折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

よっこらしょ!

2012年02月12日 22時50分10秒 | 立春

 

◇ 今日はよく晴れ上がって、外に出てもそんなに寒さを感じられない一日で、ようやくこの時季らしい庭仕事は、結局一週間ぶりの作業ということになりました。

  バラの冬剪定は終わってましたので、鉢植えの地植え変更や鉢植えの土替えなど…とにかく一つずつこなしていけばいつかは終わりが…ただひたすらに、黙々と…。

  こちらは明日からまた雨になりそうで、今年の春は雨音とともにやってくることになるのでしょうか、バラの新芽もいつの間にか動き出す寸前まで来ているようです。

  花の遅れている早春の宿根草ヘレボルスたちも、地上が春の空気に置き換わりつつあることを敏感に察して、開花への歩みを速めてくれる…そう確信してホッとしました。

 

□ このヘレボルスも、ようやく花芽が起き上がりつつ 「よっこらしょ」

ニゲルでしょうか、どこか力が入っているようにも見えました。

 

□ これはリヴィダスでしたか、すっかり名前を忘れてしまって…。

 

□ チューリップなど、鉢植え球根も少しずつ…。

 

□ 左の方、クロッカスも春の訪れは遅いようです。

この辺りは原種のチューリップもあるはずですが…。

 

□ 手前にはモンタナ系のクレマチス「エリザベス」を地植えに。

旧枝咲きの剪定は苦手で、とりあえずさささっと誘引…。

今年はバラとクレマチスのコラボを楽しみたいので、

新枝咲きの株をいくつか迎えたいと思っています。

 

□ さて、バラの植え替え用の土のブレンドです。

今回は「腐葉土 5:赤玉土 3:バラ用堆肥 2」

元肥を混ぜて…いつも目分量、適当です。

 

□ 穴掘りが大変ですが…バラのために大きく…。

 

□ 株を鉢から抜いて、適当に土を落として、

一応は病気を確認して(よくわかりませんが)、

植え替えの前1時間くらい、水につけてます。

 

□ 先程ブレンドした土を投入しつつ…。

 

□ あまりすかすかにならないように、ギュギュっと…。

 

□ たっぷり水遣りして、一丁上がり!

ティージング・ジョージア(ER)、大苗3年目

 

□ ティージング・ジョージア      2011年5月20日

(Teasing Georgia S 1998 D.Austin England)

 

□ こちらは、鉢植えの土替えです(全部替えた後)。

昨年挿し芽した鉢が向かって右、今日の挿し芽も…。

アンブリッジ・ローズ(ER)、今年も鉢植え継続です。

  

 

□ 葡萄紅(Ch)も地植えにしました。

上方にレオナルド・ダ・ヴィンチ(LCl)を誘引しています。

 

□ 庭仕事をやると、結構お腹が空きますよね。

お昼はサンドイッチに紅茶をいただきました。

  

 

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立春を過ぎて

2012年02月05日 22時28分26秒 | 立春

 

◇ 昨日2月4日が立春、暦の上では春がスタートしたことになりますが、ここ数日があまりに寒かったせいか、春めいて来たことの実感はまだまだありません。

  私のブログのカテゴリーは二十四節気で分類していまして、約半月ごとに一つずつ降りて行っていたのが、一気に最上段へと最初の節気に戻ってしまいました。

  今日は午前中から午後にかけて、ただひたすらにバラの寒肥遣りに明け暮れたわけですが、夕方から本降りの雨になってしまい、早めに仕事を置くことになりました。

  次の土日で鉢植えから地植え変換を少々、鉢植えの土の交換を少々、それでバラのこの冬の準備はお仕舞、約3か月後の一番花を期待して待つだけになります。

 

□ ハーロウ・カー

(Harlow Carr S 2004 D.Austin England)

 

□ このバラは例年鉢植えです。

半分ほど土を入れ替えして、

いつものとおり、花かんざしの寄せ植えです。

 

□  ザ・ピルグリム

(The Pilgrim S 1991 D.Austin England)

昨年までの2年間は鉢植えで、これからはアーチに向けて育てます。

 

□ 2011年5月23日

 

□ そのアーチの片方には、

 クレマチス・アーマンディ「アップル・ブロッサム」

(Clematis armandii 'Apple Blossom')  

 

  

□ いたるところに、新芽か花芽が控えています。

この花が咲くと、本格的な庭の花の春の始まりです(3月下旬)。

 

□ ヘレボルスは、花芽もまだまだ見られません。

 

□ かろうじて…これは、ニゲルでしょうか。

 

□ 白い花の沈丁花、昨年暮れからこの状態です。

 

□ ハーデンベルギアの幼苗を購入、

寒さが和らいでから庭に植える予定です。

 

□ 昨年の寒波で、ほぼ全滅に近かったハゴロモジャスミン。

一年かけてようやく挽回して来たはずでしたのに、

ここ数日の冷え込みで、昨年と同じ道を辿るかもしれません…。

  

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あの頃は

2011年02月11日 23時39分37秒 | 立春
◇ バラの冬作業に取っておいたせっかくの祝日なのに、朝から断続的に雨が降り続いた上に日中も気温が上がらず、相当に寒い一日でした。
  それでもざーざー降りしきる雨ではなかったので、剪定だけでしたがまあまあ快調の一歩手前のテンポで作業は進んで行った感じです。
  ふとバラを始めた5年前を思い起こしました…あの頃は全部大苗からの鉢植え、剪定の必要なし、寒肥遣りも大穴掘りも当然なく、あるのは不安な気持ちだけ…。
  いや、不安な気持ちだけというのは大げさで、当然ながら期待に胸膨らむ(どんなんかなあ~っと、そんなわくわく感に包まれた)春まだ浅き頃なのでした。



           
          □ 地植えのクイーン・オブ・スウェーデン、確か4年目。
            鉢植え最適なんて個人的にはとんでもない、250cm!



                    
                    □ 完全な直立性、春から半年で枝が混み合います。



           
          □ 今回は樹高80cm、3分の1にまで強剪定しました。



                     
                       □ シュートが混み合うのを避けるために、
                         メインの3本につっかい棒(剪定枝)を。
 
                         それぞれの間隔がより広がっています。
                         もっと根元に近いところにも棒を当てます。 
                         一番花の開花の頃には取り除くつもりです。



                
                    □ いつものとおり、挿し芽を少々。
                      経験的には挿し芽に向いている品種。



               
                                         2010年5月15日
                       □ クイーン・オブ・スウェーデン
                  (Queen of Sweden S 2004 D.Austin England)




                
                  □ あまりに花がないのが寂しくて、寄せ植えを…日暮れ前。

                    ラナンキュラス、アネモネ、イベリス、プリムラ・クラウディア
                    プリムラ・クラウディアは、5年前にいくつか楽しみました。
 


          ☆☆☆☆☆ 5年前は、もっぱらバラの書籍、グラフ雑誌に毎晩目を通してました。 
 


             

           □ バラの誕生(中公新書 1997) バラと人との関わり合いの歴史を辿る楽しみ。



          
       □ 花百科(講談社 2004)               一目でわかる(!?)バラの系譜。
                                でも、バラには別段興味がなかった頃に購入したもの。



        
     □ バラ百科の本号に掲載の「コントゥ・ドゥ・シャンボール」が脳裏にインプットされました(左から2列目真ん中)。



             
          □ バラの庭を楽しむ(学研 2005) つるバラへの憧れも芽生えました。



                            ☆☆☆☆☆ 以上が、夢多き頃の思い出の書籍でした。




                  
                       □ バラ大百科(NHK出版 2006) 格調高い解説、5年間で最も目を通した書籍。



                   
                 □ イングリッシュローズのすべて(NHK出版 2010) 見てるとほしくなる、やっかいな(!?)テキスト。。。



                         
                                  □ ゼフィリーヌ・ドルーアン
                             (Zéphirine Drouhin B 1868 Bizot France)

                               つるバラの新芽が動き始めました。
   
      



         
  


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バラの冬作業、ようやく軌道に

2011年02月06日 23時36分06秒 | 立春
◇ 2月4日金曜日の朝の通勤途上で梅の花が開花しているのに気がつきましたが、ブログのカテゴリーもまた一巡して立春となりました。
  二月の声を聴いた途端にさしもの冬将軍もどこへやら、この近辺どこへ行こうとまるでうそのように暖かく、急に春めいて来たようです。
  凍える寒さで遅れていたバラの冬作業も、昨日今日とようやくそのいくつか手をつけることができてホッとしました。
  例年よりペースが遅いのは仕方なくて、寒肥も植え替えも剪定も、何より一つずつ片づけて行くよりほかにありません…続きはまた次週に。



               
                                                          2011年2月6日
                      □ ハーロウ・カー (Harlow Carr S 2004 D.Austin England)
 
                           この株は、全体の2分の1辺りでほんわりと、
                           そして内向きにごちゃついている部分を取り除く、
                           いつもそんな感じの剪定です。

                           右はベーサルシュート、若干長めに剪定しました。
                           今回は、用土もそっくり入れ替えました。 



               
                                             2011年2月5日
                       □ 剪定・植え替え前の様子です。
                         剪定後とは左右が逆になっています。
 



                               
                               □ ハーロウ・カーはいつも「花かんざし」との寄せ植えです。



                     
                                               2010年5月7日
                       □ ローズピンクの愛らしい中輪の花が咲きます。



          ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


                     
                    □ こちらは地植えの様子、直径40cm、深さ40cmの大穴。

                      まず、元肥を投入したところ(油粕+骨粉+硫酸カリ)。 
                                        200g  200g   30g
                      根に直接触れないよう、その上に土(↓)を被せます。

 

                    
                    □ 用土は掘り上げた庭土の埋め戻しでいいのでしょうが、
                      土壌改良に、赤玉土+腐葉土+馬糞堆肥を混ぜます。



                     
                    □ 元肥の上に土を被せて、その上に植えこんで行きます。



                     
                          □ 水遣りして剪定して植え替え終了です。



                       
                                                 2010年5月23日
                                  □ レディ・オブ・メギンチ
                           (Lady of Megginch S 2006 D.Austin England)
 
   
 
 
   
 
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早春の芳しさ、ほのかに。

2010年02月11日 21時01分51秒 | 立春
                     □ ジンチョウゲ(Daphne odora)
                    ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑低木

◇ 朝から雨の一日、断続的に強く降って、庭仕事には貴重な一日がずぶ濡れになりました。
  昨日までの数日が暖かかったせいか、ジンチョウゲが一輪というか一塊りというか…開花です。
  雨に濡れていても、近づいてみるとほのかな香りが伝わりました。
  立春を過ぎたばかり、もうすぐ春ですねの頃、春が急に近くまで来ているように実感できます。

     
     (una poesia di oggi)

       ぬかあめにぬるゝ丁子の香なりけり     久保田万太郎(1889-1963) 
 

    
           □ クロッカス(Crocus vernus)
             アヤメ科サフラン属の耐寒性多年草(球根)
             昨秋の鉢植えも植えっ放しも仲良く蕾が…。

       
              □ こちらは鉢植えのチューリップ
        「ライラック・ワンダー」と「レディ・ジェーン」(細い葉っぱ)

       
             □ コデマリ (Spiraea cantoniensis)
               バラ科シモツケ属の落葉低木
               芽吹いて来ました(バックはローズマリー)。

◇ 今日はオールドローズの剪定を少し、鉢植えの植え替え(土替え)を一つ、それに誘引も…。
  何をこんな日に傘をさしてまで…やり始めたら止められない…我ながらアホな性分なのです。
  それでもバラの方は、着々と春を迎える準備が整いました。
  そして「ローズ」でもクリスマスローズの方、庭で真っ先に春を感じて咲き始めたようです。

       
          □ ヘレボルス、ようやく開花寸前になりました。
 
       
            □ こちらは門扉の上にでも乗せないと…。

        
         □ …写真が撮れないですが、これは開花ですよね。 
   

☆ いつもお越しいただきまして、どうもありがとうございます。
しばらくお休みします。
またまた寒波到来、皆様、くれぐれもご自愛下さい。
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オレンジ色の花、二つ

2010年02月10日 00時17分51秒 | 立春
           □ パット・オースチン(Pat Austin S 1995 D.Austin England)

◇ 日曜日に冬剪定したバラ、その蕾を一輪コップ花としてさしていました。
  けさ一気に開花、蕾と比較して巨大とも言える花への変身、一夜で、いつも新鮮な驚きです。
  あと三か月もしたら春の一番花に出会えますが、今思いがけず出会えた喜びこそが宝石。
  ローズ・ピンクが主流を占める庭のバラで、淡く黄色がかったオレンジ色、大切なバラです。

       
        □ パット・オースチンのすぐそばの、ビオラのハンギング。


     
     (una poesia di oggi)

       早春の門すこし濡れ春のあめ     及川 貞 (1899-1993)
  
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地面に目を凝らすこの頃

2010年02月08日 00時28分55秒 | 立春
              □ ムスカリ・アルメニアカム(Muscari 'Armeniacum')
                  ユリ科ムスカリ属の耐寒性多年草(球根)

       
        □ ムスカリの春、大好きな春、あと2週間ほどでしょうか。

◇ 気温はさほど上昇しなくても風のない穏やかな日和、バラの冬剪定を淡々と…終了しました。
  このところ、ブログ友のmilkyさんのように(!?)ヘレボルスをしゃがんで覗くのが日課。
  お腹がつかえるのは仕方ないとして、なぜか息を止めて見入るので、すぐに苦しくなって…。
  何気なく目を落とす地上には、いつの間にか春の息吹が…それだけで元気をもらえた感じです。

       
            □ シラー・シベリカ(Scilla siberica)
              ユリ科ツルボ属の耐寒性多年草(球根)
              植えっ放しの球根草は、気楽です。
              単に、春まで忘れているだけですが…。

       
       □ このところ「首」をぐいぐい持ちあげて来たヘレボルス。
         これが開花一番乗りのはずですが、さて品種名となると…。


※ 日曜日のバラの冬剪定の様子です。ご参考までに。
  次の作業トピックスとしては、2月下旬の「芽出し肥」ということになります。

  ☆ イングリッシュ・ローズ(鉢植え) ☆

      
                  □ アンブリッジ・ローズ
            (Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)
            約2分の1程度に剪定、最もオーソドックスです。

       
                           2009年5月10日、一番花

  ☆ イングリッシュ・ローズ(地植え) ☆

      
                   □ パット・オースチン
             (Pat Austin S 1995 D.Austin England)
             4年目、2m超→50cm程度に切り詰めました。

       
                           2009年6月20日、二番花

  ☆ イングリッシュ・ローズ(地植え) ☆

      
                □ ジュビリー・セレブレーション
           (Jubilee Celebraiton S 2002 D.Austin England)
            5年目、1m60cm→約70cm程度に剪定しました。
            シュートが細め、他品種よりやや長く残します。

       
                           2009年11月8日、返り咲き
  
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バラの冬剪定、初日でした。

2010年02月07日 00時25分06秒 | 立春
                 □ プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント
             (Princess Alexandra of Kent S 2007 D.Austin England)
                  昨年末に鉢植えの大苗、冬剪定は不要です。

◇ 立春を過ぎて、待ちかねたようにバラの冬剪定を始めました。
  バラの植え付け、植え替え、元肥遣りと比較したら、剪定は楽な方の作業です。
  「楽」というのは力作業でのエネルギー消費が少ないという意味です。
  花の咲く姿を想像してとなりますと、美的センスに欠ける者(私のこと)としては、
  もともと無いはずの神経を使ったりして、案外疲れる作業となりました。

       
           □ プリムラ・ポリアンサ「クラウディア」
             傾きかけた西日に照らされていました。
             しばし疲れを忘れさせてくれる、そんな鮮やかさ。

◇ 狭い庭だというのに、いつの間にか収集したバラが約50品種を下りません。
  5分以内に剪定完了もあれば、考えあぐねて30分以上を要するものも…。
  どちらにしても「過ぎたるは及ばざるが如し」の剪定、カットし過ぎたらお仕舞い。
  まあ品評会に出品するでなく、商売でもないし、すぐに忘れてしまうのですが…。

        
         □ クレマチス・テキセンシス系「プリンセス・ダイアナ」
              (Clematis texensis 'Princess Diana')
            新枝咲き、この新芽が生長して花が咲きます。

        
           □ 鉢の表面から30cm辺りの旧枝にも新芽。
             今シーズンは、このすぐ上でも剪定してみます。

◇ バラを始めて5年目に入りますから、冬剪定は2007年から数えて4度目となります。
  テキストの物真似で経験して、自分なりに納得できた剪定の方法が基本です。
  (私の場合、一番花が咲いたシュートを2、3芽残して剪定、これがまず第一)
  つるバラとそれ以外、一季咲きと返り咲きで剪定方法に違いがありますが、
  咲き進んだ姿を一応は思い浮かべて、どの辺りの新芽の芽吹きに期待するか。
  その株一つひとつにどう育ってほしいかを自分なりに考えて、剪定しました。

       
            □ 剪定後の楽しみの一つが「挿し芽」

◇ 今回は冬剪定の記録も兼ねて、シュラブ・ローズのいくつかをご紹介しています。
  当然ながら素人の剪定ですので、あくまでご参考ということでご覧下さい。
  一番花が咲くまで、もう一度経過報告も予定しています。
  期待と不安と、いやいや、期待が断然勝るのが冬剪定の直後から、それが実感です。

☆ オールド・ローズの返り咲き品種

       
                  □ ジャック・カルティエ
         (Jacques Cartier P 1868 Moreau-Robert France)
             明日、もう少し切り詰めようと思います。

       
                                 2009年5月19日
              □ 手前がジャック・カルティエ。
                向こうは、レオナルド・ダ・ヴィンチ。

☆ フロリバンダ・ローズ

       
        □ ノック・アウト (Knock Out F 1999 J.W.Radler USA)
          昨シーズンは地植えでしたが、年末に鉢上げしました。
          拡がりのあるシュラブで、途中2分の1程度に仮剪定。

       
        □ 最終的に、一番花をつけたシュートの2、3芽上で剪定。
          もう少し刈り込んでも良いはずですが…。

       
                                 2009年5月10日
 
☆ イングリッシュ・ローズ(鉢植え)

      
                 □ レディ・オブ・メギンチ
           (Lady of Megginch S 2005 D.Austin England)
           最初のシーズンだけで約1m90cm、剪定で約40cmに。

       
      □ 一番花を咲かせたシュート、その2、3芽残した辺りが剪定位置。 

      
       □ 「切り刃」を下にした方が失敗なく切れるそうですが、
         要は切れ味の問題でしょうから、あまり気にしません。

       
                                 2009年6月16日

☆ シュラブ・ローズ(鉢植え)

      
       □ チャイコフスキー (Tchaikovski S 2000 Meilland France)
         やや細目のシュート、まだ2シーズン目、枝数を残しました。

       
                                 2009年5月27日

☆ シュラブ・ローズ(地植え)

      
                 □ ドミニク・ロワゾー
          (Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)
            全体的に約2分の1程度に剪定しました。

       
                                 2009年6月21日

☆ イングリッシュ・ローズ(地植え)

       
                □ ジュード・ジ・オブスキュア
          (Jude The Obscure S 1995 D.Austin England)
       剪定前2m20cm→剪定後50cm、直立性で剪定しやすいです。

       
                                 2009年6月20日

☆ イングリッシュ・ローズ(地植え)

       
              □ イングリッシュ・ヘリテージ
           (English Heritage S 1984 D.Austin England)
            シュートの太い、元気そのもののシュラブです。
            当然、強剪定、3分の1程度に切り詰めました。
            シュートが黄色く見えるのは、夕日のせいです。

       
       □ クレマチス・早咲き大輪系「ダッチェス・オブ・エジンバラ」
              (Clematis 'Duchess of Edinburgh')
             すでに新芽の展開が始まっていたり…。

       
          □ ヘレボルスも開花寸前まで漕ぎつけたり…。

        
         □ 遠くからやって来た宿根草が株元を飾ったり…。
           イングリッシュ・ヘリテージのコーナーは賑やか。

       
                                 2009年6月17日

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春は名のみの立春

2010年02月04日 21時57分55秒 | 立春
            □ 春立つ日の朝、西寄りの季節風に春色がちぎれそうでした。

◇ 春夏秋冬、四つの季節のそれぞれに暦の上での初日があります。
  立春、立夏、立秋、立冬、どんなイメージが湧きますでしょうか。
  私の第一印象ではこんな感じです。

    立春 2月4日 … 微笑 (しばらくすると花が咲き始める、にんまり) 
    立夏 5月5日 … 懐疑 (えっ、もう夏!? そんな気持ちとの乖離) 
    立秋 8月7日 … 辛抱 (真夏日も熱帯夜も、もう少しの我慢、夏は嫌いな方) 
    立冬 11月7日 … 観念 (やがて来る凍える日に備えなくては)

                    ※ 日にちは今年のこよみです。
 
  冷たく寒く暗い灰色イメージの冬からようやく離れられる「喜び」
  立春はあくまでも気持ちが明るく、朗らかになるもののようです。

        
            □ 春から夏はバラの葉陰になる辺り、
              オキザリスはこの頃の方がうれしそう。
              夕べの豆撒きの名残を見つけました。

◇ 立春過ぎて最初の週末をバラの冬剪定の日と決めています。
  昨年末に植え付けた大苗は剪定など不要ですが、それ以外はすべて。
  基本はテキストで学び実地に検分してきたつもりですが、上手にはなれません。
  それぞれの株にどのように花を付けてほしいか、そっち優先で鋏を入れます。

       
         □ 剪定する鉢植えをいくつか、一か所に集めました。

        
               □ ウィリアム・シェイクスピア2000
        (William Shakespeare 2000 S 2000 D.Austin England)
           16号の大鉢、ややスタンダード仕立て風です。
          新芽が動き出す寸前で、剪定箇所に迷いそうです。
            (もうこれ以上は剪定しないかもしれません)
           玄関前(北側半日陰)から南側に移す予定です。

      
              □ ジュード・ジ・オブスキュア
         (Jude the Obscure S 1995 D.Austin England)
     直立性のシュート、昨年の一番花の枝がよくわかります。
     基本は一番花をつけたシュートを二、三節残して剪定ですから、
     教科書的な剪定前の姿は、素人にはホントに助かります。
     強剪定に耐えうる株に育っていますし、剪定しやすいはずです。

       
        □ シャルロット・オースチンに寄せ植えのヘレボルス
          バラの春に先立って淡い黄色の花をつけるのももうすぐ。

       
       □ アブラハム・ダービーの株元、まだまだ春は名のみです。

     
     (una poesia di oggi)

               早春賦                        1913 
                          吉丸一昌 詞 中田 章 曲 

          春は名のみの 風の寒さや
          谷の鶯 歌は思えど
          時にあらずと 声も立てず
          時にあらずと 声も立てず

          氷融け去り 葦は角ぐむ
          さては時ぞと 思うあやにく
          今日も昨日も 雪の空
          今日も昨日も 雪の空

          春と聞かねば 知らでありしを
          聞けば急かるる 胸の思いを
          いかにせよとの この頃か
          いかにせよとの この頃か
 
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早春の芳しさ、その始まり。

2009年02月16日 23時51分28秒 | 立春
          □ 沈丁花、日が沈んでも存在感のある早春の香り。

◇ 春は沈丁花、秋は金木犀。
  うちの庭の芳しい花の代表を、務めてもらっています。
  玄関先で、日本の季節を感じる代表格だと、私は思います。
  冷たい北風が吹いても、小さい春はこの花の中からも覗いているようです。

     
        □ 北側、金木犀の下のクリスマスローズ。
          北風の中にも、早春の温もりに気がついたようです。


   【お知らせ】 
          この花の写真のあと、ドジなことをやりまして、
          ケアレス・ミスで右手親指を縫う羽目に…。
          しばらく更新やお返事をお休みします。。。
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