駅前通りまでの追手筋通り片側二車線をつぶして約500店もの露店が並びます。

ここは毎年8月10日~11日のよさこい祭の時には本部競演場になる場所です。

江戸時代から、近郊の農家が農作物を持ち寄り店出ししてきたのが、海産物や植木や古道具など、様々なお店が並ぶようになり、大規模な市になっています。昔から私のお楽しみだったのは、野生蘭や植木などの植物を売るお店と鶏などの生き物を売るお店が集まる高知城近くのエリアでした。

市内の人も観光客もたくさんの人が買物や見物にそぞろ歩いたり、「まけてや」とお店の人とやりとりしたり、楽しんでいます。


自家製のお茶を売るお店。

手作りのようかんやお餅・田舎寿司を売るお店。
ジュルッ。

すぐ横には武田五一設計の追手前高校の建物もあります。
高知市内にはこの他にも、火曜市、木曜市、金曜市があります。
次は高知の街を走る路面電車。
1903(明治36)年に創立した土佐電気鉄道と高知県交通バス会社が2014年に合併して「とさでん交通株式会社」になり、電車とバス事業を営業しています。

高知駅前-桟橋通五丁目間を南北に走る線と、伊野-後免町駅間を東西に走る線がはりまや橋で交差しています。
初乗り運賃は200円ですが、伊野-後免町駅間は日本の路面電車で最長区間で460円です。
はりまや橋にいるといろいろなラッピング車を見ることができます。

これは最もオーソドックスな形。



超低床車(ハートラム)。
他にも外国を走っていた電車や創業当時の電車を模したものなどが時々走っています。
岡山駅から1時間以内に見物して来られる観光名所に後楽園があります。
電車でもバスでも行けますが、バスのほうが園のすぐ前まで行けるので、往復バスで行ってきました。

岡山藩主・池田綱政が旭川の中州に造らせ、1687(貞享4)年に着工、1700(元禄13)年に完成した池泉回遊式の庭園で、日本三名園の一つです。

すぐ隣に岡山城があり、続けて見ることもできますが、今回は後楽園だけにしておきました。

広い、広い、大名庭園です。

延養亭。
藩主が後楽園を訪れた時の居間や、賓客をもてなすために使われた建物。1945(昭和20)年6月29日の岡山空襲により焼失しましたが、1960(昭和35)年に再建されました。

廉池軒。
戦災を免れた数少ない建物の一つです。

その前の花葉(かよう)の池。
大輪の白い花を咲かせる蓮「一天四海」(通称「大名蓮」)が夏に花を咲かせます。

唯心山。
園の中央部に唯一盛り上がった小山があり、その上から広く園内を見晴らすことができます。
池田綱政の子、継政の時に築かれ、平面的だった庭園が立体的な景観へと変化しました。山腹には唯心堂があり、斜面には石組みに合わせて、ツツジやサツキが植えられています。

唯心山の上からの眺め。

園内最大の「沢の池」。


井田(せいでん)。
綱政が田園風景を好んでいたため、初期には田んぼや畑が多く配置されていましたが、経費節減のために芝生を植えさせ、今では井田だけがその名残を伝えています。

茶畑。
築庭当時からこの辺りのゆるい土手斜面に茶畑が作られ、その茶葉は藩主が普段に飲むお茶として使われました。

慈眼堂(じげんどう)。
池田綱政が元禄10年に池田家と領民の繁栄を願って建立し、観音像を祀りました。
8月、高知に行く途中、行きも帰りも乗り継ぎ時間に岡山の街をちょこっと廻ってみました。
岡山の街中を走る路面電車は「岡山電気軌道株式会社」(愛称「おかでん」)の電車です。
岡山駅前-東山の東山線と、岡山駅前-清輝橋の清輝橋線の二路線があり、今回は東山の終点まで乗ってみました。

9駅目17分で東山に着くと、電車は岡山駅前に向かって引き返していきます。発車の間隔は約5分毎でとても便利です。
初乗り区間は100円、終点まででも140円ととても格安です。

東山車庫があって、いろんな種類の電車が停まっていました。


こんなところに「たま電車」が?と不思議に思ったら、南海電鉄貴志川線の事業を引き継いで和歌山電鐵を経営しているのがこの岡電なのでした。

岡電バスにも「たまバス」がありました。


今年も7月31日~8月4日、京都府立植物園で朝顔展が開催されています。
この期間中は朝7時開園です。

頑張って早起きしてアサイチで見に行ってきました。北門から行ったほうが近い園の東側にある展示場に、植物園で栽培された朝顔鉢と朝顔同好会「半日会」の会員が栽培した鉢が並べられています。

「渓流」

「渓流の調」


「紫の上」

この日の銘花はこの花が選ばれていました。「一幸」。

帰りがけに通りがかった泉川に梅花藻が咲いていました。
上にピンクのムクゲの花や枯れ葉が散っていますが、

この小さい白い花は清流に咲くという梅花藻、北大路通りすぐ北側の住宅街の中でこんなにたくさん咲いているとは驚きです。