折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

さわやかに、癒しのローズピンク

2010年09月12日 19時01分07秒 | 白露
                                                                      2010年9月12日
                              □ ハーロウ・カー (Harlow Carr S 2004 D.Austin England)
                                まだ夏剪定も終わってないので、残した蕾に開花が続きます。



◇ 秋の返り咲きまでバラもブログも休養…そう思っていましたが、リビングの窓の外は思いがけないローズピンクの点、点、点。
  うれしくさのあまりその様子をご覧になっていただきたいと、ちょっぴり写真を載せてみました。
  若干夏バテを引きずっているのか、体調そのものはそう悪くないのに、気分がどうもパッとしない日が続いています。
  その気分と直接の関連はないのですが、数年来のバラの夢がおおかた叶って、来年からは楽しみ方をガラッと変えようと思います。 



           
                                    2010年9月12日
           □ こうしたピンクが目に飛び込んで、心地よい朝でした。



           
                                                              2010年9月12日        
              □ コントゥ・ドゥ・シャンボール (Comte du Chambord P 1860 Moreau-Robert France)
                真夏の間にするすると伸びた、ベーサル・シュートのてっぺんに花をつけました。



                           
                              9月10日                           9月11日



                  
                    2010年9月12日                                      9月11日
                         □ ワイルド・エドリック (Wild Edric S 2005 D.Austin England) 



              
                                                              2010年9月12日        
                 □ レオナルド・ダ・ヴィンチ (Leonardo Da Vinci LCl 1994 Meilland France)



                      
                                                2010年9月12日 
                       □ まだ仮留もしていないベーサルシュートの先端です。
                         年末に誘引して来年の花を待つ大切なシュートです。



            
                                                              2010年9月11日         
                  □ アンブリッジ・ローズ (Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)



                     
                                              2010年9月11日 
                    □ 花びらの数こそ少なくなりましたが、爽やかさは天下一品。



                               
                                                    2010年9月12日  
 
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バラ、思い思いの秋色を携えて

2009年09月22日 11時16分01秒 | 白露
               □ ジュビリー・セレブレーション
          (Jubilee Celebration S 2002 D.Austin England)
            花びらの奥、この黄色が何とも言えません。
             花持ちの長い花、そろそろお仕舞いです。

     
    □ イングリッシュ・ローズでは唯一と言われるサーモン・ピンク。
      深く味わいのある色、狭い庭でも「女王様」の風格を感じます。

◇ 明日は秋分の日、この頃になると秋の玄関から御座敷に入って来たと実感します。
  朝、外が白み出す時刻が少しずつ遅くなり、夕日もあれよのつるべ落とし。
  夏日の気温でも乾燥注意報ですから、青空の下空気も風も顔に心地好い日々です。
  庭にポツリ見え始めた返り咲きのバラに、満を持しての秋の装いが見て取れます。

     
                 □ ザ・ダーク・レディ
         (The Dark Lady S 1991 D.Austin England)
       深いローズ・ピンク、曇り空だと見た目に近い色です。

     
                             (2009年9月21日) 
 
     
                □ パット・オースチン
          (Pat Austin S 1995 D.Austin England)
      このカッパー・オレンジは、まだ三番花が続いています。

     
                             (2009年9月21日)
   □ 経験的には、パット・オースチンは、日照が大好きのようです。

     
                 □ ドミニク・ロワゾー
         (Dominique Loiseau S 2003 Derbard France)
          9月に入って、日照時間にも恵まれたせいか、
          夏剪定後順調で、返り咲きが始まりました。
           蕾がたくさん控えていて、有望株です。

◇ 秋のバラは、深みを帯びたその彩りにこそ美しさが、そのとおりだと思います。
  春の勢いのある豪華な咲き姿とは一変、穏やかで落ち着きのある様は秋の化身。
  まだまだ顔を見せ始めたばかりの花の色に、気持ちはすでに吸い込まれそうです。
  深まりゆく秋を思い思いに花びらに映す、そんなバラを静かに見ることにします。

     
                             (2009年9月20日)
                □ スカボロ・フェア
        (Scarborough Fair S 2004 D.Austin England)
            このバラは、秋の日に映えます。

   
                               (2009年9月20日) 
      □ 半八重の花を見ていると、心が軽くなります。
          体重も軽くなると、言うことなし…です。

     
                             (2009年9月20日)
                 □ クレア・オースチン
         (Claire Austin S 2007 D.Austin England)
           このところ、三番花が旺盛に咲きます。
 
     
                             (2009年9月21日)
    □ まだ花数は限られていますが、来シーズン期待の株です。
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さわわ、秋風は北寄りの風

2009年09月19日 21時36分21秒 | 白露
           □ いたる所のススキの穂、南へ大きくなびいて。
             風の音は「ざわわ」よりも柔らかいようでした。

     
              □ ここは、阿蘇の外輪山。

◇ 連休最初の土曜日、目が覚めると真っ青な秋の空。
  この青空は、100km近く南の高原にも広がっているだろうな。
  ところを変えて、今どきの秋を探しに、片道2時間弱のドライブ。
  確かに雲一つない青空が、視界の限りどこまでも広がっていました。

     
                  □ 青空。。。

     
             □ 熊本県阿蘇市 標高936m
 
◇ 阿蘇の外輪山の縁、360度のパノラマが雄大な大観峰(だいかんぼう)。
  北風が強く、半袖ではやや肌寒く感じられ、これこそ秋の風そのものです。
  吹き渡る風が外輪山を伝って沈み込んで、合わせて風の音も沈んでいくような。
  目に入る青と緑の自然の彩り、始まったばかりの秋を感じて、命の洗濯でした。

      
             □ 阿蘇五岳、あくまでも静かに。
               まるで、こちら側だけの秋の風。

     
         □ ここでは、風がびゅーんと飛んで行きます。

     
    □ 秋の訪れが早いようで、稲刈りもずいぶん終わっています。

     
              □ 九重連山、来た方向です。
  
  
  
  
  
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バラ ~ 一番の癒し ~

2009年09月17日 22時01分56秒 | 白露
                    □ スカボロ・フェア
            (Scarborough Fair S 2004 D.Austin England)
              秋を先取りするかのように、毎朝一輪ずつ。
             やわらかさ、私にとっての癒しの花の代表です。

     
                             (2009年9月17日)

     
                                 (9月16日)

     
                                 (9月16日) 

◇ 明け方の気温が、昨日今日と15~17度まで下がってきました。
  日中は30度近くまで気温が上がっても、空気が乾燥していて清々しい日々です。
  9月中旬にして早くも秋らしい毎日は、ここ数年間記憶にありません。
  バラの夏剪定後まだ3週間目ですが、新芽の生長はとても順調のようです。

              
              □ ピエール・ドゥ・ロンサール
        (Pierre de Ronsard LCl 1988 M.L.Meilland France)
         アーチのてっぺん、地上約3mはゆうにあります…。
               これは夏剪定の対象外です。

     

     
                □ L.D.ブレスウェイト
         (L.D.Braithwaite S 1993 D.Austin England)
         早咲き品種、そろそろ返り咲きの時季でしょうか。

    
      □ チャイコフスキー
(Tchaikovski S 2000 Meilland France)
                           □ アンブリッジ・ローズ
                     (Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

           8月30日に夏剪定した株の現在の様子です。

◇ スカボロ・フェアは夏剪定に加えて、その前の花殻詰みの部分からもあるでしょう。
  新芽の蕾が急に充実してきて、今週になって一輪ずつ癒してくれるかのごとく。
  魅せられたら最後、欲しくて止まないバラの品種がいくつかあるはずです。
  いくら我慢を重ねても、最初から無理だとわかっているのはこんな花なのです。

     

      
                                 (9月14日) 
                 □ スカボロ・フェア
         (Scarborough Fair S 2004 D.Austin England)
         これからしばらく、愛らしい秋を楽しめそうです。

☆ こちらは、遅咲きの三番花

     
                                 (9月15日)

     
                                 (9月16日)

     
                                (9月17日朝)

     
                                (9月17日夕)
                □ クレア・オースチン
         (Claire Austin S 2007 D.Austin England)       
       来シーズンは、クラウン・プリンセス・マルガリータと
          穏やかな色合いのアーチを夢見ています。
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一番心配したバラ

2009年09月13日 15時31分31秒 | 白露
           □ エブリン (Evelyn S 1991 D.Austin England)

◇ 「涼しくなりましたね」 人と会う度に定番のご挨拶が交わされます。
  この夏、猛暑の記憶はあまりなくても、蒸し暑さからの解放は格別うれしいもの。
  そして春から夏にかけて心配したバラが、ここに来てようやく復活の気配です。
  けさ、ソフト・アプリコットの花の色に、まずは救われた心地がしました。

    
       (2009年9月12日)          (今日 9月13日)

◇ 春の一番花の開花は認められても、すぐ側のパット・オースチンがとても元気。
  だから花壇のコーナーであまりにひっそり過ぎる様に、気持ちは揺れてました。
  葉っぱを落とすのも早くて、これじゃ光合成で株が育つのも無理じゃないかと…。
  これがエブリンのこの株の流儀なんでしょう、黙って見守ることに決めました。

     
                 □ パット・オースチン
           (Pat Austin S 1995 D.Austin England)
             今日、もう一輪開花が増えました。
             こちらは休みを知らないバラです。

    
       □ エブリンの辺りには、いつの間にかパンダスミレ。
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バラ ~ お昼は、海辺の町で ~

2009年09月12日 20時55分55秒 | 白露
                   □ ジャック・カルティエ
          (Jacques Cartier P 1868 Moreau-Robert France)
                リビングから手に届くところのバラ。
              その向こうの花壇に、パット・オースチン。
                こちらは今は葉を落としています。

◇ 疲れを癒す週末は、午後からにわか雨、少し肌寒く感じる一日でした。
  夏剪定の最終の機会、蕾を残して花を咲かせたいくつかを剪定しました。
  これで剪定はほぼすべて完了、約1か月半後の深みのある秋の色を期待します。
  この一ケ月は、オレンジやイエローの豊かな温かみのある色がとみに新鮮でした。

     
                □ パット・オースチン
          (Pat Austin S 1995 D.Austin England)

◇ 50km南の町に海鮮の美味しいお店、そう職場の同僚に教えていただきました。
  食べることなら待ったなし、さっそくそのためだけに小ドライブです。
  大分県佐伯市(さいき)、魚の美味しい大分でも飛び切りのところ、漁港の町。
  「超」がつく新鮮な魚、落ち着いた器、調度品、休日の午後はこうでなければ…。

      
          □ 旬鮮丼御膳 (左の丼が入り切りません)

     
                  □ テーブル横

     
                 □ デザートとか…。 

    

     
      □ お店 (見ればわかりますね、一段と短足に…嘆息)

     
             □ そして、向かいは港、海。。。


  
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バラ ~ 影のさやけさ ~

2009年09月11日 22時56分05秒 | 白露
                  □ クレア・オースチン
            (Claire Austin S 2007 D.Austin England)
          朝日を透かして秋のバラ、まるで秋の夜半の月のよう。

       
                                (2009年9月9日)

       
                                (2009年9月8日)

  
  (una poesia di oggi)

     木のまよりもりくる月の影見れば 心づくしの秋は来にけり

                          よみ人しらず  (古今集)

                        ※ 心づくし  気をもませる

◇ 心身ともにややタフな一週間が過ぎて行きました。
  昨日、今日と、明け方の気温が18~19度、九州の秋は朝に現れてきした。
  明日はぐずつき気味の予報、日照がないだけ日中も涼しくなるのでしょうか。
  日いちにちと、秋は着実に足取りを高めているようです。

      

     
               □ 夏色、それとも秋色…?

  
  (una poesia di oggi)

     薄霧のまがきの花の朝じめり 秋は夕べとたれかいひけむ

                          藤原清輔  (新古今集)

     秋は夕暮
     夕日のさして山の端いと近うなりたるに
     烏の寝どころへ行くとて
     三つ四つ二つ三つなど飛びいそぐさへあはれなり

                          清少納言  (枕草子 第一段)

                       ※ 朝も夕べもどちらもいいじゃないですか。

◇ けさはレモン・イエローのバラに、目が一層くぎ付けになりました。
  夏が過ぎ、バラのほとんどが過ぎ去り、遅れて来た三番花に心洗われました。
  花はめっきり少なくなっても、秋への橋渡しの色が毎日どこかで見られます。
  空も雲も日中の乾いた空気も、吹き渡る秋の風に主役が移ったお陰のようです。

             
                 □ パット・オースチン
           (Pat Austin S 1995 D.Austin England)

     
               □ ジャック・カルティエ
       (Jacques Cartier P 1868 Moreau-Robert France)

     
              □ イングリッシュ・ヘリテージ
         (English Heritage S 1984 D.Austin England)

     
                □ フォールスタッフ
           (Falstaff S 1999 D.Austin England)
         夏の間、葉っぱを全部落としてシュートのみ。
          ようやく復活して、新芽が動き出しました。

     
         □ エブリン(Evelyn S 1991 D.Austin England)
              こちらも相当気を揉みましたが、
             向かって右側、蕾が見えています。
                心配した分、一足先に、
            秋の返り咲きを見せてもらえるようです。

  
  (una poesia di oggi)

     身にちかく秋や来ぬらん見るまゝに 青葉の山も移ろひにけり

                          紫上  (源氏物語「若菜上」)

  
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風立ちぬ ~ こちらも趣味の文学と歌と ~

2009年09月07日 00時01分00秒 | 白露
                   □ エグランタイン
             (Eglantyne S 1994 D.Austin England)
              タイトルのイメージに合うかなあと…。

◇ 「風立ちぬ」 まず歌の方の思い出から…。
  1981年、デビュー2年目の松田聖子さんのヒット曲、最初聴いたとき、オヤッ!?
  ご贔屓でもなかったのですが、「青い珊瑚礁」などと比べて、曲想が一変。
  聴いていて、この歌手は本格的な上昇気流に乗ったのかも…そう感じてました。

     
                □ パット・オースチン
          (Pat Austin S 1995 D.Austin England)
        リビングの外に目をやると、こっちを向いてます。

◇ 5日土曜日付朝日新聞「be on Saturday」の連載「うたの旅人」はその「風立ちぬ」
  28年前に、ぼんやりと感じていたことに明快な回答を与えてくれました。
  「ただのアイドルではすぐに飽きられる」→「センスを磨いて」→「新たな魅力を」
  当然この新曲を転機とするように、いろんな「しかけ」がなされたわけです。

     
                □ ザ・ダーク・レディ
         (The Dark Lady S 1991 D.Austin England)
         デジカメでは、肝心な色が飛んでいるみたい。
                  秋色ですが…。

◇ 「風立ちぬ」のねらいは「文学少女的な、知的なイメージ」だったそうです。
  そのイメージに当時の私が反応したとは考えにくいのですが「おやっ!?」くらいは…。
  デビュー以来の「アップテンポの曲」→それが「ミディアム調」(白いパラソル)
  そして「バラード調」(風立ちぬ)へと、曲想が変化して行きました。
  私の「おやっ!?」とともに「普通のアイドル」から一気に脱皮していったのです。

           草の葉にくちづけて
           忘れたい 忘れない あなたの笑顔
           想い出に眼を伏せて
           夏から秋への不思議な旅です

                   (風立ちぬ 松本隆:作詞 大瀧詠一:作曲)
                 ※ 大瀧詠一さんはお気に入りのミュージシャン

     
                 □ マリア・カラス
         (Maria Callas HT 1965 Meilland France)
         今秋、シーズン終了後、お嫁に出す予定です。

◇ 文学の「風立ちぬ」の方は、申すまでもなく堀辰雄(1904-53)の代表作(1933)です。
  「風のように去ってゆく時の流れの裡に、人間の実態を捉えた」とは解説の冒頭。
  それよりも心に沁み渡った「何か」を自分なりに感じられたら、それでよしと。
  高校二年生のときに初めて買った「新潮文庫」の一冊、それ以来の愛読書です。

     
               □ クレア・オースチン
         (Claire Austin S 2007 D.Austin England)
        つるバラらしく、ヒョロッと伸びた先に無造作に。
 
             
       □ 「風立ちぬ いざ生きめやも」(ポール・ヴァレリー)
          昔買った文庫本とは、カバーの挿画が違います。

◇ まだ十代の私は、この小説の舞台になった軽井沢に漠然とした憧れを憶えました。
  軽井沢は若い頃一度訪れたきりで、いつでも行けるがいつでもでなくなって…。
  いずれ信州のイメージ・スポットを、ゆっくりじっくり巡りたいと思います。
  その軽井沢は「夏から秋への不思議な旅」 それこそお似合いかもしれません。

      
                 □ ドミニク・ロワゾー
          (Dominique Loiseau S 2003 Derbard France)
               夏剪定をやり残した部分です。

     (閑話休題)
 
             
          □ 一番安価なウォークマンを買いました。
            短期集中の語学用(公式発表!?)です。
            ただ、何だか訳もなくうれしくなって、
            ユーミン(荒井由実)の曲を真っ先に…。
            英語+αも、ちゃんとやります。

  
 

  
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Divertimento ~ディヴェルティメント~

2008年09月21日 20時40分25秒 | 白露
              □ チャールズ・レニー・マッキントッシュ
                (Charles Rennie Mackintosh/ER 1988)

◇ 西海岸育ちの私は、八月の月遅れのお盆の頃、遠い日のことを思い出す。
  町内会の盆踊りに「精霊流し」が年中行事。
  初盆の霊を、早岐瀬戸(はいきせと)という海に流して…。
  まだ小学校に上がる前の、そんな子供の頃。

     
          □ 午後、園芸店で求めた宿根草や多年草


◇ ついて行ったらダメと言われてたのに、精霊流しの人混みに流された。
  心細くて、もう半泣き状態…途中で追っかけてくれた父に見つけられた。
  その「心細さ」一人のときも、人ごみの中も、今もどちらも嫌いだ ~ 原体験。
  夕方前、園芸店に寄せ植えの苗を買いに走ったついでに、ジャスコでお買い物。

     
   □ 桔梗、甘木竜胆、ウィンターコスモス、クルクマ、宿根ロベリア…。
         ↑ 一か所だけ間違いがある(他の花がちょこんと)。


◇ 地下駐車場で、一人の男の子「すみません」しゃくりあげて、声にならず…。
  やっと言えた名前がKくん、小学3年生「心配しなくていいよ」手をつないだ。
  友達と自転車でやって来てゲームしてたら、はぐれてしまったらしい。
  自転車のありかもわからず、指には自転車の鍵、途方にくれたのだろう。

     
        □ セロシア、…、あとは忘れた、良きに計らえ。
          なぜか、急に寄せ植えをしたくなったもんで…。 
    

◇ 「電話番号、言える?」 こっくりうなずく 「5○○の○○○○」偉いぞ
  ジャスコの係りのお姉さんに引き継いで、オレンジジュースを「飲んでね
  お母さんと連絡が取れたことを確認して、私はそこをあとにした。
  モーツァルト「ディヴェルティメント第17番」メヌエット、車内で心地良かった。

     
        □ ラベルやタグがないと、何もわからぬ。 
          そうでございますよのうぉ、天璋院さまぁ。。。

             
            □ てな具合で、寄せ植えの予定も、
              日没につき、ポットのままの状態で、
              水遣りしてお仕舞い。
              その前に虫よけスプレー。
              方角を間違えて、自分の顔にシュー
  

            ☆ ディヴェルティメント=音楽では「喜遊曲」
              「楽しみ」のこと、ここでは「喜び」のニュアンス。
              なのに、また負け戦や
              珍しく、今日は2本も更新しちゃいました。


 
          
  
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彼岸の入り~天候激変の日曜日~

2008年09月21日 11時10分40秒 | 白露
   □ ヒガンバナ(ヒガンバナ科・ヒガンバナ属の耐寒性多年草(宿根草))
     昨日夕方に連れて帰って、朝になったらこんなに白く…なるわけない。

◇ もうすぐ昼と夜の長さが等しくなる「秋分」に近づく、寒冷前線急接近中、激風。
  「近づく」というとなぜか思い出す、ギリシアのある哲学者の屁理屈。。。
  曰く「A地点からB地点には永久に辿り着けない」
  すなわち「A地点とB地点の中間点A´を通らなければならない…」

     
        □ ジャングルの中から、紅一点
          L.D.ブレスウェイト(L.D.Braithwaite/ER 1988)
          望んだ光景からは、ずいぶん外れてしまった。
          昨年、アンジェリケさんだったか…。
          「大変なことになるよ」そのとおり、サボったツケ


◇ 「そのまた中間点を通り…そのまた中間点を…」(…と延々続く)
  「だから折節の足では、永遠にB地点には辿り着けない」(黙らっしゃい
  これでは大阪も東京もどこにも着かない、彼岸の牡丹餅すら買いに行けない。
  「無限級数の和の公式」さえ知ってたら、似非哲学(えせ-)を撃破できる…。

     
      □ 科学万能ではない…これは真理だけれど、
        私が理解できる範囲の数学は、非の打ちどころがない。

     
       □ フジバカマ(キク科・ヒヨドリバナ属の耐寒性多年草)
         ようやく開花しつつあるところ。
  

◇ 昨日、園芸店にバラの寄せ植え用(使用に足りたら良い)の鉢を買いに行った。
  火鉢のような鉢のついでに、来年からの秋彼岸に咲く花を1ポット買ってきた。
  当然、費用対効果をたちどころに計算して、1ポットで茎三本のものにした。
  どこに植えたものかと迷ったが、空いているところ、それしかない。

     
       □ ハーロウ・カー(Harlow Carr/ER/ 2004)
         また花をつけ始めた樹勢の強さ、寄せ植え候補。

     
        □ ザ・ダーク・レディ(The Dark Lady/ER 1991)
          春と初秋とでは、明暗と言えるほど極端な色の違い。
          今は明るく咲いているイングリッシュローズも、
          次の寄せ植え候補の一つ。


◇ 秋は私的には、つまり趣味の世界で、やることが多い季節である。
  たとえば、音楽の秋、美術の秋、読書の秋…地で行くことになる。
  音楽、美術は鑑賞だけ、自作自演は食欲の秋、購買意欲の秋。
  「感傷」つまり「心」の上に「秋」と書く「愁」の趣きとは、それは程遠い。

     
             □ アイスバーグ(Iceberg/FL)
               しべの黄色とのバランスは、
               やはり純白のバラのもの。


◇ 秋間近の太陽は、現在は乙女座とともに西の地平に沈み、明後日から天秤座。
  天秤座の東隣りの射手座、西の空低くその中では、木星が明るく光っている。
  ほかに肉眼で観察可能な惑星、水星・金星・火星・土星は今はまず見られない。
  これは案外珍しいこと…たまにはホルストの組曲「惑星」でも聴いてみようか。

    
         □ 太陽になれなかった「無念」の星が「木星」。
           朝顔が咲いて良かった…間に合った。

     
 □ ブーゲンビリア(オシロイバナ科・ブーゲンビリア属の非耐寒性低木)
     私の失敗で絶えて行く植物の多い中、数少ない復活の花。

     雨足が強くなってきた、朝は晴⇒現在雷雨
     連れ合いはそんな中、娘のとこに飛んで行ってる最中

 

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