今年の夏、高知でのメイン行事は浦戸湾クルージングでした。
(本当のメインは卒業○十周年の高校の同窓会
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浦戸湾は土佐湾の中央部、高知市街に向かってさらに入りこんでいる湾で、鏡川をはじめいくつもの川が流れ込んでいます。
浦戸湾内を巡り、太平洋にもちょっと漕ぎ出して、湾の入口にある桂浜を海側から望む観光遊覧船ができていました。
NPO法人「きらり 高知 都市(まち)づくり」
が運営していて、平日は貸切ですが、土日だけは一日4便個人でも乗船することができます。10日前までに予約が必要となっていますが、今回は前日に予約しても大丈夫でした。乗船時間約80分、乗船料1500円でした。
はりまや橋から徒歩7分のところにある文化施設「カルポート」近くの堀川に乗船場があります。
この堀川は昔ははりまや橋の下まで続いていましたが、今は埋められてこのあたりから川の姿が見られます。
堀川の両岸は春は桜が咲いてきれいだそうです。
堀川を下って水門を出ると、正面に五台山が見えます。
この日はあいにくの曇り空で、景色がイマイチです。その代わり相当の日焼けを覚悟していたのに、涼しい船旅を楽しむことができました。
セメント工場があって、
大きなセメント運搬船が運航していました。
湾内には造船所や卸売り市場などができて、次々埋め立てられ、緑豊かな昔の面影が損なわれてきている所もあります。
昔ながらの島影が並ぶ一番景色のいいところ。
湾の入口にある浦戸大橋。
振り返って湾奥の方を見たところ。
浦戸大橋をくぐって、太平洋に漕ぎ出し(と言っても、モーターでですが)、ぐるっと方向を変えると、月の名所、桂浜を海側から眺めることができます。
浜の小高い所にある坂本龍馬の銅像も見え、湾を出る辺りでは、松林の中に龍馬の横顔も見ることができました。
桂浜近くで、一部お客さんを降ろして、また湾を戻ってきました。
鏡川の河口付近にある小さな島、丸山台。
板垣退助と後藤象二郎は民間人として明治15年11月、憲法調査等の目的でヨーロッパに出かけ、7ヶ月後に高知に帰った板垣を迎えて、明治16年8月に、5,000名の自由党員がこの丸山台にあった料亭に集まり、大宴会をしたという場所です。