
ポートアイランドにあるポートピアホールにコンサートを聴きに行った帰りに、折角近くまで来たのだからと、神戸空港にも行ってみました。
三宮から市民広場駅まで乗ってきたポートライナーにそのまま乗って行くと、終点が神戸空港駅です。
ポートアイランドからモノレールみたいな線路が一つ海をまたいで空港の島まで続いているのです。
空港の建物は3階建ての小さなもの(と感じられた)で、屋上の展望台から今越えて来た海を隔てて神戸の町の百万ドルの夜景を望むことができます。
このロマンチックな明りを通して眺めれば、バレンタインのムードも盛り上がることでしょうね。


しかし、反対側の瀬戸内海側を見ると、滑走路の向こうは夜の闇で何も見えず、通り過ぎる観光船かなんかの明りが動いていくのが見えるだけです。
そして、肝心の飛行機は1機もいないのです。
「神戸空港って小さいっ


少し経って、やっと1機の小型飛行機が到着、石垣島からの便だそうです。
しばらくして、沖縄への便も出発して行きました。
神戸近辺から離島に向けて行き来するのには便利な空港なのでしょうか。

この日はちょうど、阪神淡路大震災から14年目の日でした。
思い出せばあの日、ポートアイランドは液状化してもう人は住めないかと言われていたのに、今またたくさんの明りに彩られたビルの林立する町になって、その先にまた海を埋め立てて空港まで作ってしまって、こんな無駄使いなことをしていていいのだろうか、あの震災から何の教訓を生かしているのだろうかと、悲しい気分で帰ってきました。

タイトルと内容が全然一致していない記事になってしまいました。期待して読まれた方ごめんなさい。