そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

百人一首#39 源等

2007年02月19日 |  / 百人一首

2007/02/19

「あさぢふの小野の篠原忍ぶれどあまりてなどか人恋しかる
(参議の等)」


「本歌:浅茅生の小野の篠原忍ぶとも人知るらめやいふ人なしに()」
「忍ぶ歌順徳院のももしきに忍ぶ草など淋しく繁る()」
「清輔の『ながらえば』の句と対を成す忍ぶと恋し共通項で(#84)」
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【意味】浅茅生の群生している小野の篠原で忍んでいたのだが、つい飛び出したくなるほどあんたが恋しいのだ
【KW】浅茅生、小野の篠原、忍ぶ、恋しい
【本歌との対照】けれど⇔・・していても、思い余って⇔いわなかったら、ということで、逆のことを詠んでいる。


 

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東京マラソン

2007年02月19日 | 日めくり帖
2/19
「はじめての市民マラソン東京で開催される話題豊かに
(仮設トイレが700基とか)」
「有森が二時間代を目標に走って順位五位で完走(公式戦は引退)」
「雨が降り凍えるような東京を日本語うまい黒豹走る(優勝は)」
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百人一首#38 右近

2007年02月19日 |  / 百人一首

2007/02/19

「忘らるる身をば思はずちかひてし人の命のをしくもあるかな()」

「捨てられた身は惜しくない契りたるあんたの命大丈夫かな()」

「なかなかに怨みの言葉気にかかる右近が惚れし人はいづこに()」


2014/09/19

「忘らるる身をば思はず誓ひてし 人の命の惜しくもあるかな(#038 右近)」

「【訳】あなたが忘れるようなわたしの身のことはともかく、永遠の愛をお誓いになった
        誰かさんの命が神罰を受けて失われるのではと惜しくてなりません()」




   054  「忘れじのゆく末まではかたければ 今日を限りの命ともがな  (#054 儀同三司母)」   
    |    「君がため惜しからざりし命さへ 長くもがなと思ひけるかな  (#050 藤原義孝)」    
049~◎   「御垣守衛士のたく火の夜は燃え 昼は消えつつものをこそ思へ(#049 大中臣能宣朝臣)」 
        |    
   050


「大金を残すと言いて頼りてし 人の命の惜しくもあるかな(付句遊戯-#038)」


「この右近粘着質と思われる捨て台詞吐く皮肉を込めて(寝てすぐ振られたらしい)」

「右近とは皇后隠子に仕えたる女房でありプレイガールと(醍醐天皇の皇后)」


「藤原敦忠とせる恋愛は『大和物語』のネタにもなれる()」


「敦忠のほかに元良親王や朝忠などと浮き名を流す()」 


「この歌は紫の上が明石から帰った源氏にぼやきて引ける(明石の君に子供まで生ませた源氏に『忘らるる』とメッセージを送る)」


「敦忠が抱いてたちまち離れるは右近になにか障りのあるか()」


【参考】
「石くれに同行二人の墓碑彫りし 人の命の惜しくもあるかな(安野光雅)」

 

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