たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

「木の実草の実フシギダネ」事前調査

2020年11月28日 | 秋ヶ瀬公園
 11月16日(月)は久しぶりに秋ヶ瀬公園のこどもの森へ。週末の「木の実草の実フシギダネ」の事前調査です。
 光が丘公園での「空とぶ魔法のフシギダネ」は風散布の木のフシギダネの観察と模型作り中心ですが、秋ヶ瀬公園では木も草も含めていろいろなタイプのフシギダネを観察してもらいます。時間があれば模型作りも少々という感じかな。


 まずは駐車場にて里の黄葉を。
 左からクヌギ、エノキ、トウカエデ、ムクノキです。種子散布のタイプからいくと、クヌギは重力+動物貯食の多型散布、エノキとムクノキは動物被食散布、トウカエデは風散布です。


トウカエデの翼果は、光が丘公園同様に今年は不作でした。


このナンキンハゼは鳥が運んできたものですね。


エノキは豊作のようです。


くっつきむしのチカラシバは逆さトゲ型の動物付着散布。


アメリカセンダングサも逆さトゲ型。


イノコズチはヘアピン型のくっつきむしです。


駐車場からはカツラの小道へ。


カツラの落葉の匂いはかいでみてもらわないとね!?
綿あめか、キャラメルか、醤油せんべいか?
「小さなバナナ」の袋果と翼の付いた種はサンプルにて。

ツチイナゴ

これから厳しい冬を過ごさないと…。

コバネイナゴ

オンブバッタ

こちらの面々は間もなく姿を消します。


ニホンカナヘビの子どももちょろちょろと。


イラガsp.の繭です。


ノコンギクもまだ見られました。


実もたわわなトウネズミモチは園路側に。


メタセコイアの並木です。この手前にはラクウショウも。


きれいな球果は落ちていませんでした…。


ラクウショウはベタベタでなぁ…。
とりあえず葉や球果を比べて見てもらうことはできそうです。


ラクウショウですね。


トウカエデの原っぱのメタセコイアとトウカエデ。



やはりトウカエデの翼果は不作で、「種のシャワー」では遊べない…。


コセンダングサも逆さトゲ型。


花にはキタキチョウたちが来ていました。


ミズヒキは堅いフック型のくっつきむしです。
でも、子どもたちに人気があるオオオナモミは姿を消して…。


園路を抜けて、モミジバフウの木まで行ってみます。


落ちていたタイサンボクはアート用にいただいてまいりました!?
動物被食散布で鳥が食べるものと思っていたら、ちょっと?マークが。


モミジバフウの木へは園路側からは近づけないのでサッカー場から。
でも、やっぱり木の下は笹薮状態で近づけません…。


大昔はこの木の下で子どもたちに
『葉っぱのフレディ』を読んであげたりしていたんだけどねぇ…。


フレディ、見ぃつけた!?
まだ落ちてはいないけど、集合果も見てもらえますね。
翼の付いた小さな種はサンプルを見てもらう予定です。


ナンキンハゼの紅葉もきれいでした。


蒴果も豊作!


落ちているものも多かったです。
ハシボソガラスも食べに来ていましたね。


「毒バナナ」のカンレンボクの集合果も豊作。
まあ、抗がん剤にもなるみたいだけど!?


バラバラになったものは翼果です。
たか爺は、白く塗ってオギのトトロの口に使ったりしております。


ユリノキですね。


翼果もかなり落ちていました。

 でも、空とぶ種の模型作りもやるとなると、モミジバフウ、ナンキンハゼ、カンレンボクまでは歩けない…。一応模型の準備もしていって、あとは例によって成り行き任せでいきますか!?

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