松山に着いて駅前の宿にチェックインした後、路面電車に乗って道後温泉に行きました。
道後温泉は日本最古の温泉の一つで白鷺が傷を癒しているところから発見されたという伝説があります。
本館の建物は1894(明治27)年築、三層楼閣造りの壮大な建物で、国の重要文化財になっています。
温泉の上空に輝くお月さん。
温泉は霊の湯と神の湯の二種類あり、それぞれ階によって料金が何種類かありますが、「神の湯の二階席」1200円というのにしました。
玄関を入って天井の高い廊下をずずずいーっと奥に進み、二階に上がると、
55畳の大広間に通されました。
浴衣と貸タオル、柳の衣桁が貸し出されて、お茶とおせんべいが出されました。
男女同じ部屋でここで浴衣姿で休憩するのですが、着替えの部屋は別室が用意されています。
そこから先ず霊の湯に入り、休憩したあと神の湯にも入りました。
霊の湯はこじんまりした浴室で庵治石と大島石を使った浴槽に、壁は大理石で高級感いっぱい、神の湯は一般の銭湯風で、大きな丸い浴槽の真ん中に大国主命と少名彦命の像が立っていました。
入浴の後、着替えてから又新殿(ゆうしんでん)を見学しました。
明治32年に建てられた皇室専用の浴室で、桃山時代の建築様式を模して、前室、御居間、玉座の間、武者隠しの間、浴室、便所も揃っていました。全て撮影禁止。
続いて三階に上がって、「坊ちゃんの間」を見学。
夏目漱石が松山滞在中によく道後温泉に来たので、その頃の面影を伝える部屋が「坊ちゃんの間」として公開されています。
坊ちゃんの間を外から見たところ。
霊の湯個室をちらっと覗き見しました。ここは1500円で霊の湯に入浴後、坊ちゃん団子を味わいながら個室でくつろげるリッチな部屋です。
道後温泉本館は「千とちひろの神隠し」のやかた風の古風な大浴場でしたが、内部は階段を上がったり下りたりでちょっと大変でした。
温泉で暖まった後、近くの食堂で夕食に食べた「鯛そうめん」。
鯛の煮汁のしみ込んだそうめんをたれにつけていただくものでした。
おいしかったー。
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