(前回の続き)広島市内で至福の一杯を頂いた後は夜の広島市内をブラブラ走ってみます。
やはり路面電車の走る街並みはカッコいい。ついつい併用軌道の近くを走ってしまいます。
おー広島市電ってなんか勝手に単車両のイメージを持ってましたが連結車両も有るんですね。モダンなそのスタイルで富山で見たLRT車両に少し似てるかな。
さて鉄ヲタの気持ちが少しわかってきた…とばかりに燥いだ後は「満天の湯 可部店」でひとっ風呂頂きます。
仙台を発ってから伊豆で1回風呂に入ったきりしばらく体を流していませんでしたので、ってあれからまだ2日しか経っていませんが。旅の密度が濃すぎて遠い昔のようだ。
こちら内風呂に加えて露天とサウナもあるんですが別料金になるシステムとの事。露天も入りたかったですが値段が倍くらいになると聞いて止めちゃいました…(←ケチくさい、笑)内湯自体は比較的安いしお湯も良かったですが満天の夜空が見られなかったのは残念かなぁ(←ケチケチするから…、苦)
旅の疲れを洗い流した後はそろそろ今夜の宿を探さないといけません。広島市近郊にはあいにく丁度良い道の駅が無くて…何となくお馴染みの某全国規模の24hスーパーMックスVリューに来てみました。
まずはドリンクコーナーを物色。スーパーの地酒コーナーって案外馬鹿に出来ません。美味しそうなドリンクをいくつかチョイス。そして総菜コーナーで値落ち品もチェック。
そしてこのままここで車中泊をとも思いましたが結構見回りがきつくてガードマンの方にナンバーを控えられたり無言の圧をかけて来られたので早々に退散します(良い子はマネしないでね、笑)
コンビニも最近厳しいので奥の手を発動して高速に乗り広島自動車道のPA久地に停泊。シートを倒して車中泊と決め込みます。
今夜のお供はこちら「軟水の辛口 純米酒 酔心@醉心山根本店」
純米酒で千円未満ってのは実にリーズナブル。辛口でここまで柔らかい味わいに仕上がっているのはやはり水が良いのでしょう。広島に良い酒有り。とかなんとか言ってる内に旅の疲れが身体から出てきて何時しか深い眠りに…。
さて翌朝は瀬戸内方面に向けて出発。そもそもこの旅行って”下道縛り”と決めてたのですが、まぁその辺り気分次第なので(汗)高速を降りずにこのまま広島呉道路を経由して南下。それにしても天気が良いナ。
って事で呉市では「歴史の見える丘」を観光。ここで戦艦大和が作られたのだらしい。ドラマ「この世界の片隅に」で見たっけ。あのシーンが目に浮かびます。
「地球か、何もかも、みな懐かしい…」(←節子それ違う、笑)
# 二階堂ふみ演じる”白木リン”のアダルトな雰囲気良かったな。
町の片隅に有る何気ない小さめな公園なのに歴史的な意味合いの深さが凝縮されてるのが何気に凄かった。
その後は瀬戸内の島々を橋で渡る「安芸灘とびしま海道」をドライブ。有名な「瀬戸内しまなみ海道」と並ぶ絶好のドライブルートでマイナーな分しまなみ海道より安い(←ここ重要、笑)と噂に聞いたルートでしたが、実際最初の橋で通行料を数百円払うのみで他の橋は通行無料でした。
その光景の美しさには目を奪われることしきり。
とびしま海道〜海・島・橋〜観光情報 | 下蒲刈・蒲刈・豊浜・豊・関前の地域間交流と連携を推進
秋~冬は東北だと柿のオレンジ色が目につきますがこの辺は柑橘系の黄色が目立ちます。段々畑にサヨナラするのよ~♪
「歴史の見える丘公園」(←名前が被ってるけど)は風が強く流石に肌寒かったですがその絶景には息をのむばかり。なんかジオラマみたい。
遠方にブルジョアが通る「瀬戸内しまなみ海道」が見えました。それにしても今日の瀬戸内って凪で良かった。
海道沿いの露店では果汁100%のみかんジュースが売られていましたが、これがマジで美味い。
絞りたての極上果汁がコップ一杯たったの100円って驚き。つい”おかわり”しちゃいました。
来る途中に通った大橋の有料チケットを見せると何かが割引になったりもして。
来て良かった。広島に来たらまた「安芸灘とびしま海道」来てみよう。
その後は国道に戻り竹原市「道の駅たけはら」で一休み。「アニメたまゆら」の萌え看板が目印?アニメまだ見た事ないんで今度見てみよう。
道の駅敷地内にはご当地著名人らのサイン色紙が飾られておりご当地・瀬戸内STU48関連を発見。
ってか株主優待の桐谷さんの色紙が目立ちすぎててインパクトデカい。竹原市出身なんだらしい…知らなかった。
物産館コーナーでは昭和25年創業の平本商店のB級グルメ「はっさく大福」が売り切れで残念。
同じく竹原市の「肉玉そば」をゲット。広島焼きってやつなのかな。甘めのソースがかかってて絶品でした。
さてその後は広島県を更に東進。尾道市へ到着したのが概ね夕刻の頃。尾道に来たら尾道ラーメンを食べるのはマストでしょう。
とりあえずぐぐって老舗で一番人気の「朱華園」に行ってみましたが残念ながらCLOSED。16時頃とハンパな時間なのでやってる店無いか…と思ってたら「壱番館」がバッチリ開いてたので近くのコインPに停めて入店です。
行列こそ無いけど結構な客の入りで賑わってますね。エンクミのサイン色紙とかレアアイテム発見。
「ラーメン」580円
早速のスープですが動物系ベースは鶏ガラ主体で尾道ラーメンの特徴である豚の背脂が浮いてスープ表層には油膜も見えますが基本的にはあっさりとした味わい。
醤油ダレはサラリと魚介系が効いていて煮干しといってもいりこだしというか小魚の特有の味わいがあります。やや甘めに仕立てられていて照りを醸し出しており飲みやすいスープ印象がありますね。
麺はほぼ縮れの無い細麺で加水率は中~低。熟成させた麺でやや柔らかめ食感。円やかなスープにしっかりとマッチしています。
背脂に特徴有り。よくあるチャッチャ系のものでは無く柔らかに煮込まれた脂身を乱切りにしたもの。食感が独特でより脂身の味をダイレクトに味わえる代物になってます。
手でちぎったのかなってくらいカットが不揃いになっていて一つ一つ舌に溶ける味わいが違っていて逆に楽しいですね。もし背脂の大きさが均一だったらつまらない食味になってしまうのかもしれない。うーんたかが切り方なのだが奥が深い。
さて「壱番館」ですが中途半端な時間だったにも関わらず高校生らしき客がひっきりなしに来店されていて非常に人気があって地元に愛されている様子が伺えました。地元に愛される定番の一杯。ごちそうさまでした。(次回へ続く)
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