たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

加須市大越昆虫館「自然教室 食べられる野草の観察会・試食会」

2022年05月13日 | 加須市大越昆虫館

 5月5日(木)は加須市大越昆虫館へ。自然教室「食べられる野草の観察会・試食会」です。ワンダースクールからも1家族4名の参加希望があったので、たか爺もお手伝いに行ってきました。現地加須市からは2家族6名のみでちょっとさみしいというか、何だかとってももったいない感じでしたね。


 並べられていた「食べられる野草」は、左手前からタンポポ・ハコベ・ドクダミ・セリ・ユキノシタ・カキドオシ、右手前からギシギシ・ナズナ・イタドリ・ヨモギ・ノビル・ヤブガラシ・ハリエンジュ(ニセアカシア)・ヤブカンゾウ・ヒメジョオン・ハルジオンだったかな。


 たか爺が毎年楽しみにしているハリエンジュの蕾は、5時起きで朝採りしてきてくれました。川沿いに普通に生えている樹なんだけれども、手が届く場所には咲いていない高嶺の花!? あとで甘くておいしい天ぷらが食べられそうですね。


 昆虫館の庭のエノキにあったアカボシゴマダラの蛹です。


 さっそく庭で虫探し。


 写真は撮り忘れてしまいましたが、これは褐色型のクビキリギス♂でしたね。


 このヒメウラナミジャノメは羽化に失敗したのかな?



 観察会は午前10時半からスタートです。


 庭での観察会はユキノシタから。




 とは言っても、講師陣はみんな虫の先生たちだし、虫が大好きな子どもたちばかり参加してくれているわけで、どうしたって虫の観察会になっちゃいますよねぇ…。たか爺も「食べられる野草」の写真は撮っていなかったなぁ…。


 一応書いておくと、昆虫館の庭で観察できた「食べられる野草」はユキノシタ・アカメガシワ・カキドオシ・タンポポ・フキ・ハルジオン・ハコベ・ドクダミ・セリ・スギナなどでございました。


 エノキの虫こぶ(虫えい)はエノキハトガリタマフシ。


 エノキトガリタマバエの幼虫が入っています。


 割ってみて、中の幼虫を見てもらっているところかな。


 このエノキにもアカボシゴマダラの蛹が。


 わかりますか? これでは鳥も見つけられないですよね。


 苦手な方はごめんなさい…。シャチホコガsp.の若齢幼虫はオオトビモンシャチホコかな。毛虫だけど触っても大丈夫ですよ!?


 ハルジオンの花に来ていた虫たちを観察中。



 コアオハナムグリだらけです。


 セイヨウミツバチも。


 そういえば、以前さち婆が行った観察会で、ハルジオンとヒメジョオンの見分け方に関して講師の方が「春は抱く姫は抱かない」と言ったら、セクハラ発言にされちゃったみたいで…。葉っぱが茎を抱くか抱かないかという話なんですけれどもね!?
 いずれも食べられますが、以前ハルジオンの天ぷらを食べた際には何だか可もなく不可もなく特に個性を感じられない味だったような…。


 ノイバラは食べられる野草というわけではありませんが…。


 たか爺の好きな花なので。


 これはアオスジアゲハでした。ナガサキアゲハやツマグロヒョウモンも飛んできていましたね。


 最後に「食べられる野草の試食会」の様子を。





 ちょっとあやしいたか爺の記憶によると、セリ・クワ・ヨモギ・ミツバ・サンショ・ドクダミ・タラノメ・ハハコグサ・ハリエンジュなど、揚げたてのおいしい天ぷらをいただきました。ごちそうさま!


 これにて無事終了。虫に詳しい方たちは虫たちの食草もよく知っているので、人が「食べられる野草」にも詳しいわけです。でも、ドクダミだけは食草にしている虫を見たことがないとのこと。見つけたら新発見ですね!?
 6月と7月の加須市大越昆虫館の自然教室は「夜間採集・観察会」。ぜひまたご参加ください。たか爺はこのあと越生町のよしざわ自然農園さんへ。続く。

 明日の親子でワンダー「小川の生きものさがし」はどうするかなぁ…。巾着田の明日の天気予報は本日14時現在、tenki.jpの9-12時は曇から小雨へと変わり、ウェザーニュースの1時間ごとだと9時は曇で10時から晴に変わりました!? あとの3サイトは曇か雨のまま…。当日の朝バタバタと連絡したくはないので、19時の段階の予報で判断するしかなさそうですね。

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