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雨引観音護摩祈願と春風萬里荘訪問

2014-01-13 19:31:00 | 茨城・栃木・埼玉
正月に茨城の実家に帰った時に行ったのが、雨引観音と春風萬里荘です(2014年1月3日)。

雨引観音は地元のお寺で、もう20年くらい毎年正月の護摩祈願に行っています。
春風萬里荘は陶芸家・北大路魯山人が北鎌倉に住んでいた住居を、1965年に陶芸の町笠間市に移築したものです。


雨引観音の仁王門。正式には真言宗豊山派の雨引山楽法寺といいます。
今年は50年ぶりに、秘仏である本尊「延命観世音菩薩」が御開帳され、拝観することができました。
平安前期の作だそうです。


本堂の護摩壇の前。
昨年は太鼓とお経と護摩の炎に触発されて、当時1歳の娘が踊り出して度肝を抜きましたが、今年は大人しく見ていました。
護摩が終わってから拍手はしていましたね。


護摩のあと、境内の様子。


次の護摩祈祷へと向かうお坊さんたち。1時間に1回やっています。


次に行ったのが、春風萬里荘。
ここは笠間日動美術館の分館であり、敷地には魯山人の住居とともに庭園が整えられています。


住居の全景。






外観。
茅葺き屋根の古ぼけた民家ですが、中もきれいに作られていて重厚感を感じました。


住居の北側には石庭が作られています。
建物内は撮影禁止ですが、中から外の庭は撮ってもいいということでした。


敷地の全景。
笠間の里にしっとりと馴染んでいる屋敷でした。
魯山人の陶器などの作品も展示していればもっとよかったのにと思いました。