ビバさんのさんぽ道

みやこの建物、お庭、お花、あれもこれも見てみたいと欲張りビバさんがでかけます

2013年青春18夏の旅(4)北近畿タンゴ鉄道 天橋立~西舞鶴

2013-08-27 01:48:07 | 遠出(国内)
宮津線は網野駅の辺りから海岸を離れ、峰山、丹後大宮、野田川と、丹後半島の付け根内陸部を走りますが、岩滝口辺りから再び海辺に出、今度は若狭湾の水面を見ながら走っていきます。


あの天橋立もちらりと姿が見えましたが、天橋立駅に着くと、「あかまつ号」には予約の団体さん達が乗り込んできて、ここから西舞鶴までは「あおまつ号」に移動して、一般乗客とならねばなりませんでした。


「あおまつ号」の車内もデザインはしゃれていましたが、ここにも団体さんがたくさん載ってきて、立っているお客さんもたくさんいました。、



天橋立、宮津、栗田と通り過ぎて、栗田駅と丹後由良駅との間で列車は一時停止して、美しい奈具海岸の様子を見せてくれました。
「丹後あかまつ号」「丹後あおまつ号」「タンゴ悠遊号」の観光型列車は絶景ポイントでスピードを落したり、止まって車窓風景を楽しませてくれるのです。



次の絶景ポイントは由良川の鉄橋の上です。
橋の全長551m、水面から6mにかかる橋で、長い鉄橋の上を列車が走る姿は絵になる光景でしょうが、列車の中からだと、大きな川の上流方面を眺めるだけで、ちょっと物足りませんでした。



終点西舞鶴近くで見かけたKTR700形車両。ひどく汚れて塗装もはげかかっていて相当に年季の入った車体でした。

おしゃれなデザインの新型車両もいいですが、長い間地域の足として頑張って走ってきたどっしりとした車体には懐かしさと親しみを感じてしまいます。
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2013年青春18夏の旅(3)北近畿タンゴ鉄道 宮津~天橋立

2013-08-27 01:45:09 | 遠出(国内)
豊岡駅から北近畿タンゴ鉄道に乗り、西舞鶴まで行きました。
青春18の旅と言いながら、北近畿タンゴ鉄道はJRではなく、青春ではありません。
北近畿タンゴ鉄道は豊岡~宮津~西舞鶴の宮津線と、福知山~宮津の宮福線が宮津で T 字状に交差しています。
乗ったのは宮津線で、豊岡発13:33の丹後あかまつ2号でした。
丹後あかまつ号と丹後あおまつ号は、特別デザインの観光用列車です。

しかし丹後あかまつ号と言っても2両編成のうち、先頭の1両が赤い車体の「あかまつ号」、


後ろの1両が青い車体の「あおまつ号」なのです。丹後あおまつ号は先頭が「あおまつ号」、後ろが「あかまつ号」のようで、必ず「あかまつ号」と「あおまつ号」の2両編成で運行するようです。(ややこし~い)



ただし、「あかまつ号」に乗るには乗車整理券(300円、35名まで)が必要ですが、「あおまつ号」は乗車券だけで乗れます。
豊岡駅で整理券を買おうすると、本日は天橋立駅までの整理券しかないということなので、とにかくそれをゲット。乗車券も一日乗り放題券(1200円)を購入、豊岡~西舞鶴の通常運賃1680円よりお得なんですもの。



先ずは「あかまつ号」の車内です。




さすがに有名な車両デザイナーの手になるだけあって、ソファあり、半円形のカウンター席あり、木をふんだんに使って凝っています。



窓に向かってよく景色が見えるこの席に座りました。



サービスカウンターとショーケース。特産品が展示されていたり、丹後に関する本も自由に読めるコーナーもありました。







「あかまつ号」に乗車するとまもなくアテンダントさんがおしぼりと記念乗車証を持って来てくれました。
アテンダントさんはサービスカウンターで軽食、飲み物、グッズも販売しています。



豊岡駅を出てすぐ大きな川を渡ります。円山川です。何年か前の台風の時にはこの川があふれて一帯が水につかったことがあり、そんなことを思い出しながら見ていましたが、今年の台風18号では被害はなかったのでしょうか。




列車は田園地帯の中を進んで、稲の色づきから見ると稲刈りまでにはもう少しかかりそうでした。(8月末)
この近くにコウノトリの郷公園があるようです。



丹後三江駅。



久美浜駅は昔ながらの堂々とした木の駅舎でした。



木津温泉駅。突き出た庇の下に足湯「しらさぎの湯」があります。乗車しない人も入場券を買えば利用できるそうです。

この次に網野駅があり、鳴き砂で有名な琴引浜が近くにあります。


丹後大宮駅。小野小町の墓など、小町にちなんだ史跡があるそうです。



野田川駅ですれ違った「タンゴ・ディスカバリ」車両。京都から福知山までは特急で走り、そのまま乗り換えなしで北近畿タンゴ鉄道を走ります。
この列車が来るまで、こちらの列車はだいぶ長い間待っていました。


野田川駅から山の方に入ったところにはちりめん街道と言われる加悦地区があり、丹後ちりめんの生産で繁栄した面影を残す町並みがあるそうで、いつか行ってみたいものです。


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2013年青春18夏の旅(2)豊岡駅

2013-08-27 01:32:03 | 遠出(国内)

11:59 和田山駅からまた汽車に乗って、



12:31 豊岡駅に着きました。


豊岡駅周辺には玄武岩のゲンさんがたくさんいました。



豊岡駅の次の駅「玄武洞」の近くにある玄武洞にある玄武岩が六角柱の形をしているので、「ゲンさん」がこの辺りのシンボルになっているのです。
六角形の顔、太い眉にねじり鉢巻の顔は、ニッカボッカを履いたおっさんが連想されて、何とも親しみが湧いてきます。










ゲンさんだけでなくコウノトリもいました。
豊岡近くの田畑にコウノトリが自然繁殖しているのも有名です。

駅前は広く整備されています。

豊岡駅はJRと北近畿タンゴ鉄道の駅が繋がって入っています。

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2013年青春18夏の旅(1)和田山機関区

2013-08-26 23:31:59 | 建物(兵庫県)
今年の夏の青春18の旅、第一回目は山陰線から。

京都駅を8:05に出発、園部、福知山で乗り換えて、


10:45に和田山に着きました。



この駅で降りた目的はこれ!




旧和田山機関庫の車庫跡です。
駅のホームからレンガ造りの建物が見えます。



しかし、屋根が全然ありません。何と痛々しい!



これは1912(明治45)年3月に建築されたもので、1991(平成3)年3月からは車両整備工場として利用されていましたが、今は屋根も取り払われて放置されたままのようです。







横に同じ頃に作られた給水塔もあります。




明治の鉄道遺産、取り壊したりしないで何とか残してほしいものです。


駅から出てもっと近寄って見たいと思ったのですが、車庫のある線路の反対側に行くには、駅の左右どちらもかなり歩いて踏切を渡って回り道して行かねばならないようなので、残念ながら諦めて、駅の近くをぶらぶら歩くだけにしました。


和田山駅前の風景。



駅の横の緑地にミニ竹田城がありました。和田山と姫路を結ぶ播但線の次の駅、竹田駅の近くに天空の城竹田城があるようです。



駅の前にアンネのバラの鉢植えがありました。


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よさこい祭 in Kochi

2013-08-13 22:33:42 | 土佐の国
土佐の高知のはりまや橋で~


この夏も高知に行って来ました。
高知市では8月9日よさこい祭りの前夜祭、10日~11日は本祭、12日は全国大会・後夜祭でした。
よさこい祭りは昭和29年から毎年高知市で開かれてきて、今年で第60回目となります。

今年の本祭は200を超える団体、2万人以上の踊り子が参加し、全国大会はその入賞チームと他府県からのチームが参加するものでした。


祭の会場は高知市中心部全体という感じで、参加チームが全部で16ヶ所の競演場・演舞場を巡回して、それぞれの趣向を凝らした踊り・衣装・音楽で踊っているので、期間中どこでも見ることができます。
高知城すぐの追手筋では桟敷席があり有料ですが、その他はすべて無料で自由に見られます。



大きな競演場である中央公園の舞台です。上は大型画面。



公園の手前でたくさんのチームが出番を待っています。





はりまや橋演舞場は木組みアーケードのはりまや橋商店街の中です。



大型トラックに飾り付けをした地方車(じかたしゃ)に続いて踊り子の列が踊りながら進んできます。この商店街は幅が狭いので、大音響のリズムがガンガンと心臓に響いてものすごい迫力です。心臓の悪い人はちょっとやばいかも。



こちらは京町商店街アーケードで踊る「十人十彩(じゅうにんといろ)」チーム。
たびたび金賞をとるチームの踊りはさすがに動きも揃って見事なものです。




帯屋町商店街に帯屋町筋チームが進んできました。



超ジモトなので、通りの両側から見知った人達がやんやの声援をかけていました。




親戚の小学生の子供が踊っているチームの横について行こうとしましたが、踊りながら進む速度は速いし、両側は見物の人でぎっしりなので、おっかけはとても無理でした。



よさこい踊りのルールは鳴子を使うこと、前に前に進むこと、伴奏に「よさこい節」の一節を取り入れること、この3点さえ押えていれば、後はどんな振付でも、どんな衣装でも、どんなリズムでもOKなので、各チームはそれぞれ自由にアレンジして踊っています。




踊りがいきいきしていて笑顔が素敵な踊り子にはご褒美の花リングが首にかけてもらえます。



路面電車にも競演場から競演場へと移動する踊り子達がたくさん乗っていました。


この4日間高知の街は大賑わい、どこにこんなに若い人がいたのかという位大勢の人が踊り、見物の人も大勢つめかけて、送迎の観光バス、旅館、商店街と大変な経済効果だろうと思います。
この頃高知県西部の山間部、四万十市江川崎では日本最高気温を記録していましたが、高知市では海風も吹くし、35℃くらいだったでしょうか。それでもこんな暑い時によく踊れるものだと思いながら、ちょっと見ただけでもなんだか元気をもらって帰ってきました。
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