仙台ラーメン最強伝説

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麺の里

2007年12月20日 | 仙台市宮城野区

K3100386 宮城野区田子にあります「みそ家チャーシュー 麺の里」で食してきました。お店の場所が若干わかりにくいところにありますが、国道45号線の福田町交差点から「田子小」方面へ北進し「二木神社」を目指して近くまで行くとラーメンの看板が出ているのでわかるかと思います。店名の通り味噌系がメインですが、ガラや魚介系からきっちりダシをとる醤油系や、カニやホタテのエキスたっぷりの塩系なども出来がよく、化学調味料を使わずに天然素材の風味を生かしたスープに定評のあるお店です。


看板メニューは、上品な味噌の味わいの「蔵出しみそラーメン」ですが、今日は最近「ぱど」等でよく掲載されていて気になっていた「黒みそラーメン」790円(写真上)を注文です。味の良さはバツグンながらその栽培の難しさから希少とされる煮豆用大豆の最高級品「丹波黒大豆」を使用して作られた変り種の味噌を使用した一品。白大豆から作られる通常の味噌よりも黒っぽさが際立っています。


油多めの熱々で運ばれてきました「こげ茶色」の一杯にはメンマ、のり、そして炒めたモヤシがドサッと乗っかり、絹サヤ、青ネギ、半熟玉子、ナルトが色彩豊かにトッピングされます。甘めにきっちり味付けされた挽肉のそぼろが乗っかり、食べ進めるうちにスープに溶け込み肉味を加えていきます。


スープベースは豚骨と鶏ガラのブレンドで油強め。煮立たせずに仕上げたという味噌ダレは黒豆特有の香ばしさ・ほろ苦さが強く感じられるもの。味噌自体にコクがありますね。この味噌の風味を殺さないようにスープ全体の甘さは控えめ。香味野菜ダシ+煮干ダシで味噌ダレを支え塩味は強め、僅かに唐辛子、黒胡椒を加えて味を調えています。麺は縮れのある太麺。つるつるではない舌触りのゴニゴニとした食感のもので強いコシがある自家製麺です。


最初、スープの色が黒いだけ?とか思っていたら予想を裏切られました。しっかりとしたガラベースに支えられ豊かな風味と強い香ばしさを併せ持った味噌スープ。焦がし系を使用せずに無化調でここまでキレのある味わいが作れるのかと言う印象です。NAでここまで回せるエンジンがあるんだみたいな(違っ) ラーメンにおける「黒」=「マー油」という固定観念を覆す一杯と思われます。ごちそうさまでした。


K3100384 (07/11/20)
麺の里/仙台市宮城野区田子3-2-26


next soon...
「越後のみそ自慢ラーメン」790円(写真下)
魚沼産コシヒカリの米味噌
マイルドで甘みのある逸品
その深い隠し味は秘密です。

…ここの店長さんは味噌マニアに違いない(笑)

コメント (2)
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