ひさしぶりに音楽スタジオに入って遊んできました(2023年5月2日)。
ゴールデンウィークは、普段できないことをやってみるいい機会です。今年は昔のバンド仲間と2人で、音楽スタジオに入ってきました。このメンツでは12年ぶり、ということは私自身がスタジオに入るのも12年ぶりということになります。12年前にやった後に、私に子どもができたので、そんなに遊んでいられる状況ではなくなったというのが、この長いブランクの理由です。「スタジオに入る」という言葉は、バンドメンバーなどの複数の人たちがスタジオに楽器を持ち込んで、みんなで音楽を演奏するという意味でよく使われます。
秋葉原のスタジオ・グッドマン・アキバ(旧名スタジオ・リボレ)で、練習部屋を2時間借りました。
やった曲はオリジナルではなく、2人がそれぞれ好きな音楽を2曲ずつ選曲してきたものです。選曲した本人がボーカルとリズムギターを担当し、もう一人がリードギターを担当するという分担の仕方です。もう一人の人が選曲したのは、マーク・ベノのスピーク・ユア・マインドと、ノーマン・グリーンバウムのスピリット・イン・ザ・スカイという曲です。渋すぎて私は知らないアーチストでした。私が選んだのは、ヴェルベット・アンダーグラウンドのキャンディー・セッズとアイム・セット・フリーの2曲です。計4曲やりました。やったのはいいけれど、練習不足のため途中でコード進行が追えなくなったりで、散々な出来でした。そもそもまともに演奏できるとは思ってなかったけれど、やってみたら想像以上に酷くて...。まともにやろうとしたら、それなりの時間と労力をかけないとダメだということを再認識したのでした。
最後に思い付きで、クラッシュの曲ートミー・ガンとロンドン・コーリングーをやってみたのですが、これが気持ちよくって、カタルシスを感じることができました。こういうシンプルで、思い切り演奏して歌える曲って、テクニックや練習量抜きで楽しめるので、たまのスタジオ入りでやるのに向いているというのが発見ですね。打ち上げのときに、次回スタジオ入りするとしたらパンク・ロックをやりましょうということで話はまとまりました。