高野川の馬橋と人道橋の間にさらに橋を架け、西側の道路を拡張しようとしている問題。
283名の京都市民が、昭和2年の都市計画決定時の図面がなく、「都市計画決定」と「現状工事」がずれており、税金の無駄使いであると、角川大作京都市長を京都地裁に訴えました。
裁判は、2017年3月から12回に及ぶ口頭弁論を経て、2020年2月17日に判決があり、住民側の請求が棄却されました。
この判決では、争点となっている事業範囲の「ずれ」について、裁判所が立証責任を京都市に求めず、住民側に転嫁するというずさんな判断でした。昭和2年の京都市都市計画では、北泉橋の他にもたくさんの計画が描かれていたので、このように現在の市内の現状とずれてきており、必要度の少なくなっている計画が次々と実行されるなら、ますます税金の無駄使いが増えることになります。住民の家と土地が収用されるという事例が続いていく恐れがあります。
住民側は、3月2日大阪高裁に控訴しました。「北泉橋いらない!住民訴訟を支援する会」では控訴審を支援するために、財政支援を訴えています。
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2016年3月頃、工事が始まる前の様子 (高野川に無駄な橋を作らないで)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/45/36db8611a857eac007421a6c32844fda.jpg)
2017年2月27日、工事中の様子
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/f3/81ed626ada158e1c5d2debe8f23950df.jpg)
2019年4月5日、橋はほぼ出来上がっています。
橋はできていても、不当に市財政の無駄使いをしたことが明らかになれば、角川京都市長は使ったお金を京都市財政に返還しなければならないことになります。