2007/02/17
「しら露に風の吹きしく秋の野はつらぬきとめぬ玉ぞ散りける(文屋朝康)」
「秋の野に風が吹きあれ玉露が紐を通さぬ玉のごと散る()」
「この歌は綺麗なイメージ目の前にサーッと広がりわれは好きなり()」
20114/07/15
「白露に風の吹きしく秋の野は つらぬきとめぬ玉ぞ散りける(#037:文屋朝康)」
「【訳】白露に風が吹きしきる秋の野では 穴をあけて止められていない玉は風で散ってしまった()」
089 「玉の緒よ絶えなば絶えねながらへば 忍ぶることの弱りもぞする(#089:式子内親王)」
| 「長らへばまたこのごろやしのばれむ 憂しと見し世ぞ今は恋しき(#084:藤原清輔朝臣)」
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084
「女子オナゴするビーズ細工の糸が切れ つらぬきとめぬ玉ぞ散りける(#037:文屋朝康)」
「朝康は康秀の子で露のこと歌に詠みけり好きだったらし(康秀は六歌仙)」
「秋の野におく白露は玉なれや つらぬきかくる蜘蛛の糸すじ(文屋朝康)」
「夏草や学徒動員の乙女らの つらぬきとめぬ玉ぞ散りける(安野光雅)」