ビバさんのさんぽ道

みやこの建物、お庭、お花、あれもこれも見てみたいと欲張りビバさんがでかけます

松花堂庭園の椿

2010-04-30 12:44:55 | お庭
松花堂庭園ではたくさんの種類の椿と竹が植えられています。
椿は4月末にはもうほとんど終わりかけていましたが、まだ少し咲いているのもありました。


日光(じっこう)。





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松花堂庭園・美術館

2010-04-30 10:07:03 | お庭
連休中に京都府八幡市にある松花堂庭園・美術館に行ってきました。

3月26日~5月5日に美術館で「椿・桜そして竹~絵画の中の春爛漫~」で日本画の展示会が開かれていたので、この機会に初めて訪れてみました。

京阪八幡市駅からバスで約10分「大芝・松花堂前」下車すぐ。
石清水八幡宮の社僧、松花堂昭乗が隠棲していた坊(寺)の跡です。


有名な料亭が松花堂弁当を出しているお店が園内にあるので、そちらの名前が目だっています。


絵画を見る前に先ず庭園の方へ。



広い園内に茶室が3軒もあって、日本庭園で見ることのできる代表的な垣が18種もあり、それぞれ名前がつけられていたので、ちょっと参考になりました。

茶室「梅隠」。
千宗旦好みの四畳半茶室を再現したものです。

その右手に見えるのが、
萩光悦垣(はぎこうえつがき)。

竹枝穂垣(たけえだほがき)。


茶室「松隠・閑雲軒」。
松花堂昭乗が住んでいた男山の坊「滝本坊」の脇に小堀遠州が建てた茶室を再現したものです。

つくばいの向こうのが松明垣(たいまつがき)。

萩穂垣(はぎほがき)。


茶室「竹隠」。
美しい金明孟宗竹の林を背景にしています。
現在の数奇屋大工が工夫と技術を尽くして建てた茶室で、春と秋の観光シーズンにはここで日曜茶席が開催されます。


寒竹あやめ垣。


萩小松明垣(はぎこたいまつがき)。


昭乗垣(しょうじょうがき)。
竹を細かく編んで、向こう側の人からの目隠しがしっかりできています。



ここから先は撮影禁止のエリア。
メインの茶室「松花堂草庵」と旧泉坊書院、それに露地の庭園や古墳を利用した庭園等、目の保養になる素晴らしいものでした。


謡曲「女郎花」にちなんだ女塚。

愛好家の方達による「瓢箪展」が4月30日~5月2日に開催されるそうで、残念、1日早く来てしまいました。
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大阪城内の戦争遺跡(旧第4師団司令部)

2010-04-26 00:51:38 | 建物(大阪府)
大阪城の天主閣前にあるレンガ造りの大きな建物。
天守閣の上からも南西の方向に見下ろすことができます。




戦前は旧第4師団司令部。戦中は中部軍管区司令部庁舎。戦後は米軍が接収、その後大阪市警、大阪府警、大阪市立博物館として使用されていましたが、今は使われていません。






1931(昭和6)年に大阪城天守が再建された際に、市民からの募金のうち80万円で司令部庁舎を建設し軍に寄付したそうです。設計は第四師団の経理部により、重厚なロマネスク様式です。

戦争遺跡としても、近代建築としても、残して歴史を伝えていってもらいたいものです。
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大阪城に初登城

2010-04-26 00:48:33 | 遠出(国内)
大阪歴史博物館で開かれている「昭和のおもちゃとマンガの世界-北原照久コレクション展-」(4月18日~6月21日)を見た後すぐ隣にある大阪城に行ってきました。(4月25日)


歴女ビバさんですが、大阪城に登城したのは今回が初めてです。





秀吉の時代の城は落城しましたが、徳川秀忠の時代に1620(元和6)年から10年の歳月をかけて幕府の権威を表わす大きくて豪華絢爛な城として再建されました。
明治維新の戊辰戦争と第二次世界大戦の空襲で被害を被りましたが、1931(昭和6)年に現在の天守閣が建てられ、博物館施設として使われています。


天守閣のある本丸は、広くて深い外堀と内堀で二重に囲まれています。


先ずは大手門から入ります。


門を入ったところは枡形になっていて、巨大な石でできた塀で囲まれています。
幕府が各藩に競わせて大石や建築資材を調達したことが伺えます。


天守閣のすぐ前にある大砲。
明治時代から時刻を知らせるために空砲を打ったので、「お城のドン」と言われていました。あまりにすさまじい音で、大正13年に中止になったそうです。


天守閣前にある「金明水井戸屋形」。
天守と同じ1626(寛永3)年に創建され、現在まで奇跡的に残っているもので、重要文化財になっています。


天主閣のまん前に来ると、さすがに大きい。
金ぴかです。


現在の大阪城は鉄筋コンクリートでエレベーターで登るというので、なーんだと少し馬鹿にしてきていましたが、実際に登ってみると、エレベーターは5階まで、そこから8階の最上階までは自分の足で階段を登らねばなりませんでした。
これが8階まで全部自分の足で登らねばならないとなると、かなりしんどいです


天守からの眺めは、

北方向。大阪城ホールと天満橋方面。

東南方向。はるかに金剛山が望めます。


西南方向。NHKと大阪歴史博物館がそびえています。


天主から順に降りてきながら、各階の展示で秀吉から大阪夏の陣、冬の陣、徳川時代の大阪城の変遷を見てきて、最後は閉館の18時(特別期間。通常は17時)ぎりぎりにお城をあとにしました。



夕陽に映える天主閣。


やはり、昔の面影を残すこんな橋からの眺めが似合っています。


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「暮らしを楽しむ♪」整理収納講座で目からうろこ

2010-04-25 00:10:18 | ぶらり都めぐり
先日、ブログお友達で整理収納アドバイザーの浜荻(maki)さんのお宅を訪ねさせていただき、整理収納のカジュアル講座「暮らしを楽しむ♪」を受講させていただきました。

生徒は私一人に、先生とご接待の方のお二人がついていただくという贅沢な講座で、約3時間たっぷりとお話を伺うことができました。


和の雰囲気のお宅にぴったりのお着物姿の先生。


立派な茶箪笥に、お寺巡りの朱印帖やお茶の道具を飾っているのも参考になりました。



書類やパンフレットの整理にはいつも悩むところですが、こんな風に手作りの棚にファイルで収納していて、探しやすく、取り出しやすそう。
既存の本棚であまり背の高くないものを探していたのですが、そういうものはあまりないので、いっそこれくらいのを手作りした方がいいのかもしれません。


他にも、着物関係のものの収納など、全てがすっきりと、暮らしやすく片付けられていて、感心することだらけでした。

何より驚いたのは、今でも「おかま」で(ガス火ですが)ご飯を炊いておられること。
現代は何でも便利になって電気に任せて生活をしていますが、そこに自分の手間を加えることによって、おいしいご飯を食べられるというかえって贅沢な生活ができるのだということを気づかせていただきました。


私も何とかしなくちゃ、とは思うのですが、あれもこれも見たいと出歩いていては駄目かも。少しは家にいて暮らしを楽しむ生活を心がけなくてはいけませんね。


おいしいお菓子も用意されていて、ゆったりと心温まる時間を過ごさせていただきました。


浜荻様、どうもありがとうございました。

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普賢象桜はまだこれから

2010-04-18 00:46:28 | ぶらり都めぐり
4月17日、千本寺之内上ルの千本えんま堂(引接寺)でお茶会があったので行ってきました。




普賢象桜はまだ五分咲きくらいで、ぽたぽたと花柄ごと散るのが見られるのはまだまだ先のようでした。
今年の春の寒さで咲き揃うのがだいぶ遅れているのでしょうか。


それでも咲いている花びらを見ると、二本の雌しべが象の牙のように出ているのがよく見えました。



隣の関山桜や琴平桜が今を盛りに咲いていました。
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2010年4月郡上八幡の旅 もくじ

2010-04-11 03:21:09 | 遠出(国内)
2010年4月10日、郡上八幡に行きました。



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郡上八幡のレトロ建物たち

2010-04-11 00:37:33 | 建物(岐阜県)
郡上八幡には町家風の建物の他にも、近代建築がたくさんありました。

先ずは、ツアーバスの到着場所になった「郡上八幡博覧館」。
大正時代の旧税務署の建物を改修して、郡上八幡の歴史、特産物の展示と郡上踊りの実演を行っています。入場料500円。
今回は時間がなくて郡上踊りは見ることができませんでした。


続いて、「郡上八幡旧庁舎記念館」。
昭和11年築で、国の登録文化財。
今は観光案内、特産品販売、無料休憩所になっていてます。

横から見たところ。


反対側の横から見たところ。


「郡上八幡楽藝館」。
元は明治時代の病院で、国の登録文化財になっています。

その裏側にもこんな素敵な建物がありました。


商店街にもこんなレトロなお店や、


塔のあるお店もありました。


郡上八幡、いつかもう一度訪ねて、踊りを見みたりゆっくり歩いてみたい町です。

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水の町、郡上八幡

2010-04-11 00:36:13 | 遠出(国内)
根尾の薄墨桜を眺めた後、バスツアーの行き先は郡上八幡での食べ歩きでした。

再建された郡上八幡城の麓に広がる城下町です。
長良川の支流、吉田川とそれに繋がる川や用水が町の中を縦横に流れていてあちこちに湧水もあって、水の町というのにふさわしい町でした。

吉田川にかかる新橋。
子供達が肝試しに飛び込む所と聞いて、両岸の白くて円くなっている台の所からかと思いましたが、なんと、橋の上から飛び込むのだというので、びっくり。
かなりの高さがあります。

小駄良川と、

そのほとりにある宗祇水。
室町時代に宗祇が郡上八幡を治めていた東常縁を訪ねてやってきた飯尾宗祇が和歌の奥義、古今伝授を受けたという伝説の場所です。
しかし、水はこんこんとは湧き出ていなかったので、ちょっと残念でした。



郡上八幡の町並みはどこをとっても情緒たっぷりの味わいのある町でした。


何気ない普通の民家もうだつが上がっている趣きのある造りです。



このあたりは伝統的建造物ばかりです。


商店街は元気そうでした。
食べ歩きで、白玉ぜんざいと飛騨牛入りコロッケ、牛乳をいただきました。


そして、郡上八幡のもう一つの名物は食品サンプル。
全く本物そっくりにできていて、おいしそうです。


サンプルを作る体験もあります。


サンプル屋さんにあった土人形の段飾り。

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根尾の薄墨桜

2010-04-11 00:33:12 | 遠出(国内)

4月10日、満開でした。

この桜はエドヒガンザクラの一種で、咲き始めはピンク、満開の時は白、やがて淡い墨色になるといいますが、この日は白い花でした。



樹齢1,500年、風雪に耐えて生き抜いてきた木の姿です。
国の天然記念物。
一時老化によって弱っていましたが、作家宇野千代さん達の訴えによって、根接ぎをするなどして再生されてきたそうです。

見物の人の数もすごかったです。
根の周りには人が入らないように囲われています。

バスツアーで訪れた岐阜県本巣市根尾谷の薄墨桜までは、朝7時半に出発して、順調に走った後、あと3キロのところから、桜を目指して並ぶ車の列の渋滞状態になり、そこから約2時間かかってしまいました。

でも、それだけかかって行っても、この桜を見た途端に疲れも不満も吹き飛ぶ、見事な花でした。


バス道と並行して走っていた樽見鉄道のかわいい電車。
お花見臨時列車かもしれませんが、車中はぎっしりの立ち客で満員状態のようでした。
薄墨桜は終点の樽見駅から徒歩15分のところにあります。
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高野川の桜2010

2010-04-09 20:24:54 | ぶらり都めぐり
今年も高野川べりの桜がきれいに咲きました。





いつもの年より長く楽しめて、まだまだ見頃が続いています




我が家の鉢植えの桜も咲きました

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松ヶ崎疏水の桜2010

2010-04-09 07:01:49 | ぶらり都めぐり
松ヶ崎疏水の桜も今年は満開になるまでに長くかかったようです。

3月28日には上の方はまだ開ききっていませんでした。



そして、3月30日には雪が降って、桜も氷りつき、


4月4日にやっと満開になりました。
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