越生といえば梅です。4月12日にはまだ小さかった梅の実も、もうここまで大きくなっていました。でも、種が固くなるまでは青酸配糖体が多いのでまだ食べられません。
5月5日(日)は、里山体験プログラム「食べられる野草の観察会」で越生町。たか爺の虫の師匠たちが運営するおごせ昆虫と自然の館のプログラム利用ですね。
今年は参加者が少なくて、ワンダースクールからは4家族13名。他にも1家族3名と、ちょっと顰蹙ものの婆さんも2名参加していました。講師の話の腰を折りながら、「これ何? あれ何?」と名前ばかりを知りたがる他の観察会でもよくいるタイプ…。でも、博識で経験豊かな巣瀬さんの対応はさすがでしたね。たか爺には無理だなぁ…。
昆虫と自然の館の向かい側の梅林だけでも、セリ・ヨモギ・タンポポ・ハルジオン・カントウヨメナ・カラスノエンドウなど、食べられる野草の種類は多かったですね。ノビルも太い茎のものが多かったけれども、農薬がたっぷりまかれた梅林の野草は食べる気はしません…。
野草の観察をしながら、よしざわ自然農園まで。ペースもゆっくりなので、小さなお子様連れでも大丈夫です。
暑くて日陰で休んでいたヒツジさんも、たか爺が呼んだら出て来てくれました。試しにカキドオシやカラスノエンドウをあげてみたら、食べてくれましたね。連休明けには毛刈りをするそうなので、少しは涼しく過ごせるのかな? まあ、刈るほうも刈られるほうも大変な作業なんだろうなぁ…。
よしざわ自然農園の庭では、今年も江村さんが食べられる野草の天ぷらをあげてくれていました。
まずは野草摘み。ここなら安心して摘めますね。
野草の天ぷらはセリ・ヨモギ・カキドオシ・ユキノシタの4種。クワの葉とニセアカシアの蕾も+して計6種類です。今年は吉澤さんもネギ坊主やエシャロットなどの天ぷらをふるまってくれました。
抹茶塩でいただきます。
おいしかったですねぇ~。食べられる野草の試食会のあと、ワンダースクールのご家族はお弁当タイムです。
子どもたちは、スリル満点のブランコやハンモックでも遊んでいました。
午後は目の前を流れる越辺川で川の生きものさがし。14時半までお借りしているプライベイトリバーなので、あとは自由に過ごしてもらえればいいですね。
8月2日には10時から15時まで貸切で川遊びの予定ですが、定員40名のところ16家族53名で締め切って、キャンセル待ちも7家族21名となっております…。
まだ数は少なかったけれども、ミヤマカワトンボやニホンカワトンボもひらひら飛んでいました。
今回はたか爺のかわりに生きものを捕まえてくれるキッズアシスタントもいなかったので、久々に自ら川へ。カワムツは4匹捕まりました。
このジュズカケハゼは、ひろパパが捕まえてくれたものです。逃げられてしまったようですが、シマドジョウも見つかったようです。ウシガエルのでかオタマも…。カジカガエルの鳴く清流にウシガエルは似合いませんよね…。
一時「ヌマエビ北部-中部群」とかになったようですが、またヌカエビに戻ったようなので、ヌカエビということにしておきます。まあ、ワンダースクール的にはヌマエビの仲間で十分だと思いますけれどもね。
コヤマトンボのヤゴ。
ミヤマカワトンボのヤゴです。
フタメカワゲラの仲間の幼虫。
トビケラの幼虫はいくらでも見つかりますが、エグリトビケラの仲間までにしておかないと…。
週間予報ではあやしかったお天気も良くなって何よりでしたが、たか爺は帰り際に何だかちょっと体の調子がおかしくて、帰宅してビールを飲んだらすぐに寝込んでしまいました…。熱がある感じじゃなかったのに、夜には汗びっしょりになってしまって、2回も着替えるはめに。熱中症にでもなりかけていたのかなぁ…。