2019年12月16日、初めて南禅寺参道のしにせ料亭「瓢亭」に行き、昼食をいただきました。

三条神宮道から南禅寺に向かう道の途中、初めての大きな門を過ぎたところに静かな道に沿って一部藁ぶきの山家風建物があります。

今回は別館の方なので、テーブル席がいくつか並んだ部屋ですが、疏水の水の流れる庭が見えて落ち着いた雰囲気です。

湯葉とかぶら蒸し。

瓢亭玉子(煮玉子)がここの目玉料理です。

松花堂弁当、税サ別5000円でした。

瓢亭のすぐ裏に接する土地には、ホテルが建築中で、高いクレーンがにょっきりと立っていました。古い建物と苔のお庭の木々、湿度、風、水の流れ、この料亭が400年の昔から育ててきたものが、目の前にビルが建てられると壊されてしまうのではないかと心配です。せめて、建物の高さを抑えて、瓢亭との間隔を取って建てる、間の擁壁をしっかり手当するなどの気遣いをしてもらいたいものです。