樫野崎灯台、トルコ記念館のある紀伊大島から、くしもと大橋を渡って、串本町・本州南端の潮岬側に戻ってきました。
潮岬の突端に芝生の広場があり、その先端に「本州最南端」碑がありました。芝生は約10万㎡の広さで、明治時代、海軍の望楼(物見櫓)があったので「望楼の芝生」といい、毎年1月の最終土曜日にはここで本州最南端の火祭り(芝焼き)が催されます。
少し西側に潮岬灯台がありました。
しかし、官舎だけ写して、どういうわけか灯台の写真が無くなってしまっている(汗)。
樫野崎灯台に続いてこの灯台も、1870(明治3)年にイギリス人技師リチャード・ヘンリー・ブラントン設計によって造られ、以来、海上交通の要所として沖行く船を照らし続けています。30mの断崖に建つ白亜の灯台で、塔内の68段のらせん階段を上って展望台に登ることができます。また、灯台1階には灯台資料展示室が併設されていて、灯台の歴史、機能・役割などを学べ、2代目潮岬灯台レンズをはじめとした資料が多数展示されています。
灯台の高さは19.55m、光度130万カンデラ、光は19海里の遠くまで達します。
潮岬灯台の見学は
年中無休
営業時間:10月~4月・・・9時~16時 / 5月~9月・・・9時~16時30分
入場料:大人200円(中学生以上) 小学生以下 無料
駐車場:1回300円
灯台下の海岸。
灯台から西方面の眺め。
灯台の写真の代わりは地酒の写真で。
2016年紀伊半島一周の旅(4)に続く。