大阪歴史博物館で開かれている「昭和のおもちゃとマンガの世界-北原照久コレクション展-」(4月18日~6月21日)を見た後すぐ隣にある
大阪城に行ってきました。(4月25日)
歴女ビバさんですが、大阪城に登城したのは今回が初めてです。
秀吉の時代の城は落城しましたが、徳川秀忠の時代に1620(元和6)年から10年の歳月をかけて幕府の権威を表わす大きくて豪華絢爛な城として再建されました。
明治維新の戊辰戦争と第二次世界大戦の空襲で被害を被りましたが、1931(昭和6)年に現在の天守閣が建てられ、博物館施設として使われています。
天守閣のある本丸は、広くて深い外堀と内堀で二重に囲まれています。
先ずは大手門から入ります。
門を入ったところは枡形になっていて、巨大な石でできた塀で囲まれています。
幕府が各藩に競わせて大石や建築資材を調達したことが伺えます。
天守閣のすぐ前にある大砲。
明治時代から時刻を知らせるために空砲を打ったので、「お城のドン」と言われていました。あまりにすさまじい音で、大正13年に中止になったそうです。
天守閣前にある「金明水井戸屋形」。
天守と同じ1626(寛永3)年に創建され、現在まで奇跡的に残っているもので、重要文化財になっています。
天主閣のまん前に来ると、さすがに大きい。
金ぴかです。
現在の大阪城は鉄筋コンクリートでエレベーターで登るというので、なーんだと少し馬鹿にしてきていましたが、実際に登ってみると、エレベーターは5階まで、そこから8階の最上階までは自分の足で階段を登らねばなりませんでした。
これが8階まで全部自分の足で登らねばならないとなると、かなりしんどいです

。
天守からの眺めは、
北方向。大阪城ホールと天満橋方面。
東南方向。はるかに金剛山が望めます。
西南方向。NHKと大阪歴史博物館がそびえています。
天主から順に降りてきながら、各階の展示で秀吉から大阪夏の陣、冬の陣、徳川時代の大阪城の変遷を見てきて、最後は閉館の18時(特別期間。通常は17時)ぎりぎりにお城をあとにしました。
夕陽に映える天主閣。
やはり、昔の面影を残すこんな橋からの眺めが似合っています。