京都府立植物園で3月10日~12日、「第25回春蘭展」が開かれていました。
12日13:30~15:00植物園会館2階の研修室で春蘭の育て方の講習会もあり、参加してきました。植え替えの方法を実演で見せてもらい、花の向きを変えるのは朝にしてはダメ、午後暖かくなってから花茎をそっと捩じるとか、花が終わったらすぐに花茎の下で切り取るとか、勉強になりました。
日本全国の低山、落葉樹の木陰に自生しているのはシュンランで、その中から花の変異種や葉に芸のあるものを集めて園芸化したものを「春蘭」と呼びます。
中国で古くから栽培されてきた中国春蘭は、日本のものより花茎が短いものが多いそうです。
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これが一番野生種らしさを残しているようです。
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赤花系。
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春蘭展の他に、園内では梅が盛りでした。
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椿園では有楽ツバキだけたくさん咲いていました。
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桜はまだまだでしたが、シュゼンジカンザクラは蕾が膨らんできたところ。
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カワヅザクラは濃いピンクの花が見頃になっていました。