60いくつもある明治村の建物、ウハウハ喜んで見て廻りましたが、その中でもお気に入りのものを独断と偏見で10個選んでみました。
先ず、第10位は、
芝川又右衛門邸。(登録有形文化財)
1911(明治44)年に西宮市甲東園に大阪商人の別荘として建てられました。
設計は武田五一。明治村では最も新しく2007年に移築されました。
第9位、
帝国ホテル中央玄関。(登録有形文化財)
1923(大正12)年、東京都千代田区内幸町に建てられ、昭和43年に解体された帝国ホテル旧館の中央玄関部分だけが、ここに移築されています。
設計は、フランク・ロイド・ライト。
第8位、
聖ヨハネ教会堂。(重要文化財)
1907(明治40)年、京都市河原町通り五条下ルに建てられ、昭和38年に解体されました。
設計はガーディナー。1階はレンガ造り、2階は木造です。
河原町通りにこんな教会があったなんて、驚きです。
第7位、
日本赤十字社中央病院病棟。(登録有形文化財)
1890(明治23)年、東京都渋谷区広尾に建てられました。
設計は片山東熊。
第6位、
内閣文庫。(登録有形文化財)
1911(明治44)年、東京都千代田区千代田の皇居大手門内に建てられた本格的なルネサンス様式のレンガ・石造建築。
設計は大熊喜邦。
第5位、
三重県庁舎。(重要文化財)
1879(明治12)年、三重県津市に、木造漆喰塗壁桟瓦葺きの和風建築でありながら洋風を取り入れ、左右対称で間口の広い建物が地元の大工清水義八によって建てられました。
第4位、
北里研究所本館・医学館。(登録有形文化財)
1915(大正4)年に東京都港区白金に北里柴三郎が建てた研究所の建物で、ドイツ・バロック風です。
第3位、
宇治山田郵便局舎。(重要文化財)
1909(明治42)年、三重県の伊勢神宮外宮前に建てられました。
木造平屋建銅板葺、中央ドームの屋根の形がおもしろい建物です。
第2位、
西郷従道(つぐみち)邸。(重要文化財)
東京上目黒に1877(明治10)年に建てられました。西郷従道は西郷隆盛の弟で、明治政府の要職にあり、接客の場所としてこの洋館を作りました。
フランス人技師レスカスの設計。
堂々の第1位は、
聖ザビエル天主堂。(登録有形文化財)
1890(明治23)年、京都河原町通り三条上ルに建てられ、昭和42年までそこにあったものです。
フランス人ビリオン神父の監督のもと、日本人の手によって造られました。
外周はレンガ造り、内部は木造、漆喰塗り、ステンドグラスも美しく、今も河原町通りにこの建物があればどんなに素敵だったことかと、解体移築されたのが惜しまれます。