丹沢表尾根を歩いてきました(2013年3月23日)。よく薦められているコースはヤビツ峠から三ノ塔などを経て塔ノ岳までたどり着き、そこから下山するというものです。これは、コースグレード中級、技術度4/5、体力度4/5とされ、なかなかハードです。今回、私はヤビツ峠から政次郎ノ頭まで行き、そこから下山しました。政次郎ノ頭から塔ノ岳まではあと1時間くらいで行けるはずでしたが、時間と体力を考えて、コースをショートカットしたのです。この日の歩数は29,849歩、歩行距離は22.9kmでした。
以前、大倉から三ノ塔、烏尾山に登って下山するという、表尾根の一部を歩いた時の記録はこちらです(2011年10月9日)。なお、これまでのカテゴリー丹沢をヤマケイアルペンガイド丹沢にしたがって、東丹沢、西丹沢、裏丹沢に分けました。
今回の行程は下記の通りです。
秦野駅(バス)→ヤビツ峠(761m)→二ノ塔(1144m)→三ノ塔(1204m)→烏尾山(1136m)→行者ヶ岳(1188m)→政次郎ノ頭(1209m)→政次郎尾根→戸沢(570m)→戸沢林道→大倉(290m)(バス)→渋沢駅
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ヤビツ峠のバス停。大山への登山口にもなっている。
家を7:00に出て、秦野駅で8:55発のバスに乗り、ここに着いたのが9:40。ここまでのアプローチに時間がかかってしまう。
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しばらく車道を下りていき、表尾根登山口に入る。
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二ノ塔への山道は比較的登りやすいが、ゆるやかなガレ場もある。
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後ろを振り向くと大山がまぢかにそびえる。
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二ノ塔に到着。三ノ塔が前に見えている。
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三ノ塔への道は開けていてながめはいい。
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三ノ塔到着。
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三ノ塔からは表尾根が俯瞰できる。手前左が烏尾山、中央奥が塔ノ岳、右奥は丹沢山。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/48/80eef05612d433313e2e1abcd499baaf.jpg)
三ノ塔からガレた急坂を下りていく。こわい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/a9/b96f92a309eb513b5a27a890224ba446.jpg)
下りてきた急坂を下から見上げる。なかば崩れているようなところを歩くわけだ。左のほうは完全にえぐれている。
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烏尾山到着。烏尾山荘と三ノ塔。
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烏尾山から先に行くと、おだやかな眺めが広がる。左に塔ノ岳、右に新大日。今回は新大日の手前で左方向に下山した。
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このあたりはアセビの木が多い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/b3/f5bc809d1a3d46741ccdbc898d1d7fb7.jpg)
このようなコブをいくつか越えていく。
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振り返って見える手前の烏尾山と奥の三ノ塔。
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行者ヶ岳到着。ここに来るまで鎖場・岩場が多いが、余裕がなくて撮影できなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/b9/26876db5794f18658247e1f17e15afb9.jpg)
行者ヶ岳からの下りも鎖場が多い。鎖がかかっていない岩場もあり、気が抜けない。足を滑らせたら体を止めるものが何もないガレた崖もある。初心者に近い自分としてはかなり神経をすり減らした。家族は連れていきたくないと思った。
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このような崩落箇所が多い。関東大震災でずいぶん崩落したらしい。シカの食害や酸性雨(PM2.5?)による植生の衰退も原因とされているが、岩質自体がもろいような気がする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/8c/e82f8e4083b718b93c2f1d79dafc32d5.jpg)
政次郎ノ頭への登り道から振り返ると、今まで通ってきた三ノ塔、烏尾山、行者ヶ岳が一望できる。左奥は大山。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/3e/b733d8f2612766df6037769cc1b9d840.jpg)
政次郎ノ頭の頂上を巻くようにして進む。右前方は新大日だが、今回はその手前で下山。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/bf/9f50cccbedf794908df49f1b789e4c2d.jpg)
ここから政次郎尾根を伝って下山。政次郎尾根の登山道はエスケープルートであり途中に道を示す標識等は一切ないが、あまり道に迷うことはなかった。
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政次郎尾根はこのような杉の植林がほとんど。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/e2/ff878d08293e775b3ee495343fe4164e.jpg)
戸沢を越えるとすぐ戸沢林道の終点がある。
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戸沢林道の終点近くの作治小屋。
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作治小屋から見た戸沢林道の終点。広い駐車スペースがある。
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戸沢林道から表尾根を見る。
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途中、マメザクラが咲いていた。
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風の吊橋がランドマークの大倉に到着。
こわかったけれど、視界が開けていて眺めのいい、表尾根縦走を堪能しました。
以前、大倉から三ノ塔、烏尾山に登って下山するという、表尾根の一部を歩いた時の記録はこちらです(2011年10月9日)。なお、これまでのカテゴリー丹沢をヤマケイアルペンガイド丹沢にしたがって、東丹沢、西丹沢、裏丹沢に分けました。
今回の行程は下記の通りです。
秦野駅(バス)→ヤビツ峠(761m)→二ノ塔(1144m)→三ノ塔(1204m)→烏尾山(1136m)→行者ヶ岳(1188m)→政次郎ノ頭(1209m)→政次郎尾根→戸沢(570m)→戸沢林道→大倉(290m)(バス)→渋沢駅
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ヤビツ峠のバス停。大山への登山口にもなっている。
家を7:00に出て、秦野駅で8:55発のバスに乗り、ここに着いたのが9:40。ここまでのアプローチに時間がかかってしまう。
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しばらく車道を下りていき、表尾根登山口に入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/f1/66cfa36174768259ff3a2eee86eb8ff3.jpg)
二ノ塔への山道は比較的登りやすいが、ゆるやかなガレ場もある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/76/d6ce1bd93a94d64d647723ae1301f280.jpg)
後ろを振り向くと大山がまぢかにそびえる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/f7/50a3103f608fd708c52e40cccd7ea838.jpg)
二ノ塔に到着。三ノ塔が前に見えている。
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三ノ塔への道は開けていてながめはいい。
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三ノ塔到着。
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三ノ塔からは表尾根が俯瞰できる。手前左が烏尾山、中央奥が塔ノ岳、右奥は丹沢山。
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三ノ塔からガレた急坂を下りていく。こわい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/a9/b96f92a309eb513b5a27a890224ba446.jpg)
下りてきた急坂を下から見上げる。なかば崩れているようなところを歩くわけだ。左のほうは完全にえぐれている。
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烏尾山到着。烏尾山荘と三ノ塔。
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烏尾山から先に行くと、おだやかな眺めが広がる。左に塔ノ岳、右に新大日。今回は新大日の手前で左方向に下山した。
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このあたりはアセビの木が多い。
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このようなコブをいくつか越えていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/1b/84739c3921da75056fa553304df8da17.jpg)
振り返って見える手前の烏尾山と奥の三ノ塔。
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行者ヶ岳到着。ここに来るまで鎖場・岩場が多いが、余裕がなくて撮影できなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/b9/26876db5794f18658247e1f17e15afb9.jpg)
行者ヶ岳からの下りも鎖場が多い。鎖がかかっていない岩場もあり、気が抜けない。足を滑らせたら体を止めるものが何もないガレた崖もある。初心者に近い自分としてはかなり神経をすり減らした。家族は連れていきたくないと思った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/43/5af822532cb707aa0d93791247dfb076.jpg)
このような崩落箇所が多い。関東大震災でずいぶん崩落したらしい。シカの食害や酸性雨(PM2.5?)による植生の衰退も原因とされているが、岩質自体がもろいような気がする。
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政次郎ノ頭への登り道から振り返ると、今まで通ってきた三ノ塔、烏尾山、行者ヶ岳が一望できる。左奥は大山。
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政次郎ノ頭の頂上を巻くようにして進む。右前方は新大日だが、今回はその手前で下山。
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ここから政次郎尾根を伝って下山。政次郎尾根の登山道はエスケープルートであり途中に道を示す標識等は一切ないが、あまり道に迷うことはなかった。
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政次郎尾根はこのような杉の植林がほとんど。
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戸沢を越えるとすぐ戸沢林道の終点がある。
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戸沢林道の終点近くの作治小屋。
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作治小屋から見た戸沢林道の終点。広い駐車スペースがある。
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戸沢林道から表尾根を見る。
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途中、マメザクラが咲いていた。
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風の吊橋がランドマークの大倉に到着。
こわかったけれど、視界が開けていて眺めのいい、表尾根縦走を堪能しました。