wakabyの物見遊山

身近な観光、読書、進化学と硬軟とりまぜたブログ

2015年春金沢旅行・1日目

2015-05-09 14:04:01 | 金沢

3月に開通した北陸新幹線で、家族で金沢旅行に行ってきました(2015年5月2・3日)。

1泊2日の旅程の1日目をご紹介します。
この日の旅程は次のようなかんじです。

北陸新幹線で昼頃金沢着→サブリナ(金沢フォーラス)→もりもり寿し(金沢フォーラス)→金沢21世紀美術館→玉泉院丸庭園(金沢城公園)→ホテルマイステイズ金沢で宿泊


北陸新幹線かがやきに乗車。
停車駅が少ないタイプで、東京から2時間半で金沢に到着。
昔は夜行列車も使ったけれど、ずいぶん便利になったもんだ。


普通車両でも前の座席との間隔が広く取られていてとても乗り心地がいい。


金沢駅に到着して重い荷物を駅に預ける。


駅前の金沢フォーラスにあるもりもり寿しで予約を入れる。
先日アド街ック天国で紹介されていた影響か、かなりの行列になっている。


待つ間、屋上庭園に面したカフェのサブリナでスパークリングワインを頼んで時間つぶしをする。
ここのお店は雰囲気よかったです。
ふかふかのソファーでノンビリくつろげました。こんな余裕のある店は横浜にはないな。



1時間半くらい待ってもりもり寿しに入る。
写真はアド街ック天国にも出ていたお寿司を運んでくる新幹線。これで巻物などは運んでくれます。
のど黒3点盛り、ぶり3点盛り、生ガスエビ、生ホタルイカ、生ズワイガニなど、北陸ならではのお寿司を堪能しました。
ネタのレベルが高いのに値段はリーズナブルで抜群ですね。


バスで移動して、金沢21世紀美術館に来る。
この美術館ができたおかげで、金沢は古風な一地方都市から、世界とつながりのある都市に変貌したような気がします。
写真は「カラー・アクティヴィティ・ハウス(オラファー・エリアソン)」。


場所によって色が変わるのが面白くて、子供も喜びます。


「スイミングプール(レアンドロ・エルリッヒ)」


下から見上げると、こう。


美術館の設計者、妹島和世+西沢立衛/SANAAデザインによる椅子。


「ブループラネットスカイ(ジェームズ・タレル)」


「市民ギャラリー2004.10.09-2005.03.21(マイケル・リン)」


美術館の外からの眺め。


「ラッピング(LAR/フェルナンド・ロメロ)」


美術館を出て、しいのき緑地を歩く。
このへんも整備されて気持ちのいい広場になりました。


旧県庁を活用したしいのき迎賓館。


そして、金沢城公園わきに今年3月に開園した玉泉院丸庭園。
夜のライトアップを期待して来ましたがすこし早かったようです。
奥にあるのは三十間長屋。たぶん江戸時代から残る数少ない建造物。


庭園の中まで入れたらよかったですね。

この後、ホテルマイステイズ金沢に宿泊。
高い割にビジネスホテル風でいまいちだったかな。宿泊客の約8割はアジア系外国人のようでしたから、そういう人たち向けのホテルかもしれません。今回の旅は、JRのツアーで申し込んだのですが、このホテルだけ空きがあったので無事予約できたわけです。だからあまり文句も言えないか。


2014年金沢訪問(武家屋敷跡野村家)

2014-09-27 08:25:10 | 金沢

金沢訪問2日目に行ったのは武家屋敷跡の野村家(2014年9月14日)。

砺波市在住の友人T氏が車で来てくれて、ホテルから武家屋敷跡まで連れて行ってくれました。
武家屋敷跡の野村家は、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン2009年刊で2つ星、米国の庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」の2003年日本庭園ランキングでは3位という、特別な庭園屋敷なのです。


野村家の入口。


部屋から庭を見ます。
屋敷の真ん中に大きな木が生えています。


池があります。


池は二段になってるんですね。
水面に空が映っていて、綺麗でした。
手前の池から奥の池に滝が流れていますが、残念ながら滝はうまく撮れませんでした。


手前の池。


縁側でしばらくのんびりしたいものですが、見学客が次々と来るのでそうもいきません。


裏庭も細かいところまでよく作りこまれています。


謁見ノ間から上段ノ間、そして庭を覗く。
二階には茶室があって、庭を覗きみることができました。

けっして広くはないのですが、いろんなものが詰め込まれたパノラマのようになっていて見るものを飽きさせず、でも涼やかという素晴らしい庭園でした。
この後、近くの魚半という加賀・能登料理のお店で治部煮定食を食べて帰途につきました。


2014年金沢訪問(金沢駅、金沢城公園)

2014-09-15 09:54:29 | 金沢

金沢に行ってきました(2014年9月13~14日)。

大学時代の恩師の退官記念会に参加するためです。
夜の記念会に参加する前と、一泊した次の日の午前中、少し金沢を歩いてきました。


金沢駅東口のもてなしドーム。
駅から出て雨が降っていても、傘をささなくてすむようにという、もてなしの気持ちを表したとか。
ドームを出たら、傘は必要になるんですけどね。


来年3月に北陸新幹線が開通します。
ターミナル駅、そして日本海側きっての歴史都市のシンボルとしていいんじゃないでしょうか。


金沢ジャズ・ストリート2014というフェスが開催されていて、街のあちこちでプロとアマの演奏が披露されていました。


ドームを横から見るとこんな感じ。


駅東口正面にある金沢都ホテルが今夜の宿。
駅周辺で昔(昭和)の建物はこれくらいでしょうか。
懐かしいのでここに泊まりました。
学生時代によく夕飯を食べに行った、駅から続く迷路のような都ホテル地下街もそのまま残っていてちょっと感動しました。


夜、ドームを正面から見る。


そして、金沢城公園です。
これは石川門。


石川門の前の橋から兼六園下と卯辰山方面を望む。
このあたりは、私の住んでいた25年前と変わっていないです。


金沢城公園の中に入ると、きれいに整備されていて、昔大学があったときの面影は全くありません。


お城としては立派なのが作られていますが。


このあたりは、教養部や理学部があったはずだが。


ここには、グラウンドがあったなあ。
などと、回想してみると、やっぱり寂しいもんです。
諸行無常なり。
でも、新しい金沢もおもしろかったりします。
記憶の中の金沢と現実の金沢が頭の中でモザイクのようになって、不思議です。

次回、武家屋敷の野村家を紹介します。


2011年秋雨の金沢

2011-11-12 20:05:20 | 金沢

金沢は、学生時代の6年間を過ごした街であり、思い出深い土地です。
先日(2011年11月5・6日)、出張で金沢を訪れました。帰り際に1時間ほど、香林坊の周辺を散歩しました。あいにくの雨でしたが、金沢には雨が似合います。一人、街を歩けば、しっとりとしたその風情にさびしさがこみ上げてきて、20数年前にタイムスリップしてしまいそうです。あの時代はなんだったんだろう、なんて感慨にとらわれてしまいます。


尾山神社。門が神社らしからぬ大正モダン風な建築です。
(追記:この門は神門といい明治の創建、国の重要文化財。神社の主祭神は前田利家。)


中の建物は普通の神社そのものです。


武家屋敷。江戸時代、武士たちの屋敷があった跡。土壁の塀が特徴です。


今見ると趣深さがわかりますが、学生時代は何も感じなかったですね。


武家屋敷はただの観光地ではなくて、今でも人が住んでるんです。もちろん武士ではありませんが。


香林坊と片町の境にある菊一。地元では有名な古いおでん屋。前の晩、のぞいてみたら今でも健在そうです。


香林坊。20数年前に再開発されてからはあまり変わってないですね。